最近はいろんな本を読んだり、映画を見たり、展示に行ったりしているが、感想を書くのが全然追いついてない。ちゃんと記したい気持ちがある一方で、どうにも気が向かない気持ちもある。この二つの相反する感情は両立しうる。というか相反する感情が両立する状態ってめちゃくちゃあると思っていて、誰にも理解されたくないという感情と、誰かに理解されたいという感情は良質しうるし、誰にも会いたくないという気持ちと寂しいという気持ちも両立しうる。人生はこんな感じで続いていくんだなと思った。
前述のように最近はいろんな展示を見ているのだけれど、これが結構危険だと思っている。自分の中で美術館に行く行為は「なんかいいことをしたような気分になる」ところがあって、展示を見たいというよりいい気分になりたいから美術館にいってるんじゃないかと自分を疑っている部分がある。インスタントな満足感を得ようとしているんじゃないかと…絵を見ると「絵を描きたい!」と思うのに結局書いてないし、感情と時間の使い方が間違っているんじゃという気持ちになる。
でも「すべてに意味や効果を見出そうとする」って結構危険で、一歩間違えば他人の趣味に「それって意味あるの?(例:山登って意味あるの?)」とクソコメントする人と似た思考になってしまうので気を付けたい。
自己嫌悪ともまた違う気持ちなんだよな〜なんだこれ。
最近見たことではないが、以前から感じていることを書く。
美術館に行くとたまに「男が女の尻や腰をずっと触っている」カップルがいるんですけど、あれはたから見ると本当に気持ち悪いからやめてほしい。他人が他人に性欲(のようなもの)を向けてる姿を見るのって本当に気持ち悪い。彼女側ももやめさせろよと思う。別に手を繋ぐ程度ならなんとも思わないんですが…本当にそういうのは家でやってくれ案件でしなかない。美術品を見に来たのに突然ネットのエロバナーが目の前にスライディングしてきたみたいな不快感がある。
美術館でなく、街中の行列とか遊園地でも見る。性欲の発露が公然と受け止められている状況が全く持って意味不明だ。ヤフー知恵袋を参照したら「単に触り心地がいいから触っているだけ」という意見もあったが、公衆の面前で他人のプライベートゾーンを触るのが本当に理解できない。
あと絵画を背景に何枚も自分の写真を撮ってる人。撮影OKの美術展で2〜3枚記念に撮るくらいなら何も思わないが何枚も取ってると邪魔だよと思う。自分が写りこんだら嫌だし…
それはそれとして、住民税決定通知書&6月分の給与明細を貰ったのだが、明細を見た瞬間「うわっ、私の手取り、多すぎ?!」になった。総支給額は先月と同じなので、つまり去年の医療費控除のおかげで住民税が安くなったのと、定額減税が始まったおかげなのだが、それにしてもこんなに住民税が減るとは思わなかった。逆に普段どれだけ税金に吸われてたんだ…俺の給料は…という感じもするが…。それにしてもうれしい。ロト6を買ってしまいそう。買ったことないけど。これで治療費約100万の歯列矯正はだいたい90万弱でできたことになる。うれしいね。いや、そもそも健康な歯並びで生まれていればこんなことにもならなかったのだが…。
健康診断が終わってからなんとなく外食のタガが外れてなんだんかんだでかなりお金を使ってしまった。意味がない…外食に関してなんでこんなにお金を使ってしまうかというと、子供の頃にめったに外食できなかった反動だと思う。とはいえ、最近は糖尿まっしぐらなラインナップで太るのもやむなしなチョイスばかりなのはいただけないのでやめたい。やっぱり健康的な時間に帰れる仕事に就きたいな…それかテレワークできる職場。健康が何より恋しいよ。外食を本当にやめたい。
ANGERME CONCERT 2024 SECRET SECRET 佐々木莉佳子 FINAL「愛情の世界へ、君もおいでよ」(6/19@横浜アリーナ)
