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第79回:チームで診断演習

Hello there, ('ω')ノ

✅ チーム診断の3つのメリット

メリット 内容
網羅性の向上 一人では見落とすような観点も、複数人の目で補える
専門性の活用 暗号・ネットワーク・リバースなど、それぞれの得意分野を活かせる
スピードの向上 分担すれば短期間で診断完了できる

✅ チーム診断の基本フロー(5ステップ)

  1. 診断対象の確認(どのAPKか、バージョン、リリース日など)
  2. 診断項目の洗い出し(静的解析、動的解析、ネットワークなど)
  3. 担当者を割り振る(得意分野・経験に応じて)
  4. 中間レビュー(進捗共有・観点の漏れ確認)
  5. 最終まとめ・改善提案

🧭 診断項目ごとの分担例

項目 担当者A 担当者B 担当者C
APKの静的解析 ✅ MobSF / APKTool使用
コードの脆弱性確認 ✅ JADX / Javaデコンパイル
通信内容の解析 ✅ Burp Suite / Frida使用
マニフェストの設定診断 ✅ Exported, Backup, Debuggable 等
アプリ間通信の診断 ✅ Intent / Broadcast調査
暗号化の適切性チェック ✅ ハードコード・鍵管理の確認

👉 必ず 「誰もやっていない項目が残らないようにする」のが重要!


✅ チーム内で共有すべきテンプレート

診断進捗シートの例(Googleスプレッドシートで管理可能)

項目 担当 状態 コメント
allowBackup 設定 山田 完了 true → false 推奨
API通信の認証 佐藤 作業中 Authorizationヘッダー未使用
ログ出力の調査 伊藤 未着手

使用ツールリストの共有

  • MobSF(静的解析)
  • jadx(逆コンパイル)
  • Burp Suite(通信傍受)
  • Frida(ランタイム操作)
  • ADB / APKTool(基本操作)

🧪 演習:模擬アプリを使ったチーム診断シナリオ

  • アプリ名:NotepadApp(社内向けメモアプリ)
  • チーム構成:3人
  • 制限時間:2日間
  • ゴール:「リリース判定を出せる診断レポートを完成させる」

進め方例:

  1. 初日午前:診断項目の整理と役割決め
  2. 初日午後〜2日目午前:各自の診断実施
  3. 2日目午後:全体レビューと改善提案まとめ

✅ 注意点とコツ

ポイント 内容
経験差を気にしすぎない 得意な領域を伸ばす・学び合える機会にする
結果の「確認し合い」が大事 一人の報告を別の人がレビューすることで精度UP
観点リストの共有 「ありがちな見落としポイント」リストを持っておくと便利

✅ チーム診断で身につく力

  • 診断の全体像を把握する力
  • 観点の違いから学ぶ実践的な診断スキル
  • 報告・改善提案のわかりやすい伝え方

✅ まとめ

  • チームでの診断は、効率性・網羅性・再現性のすべてに優れる
  • 分担するときは、「見落としが出ない分け方」が重要
  • メンバー間での知識共有やレビューが、組織全体のセキュリティ力向上につながる

Best regards, (^^ゞ




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