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第83回:診断前に取得すべきアプリ情報一覧

Hello there, ('ω')ノ

✅ 事前に確認すべきアプリ情報一覧(診断準備チェックリスト)

項目カテゴリ チェック内容 補足
基本情報 アプリ名 / バージョン名 / バージョンコード どのビルドを診断するか明確に
APKファイル 入手方法とハッシュ値 複数バージョンが混在しないように
署名情報 開発 or リリース署名か? 再署名の可否・証明書の確認
プラットフォーム情報 対応Androidバージョン、対象端末機種 テスト端末の準備に必要
アプリ配布方法 Google Play / MDM / ローカル配布など APKの取得方法や制限に影響
テスト用アカウント 必要な認証情報の発行 ログイン制限や二要素認証があるか
利用中SDK 外部ライブラリ・SDKの一覧 脆弱性DBでCVE確認のために必要
サーバー構成 バックエンドAPIのURL・通信方式 通信傍受やBurp設定に必要
動作環境制約 VPN必須、Wi-Fi制限、MDM制御 など 通信解析ができるかを確認
ライセンスや倫理 診断許可・データ操作範囲 許可なく攻撃できないため明確化

✅ 取得の目的と重要性の解説

📦 APKファイル(バイナリ)

  • MobSFやAPKTool、jadxなど解析ツールの起点になる必須ファイル
  • 正しいバージョンであることを確認するため、SHA256やMD5のハッシュ値も控えておくと安全

🔑 テスト用アカウント

  • 認証が必要なアプリでは必須
  • ユーザーごとに機能が異なる場合は、複数ロールのアカウントがあると理想的

🌐 通信構成・サーバー情報

  • サブドメイン含めた通信先一覧(APIエンドポイントなど)があると、Burp Suiteの設定がスムーズ
  • HTTPSのみ/VPN経由限定などの特殊構成にも対応する準備が必要

📄 ライブラリ一覧

  • build.gradle から取得可能
  • CVE(Common Vulnerabilities and Exposures)チェックの対象となる情報源

📝 テンプレート例:診断前に記入してもらう情報シート(抜粋)

項目 内容
アプリ名 MyCompany HR App
APKバージョン v1.3.2 (code: 132)
配布方法 社内MDM(Intune)
テストアカウント test_user01 / Passw0rd!(人事部用)
通信先 api.hr.mycompany.internal(HTTPS)
使用ライブラリ例 Retrofit, OkHttp, Firebase SDK
開発言語 Kotlin(Nativeコードなし)
データ保存先 内部ストレージ / SQLite
テスト端末 Pixel 5 / Android 12
診断許可範囲 アプリ本体、通信、ストレージまで(サーバーは対象外)

👉 スプレッドシート形式で共有しておくと便利です。


✅ 注意点:診断を始めてから詰まることが多いパターン

問題 事前対策
通信できない(VPN経由など) 事前にVPN接続の手順とアカウントを入手
ログインできない テスト用ユーザーを用意してもらう
FridaやBurpがブロックされる MDMやセキュリティポリシーを確認
使用SDKが不明 build.gradle か MobSFで一覧を抽出

✅ まとめ

  • 診断をスムーズに進めるには、「事前に情報を集めておく」ことが最重要
  • テスト端末・APKファイル・アカウント・ネットワーク設定の4点は特に重要
  • チェックリスト形式の事前ヒアリングシートを使えば、ヒューマンエラーを防げる

Best regards, (^^ゞ




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