Hello there, ('ω')ノ
Web開発や既存サイトの調査をしていると、「JavaScriptを1ステップずつ実行したい」「次のブレークポイントまで進めたい」「途中の行まで一気に進めたい」「ソース内を検索したい」といったシーンはよくあります。 この記事では、ブラウザの開発者ツール(DevTools)を使った実践的なデバッグ手法を整理しました。
1. JavaScriptを1ステップずつ実行する方法
DevToolsの基本操作
DevToolsを開く
- Windows/Linux:
F12またはCtrl + Shift + I - Mac:
Cmd + Opt + I
- Windows/Linux:
「Sources」タブ(Chrome/Edge) または 「Debugger」タブ(Firefox) を開く
- 読み込まれているJSファイル一覧が見える
ブレークポイントを設定
- 行番号をクリックすると「●」が付き、そこで実行が止まる
ステップ実行の操作
- ▶ 再開 (Resume)
- ⏭ ステップオーバー(次の行へ)
- ⬇ ステップイン(関数内部に入る)
- ⬆ ステップアウト(関数から抜ける)
debugger; を使う方法
function test() { let x = 10; debugger; // ここで止まる let y = x + 5; console.log(y); } test();
コードに debugger; を仕込むと、その行で自動的に停止するので便利です。
2. 次のブレークポイントまで移動する方法
1ステップずつではなく「次のブレークポイントまで一気に進めたい」場合は、以下を使います。
- F8(Windows/Linux) または Cmd + \(Mac)
- もしくは DevTools上部の 「▶ Resume」ボタン
これで現在の位置から次のブレークポイントまで進み、再び停止します。
3. 任意の行まで一気にステップする方法
「ブレークポイントをわざわざ設定するまでもないが、この行まで進みたい」というときに便利です。
Continue to here(ここまで実行)
- ソースコードを表示している行番号を 右クリック
- 「Continue to here(ここまで実行)」 を選択
👉 すると、その行を一時的な停止ポイントとして一気に実行し、指定行で止まります。
一時的ブレークポイントを使う方法
- 任意の行に一時的にブレークポイント(●)を打ち、F8で再開
- 止まったらブレークポイントを外す
4. ソースコード内を検索する方法
デバッグ時には「特定の関数」や「変数」を素早く見つけたい場面も多いです。
ファイル名の検索
- Ctrl + P(Macは
Cmd + P) 👉 読み込まれているJSファイル一覧からファイルを検索して開ける
ソースコード内の検索
- Ctrl + F(Macは
Cmd + F) 👉 現在開いているファイル内でキーワードを検索
プロジェクト全体の検索
- Ctrl + Shift + F(Macは
Cmd + Opt + F) 👉 読み込まれているすべてのソースコードから検索可能 👉 minifyされている場合は「Pretty Print(ソース整形)」を使うと見やすい
まとめ
- 1ステップ実行 → ブレークポイント+ステップボタン/
debugger; - 次のブレークポイントまで進める →
F8または Resume - 任意の行まで進める → 「Continue to here」
- ソース検索 → ファイル検索(
Ctrl+P)、ファイル内検索(Ctrl+F)、全体検索(Ctrl+Shift+F)
DevToolsをうまく活用すれば、複雑なJavaScriptの動作も効率よく調査できます。
Best regards, (^^ゞ