莉佳子ちゃん、卒業おめでとう。卒業セレモニーの時、白いドレスで登場した瞬間「天使みたい」と思ったよ。天使みたいな莉佳子ちゃんがはらはら涙を流していて、「アンジュルム」じゃん!!と思った。
なんでこんなに、ファンに尽くしてくれて、愛情を届けてくれるんだろうと思ったけど、それは彼女自身が周囲の人から愛情を受けて成長したからに他ならない。莉佳子ちゃん、本当にありがとう。ひまわりでした。ソロ曲は「君だけじゃないさ...friends(ひまわりver.)」。あいあい、むろのことも思い出されて余計に泣けた。
莉佳子ちゃんのバキバキのソロダンスはオープニングだけで、あとは「アンジュルムの佐々木莉佳子」としてパフォーマンスしていて、それがかっこよかった。
セトリのベースはアンジュルム春ツアー「SECRET SECRET」のままだが、莉佳子ちゃんが「セトリ楽しみにしてて」と言っていた通り、トリオなどのコーナー曲が全てスマイレージ曲になっていた!!スマイレージメドレーは全曲莉佳子ちゃんが参加してて泣ける。りかみこの「自転車チリリン」は幸せなのに切なかった。歌わないメンバーは観客席から見届けていたのもよかったな! そのほか一部の曲も変更になり、全然起き上がれないSUNDAY、忘れてあげる、Uraha=Loverなどオタクが大好きな曲が追加されていた。ありがとう。
読んだ本
彬子女王『赤と青のガウン』
Voiceでのオックスフォード留学記連載をまとめた本。まず第一に、皇室のプリンセスが海外に留学に行くってなかなか難しいことなんだなぁと思った。宮内庁からはあまりいい顔をされなかったり、日本ー英国の移動は必ず側衛がついたり、移動の都度外交旅券の発行が必要だったり、一般人とは違う苦労があった。そして第二にめちゃくちゃ面白い! 世が世ならお城を抜け出して下町でお団子を食べちゃうような姫みたいな感じで、とはいえそこまでのおてんば感はないものの、ユーモラスな語り口でつづられる生活が本当に面白かった。
彬子女王の周りの友人や先生がたが素晴らしい人ばかりで、それは彬子女王自身が真面目でお優しく、気さくなお人柄だからこそだと思った。大英博物館で日本美術に関する調査をなさる姿は真剣そのもので、博士論文を書いているお姿はどの博士課程の人とも変わらない。英語話者ではない筆者がオックスフォードで取られた博士号は文字通り汗と涙の結晶だった。
章ごとのタイトルが四字熟語になっていて、知らない四字熟語がたくさんあり「さすが含蓄のある方だなぁ…」と思った。
観た展示
市谷の杜 本と活字館
市ヶ谷の大日本印刷(DNP)本社前にある資料館。意外なことにオープンは2020年と最近で、建物内には活字をストックしておく棚と活版印刷機がズラリと並び「銀河鉄道の夜でジョバンニがバイトしてたところ」のような室内。活字はインクで黒く光り、室内全体が重厚な雰囲気だった。活字のもととなる「作字」の工程から説明があり、秀英体のオリジナルがここに…!という感動でいっぱいになった。
2階には企画展の「発見!雑誌づくり工場(無線とじ編)」。工程ごとに実物が並べられているのが分かりやすい。オフセット印刷の版の作り方を理論では知ってたけど、具体的な仕組みまでは知らなかったのでそれを勉強できてよかった。自分の雑誌が印刷工場で印刷されている様子を見たことはあるが、やっぱり製本の過程は何度見ても感動する。
また、その横には活版印刷の体験コーナーや活版印刷の紙製品ショップがあった。体験コーナでは箔押しの体験や「テキン」と呼ばれる卓上タイプの小型の活版印刷機の体験ができる。実際に体験させてもらったが結構力がいるので大変たった。でも楽しい。
スタッフの方に話を聞くと、この資料館は旧市谷工場の「時計台」移築してきた建物で、中は所々改装しているとのこと。箔押しの方法なども詳しく教えて下さり、本当に勉強になった。
本が好きな方、字書きの方は行かれてみてはどうでしょうか??無料です。
www.youtube.com
莉佳子ちゃんの人生が幸せなものになりますように。