誰かが「普段読まないものを読んでみようと選んだ」と書いてた本。私も自ら手に取ることはなさそうと思って読んでみた。40~50代の学者や小説家の共著だけど、各々好き勝手書いてて、最後に無理やり利他に結びつけてたり、どこが利他なんやろう?というのもあった。要するに私には難しかった。
ただ、その中で「はじめに」も書いている伊藤亜紗さんの文章に気になる箇所があった。
「利他が他者を支配することにつながる」という内容で、具体的には障がい者や認知症患者が、全てを先回りにされる、助けてと言ってないのに助ける人が多くイライラする、「弁当を開けて割り箸を割って渡す」ようなできることまでされることが本人の自立を奪ってる。
これ、子どもも同じだ。
写真家でがん患者の幡野広志さんも、親が先回りして子どもに失敗させないことを「優しい虐待」「失敗する権利を奪ってる」と言っていて、読んだ当時とても納得し、私が前回「過保護をやめる」と書いたのもこういう考えがベースになってると思う。
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