
今回紹介するのはエイリアンファイアーチーム・エリート。
プレイステーション4・5、xbox one、xboxシリーズX、PCと
かなり多種多様な機種で発売されているが、
自分が買ったのはプレイステーション5版。
プレイヤーはファイアーチームの1員となって
2人のプレイヤーかCPUと3人1組のチームを組み、
共にゼノモーフやシンセティックといった敵たちに立ち向かうTPS。
タイトルで何となくわかるが、あの映画エイリアンの世界観をモチーフにしている。
時系列はエイリアン2から23年後にあたる2202年。
ゲーム的にはミッションをクリアすれば拠点にいる人の中でマーカーが付き、
その人と会話すれば新しいミッションへ行けるようになる。
それを繰り返して最終ミッションをクリアすることが目標。
もちろん一度クリアしたミッションを再プレイすることもできる。
難易度はカジュアル・スタンダード・インテンス・エクストリーム・インセイン
あるが同じミッションでも難易度を1つあげるだけで大変なことになる。
なお、インテンス以上の難易度はフレンドリーファイアがあるので
ロケットランチャーやグレネードランチャーのような爆発物を使う時は
慎重に扱うか、そもそも持ち込まないようにしよう。
プレイヤーはファイアーチームの1員であるが、
どのような役割を担うかはロードアウトによって自分でカスタマイズする。
グレネードは特殊武器ではなくロードアウトのアビリティなので注意。
例えばガンナーは味方全体の攻撃力を倍加させたり
敵に突き刺さる爆発物を投擲したりといった攻撃補助から直接的な爆発攻撃もある。
先ほどフレンドリーファイアがあるので爆発物を使う時は~と言ったが、
こういった攻撃アビリティで発生する爆発は
フレンドリーファイアが発生しないため、戦闘面で大きな優位性を持つ。
デモリッシャーは小型のロケット弾やナパームロケットを撃ち出したり、
ダメージはほとんどないが敵を大きく怯ませて隙を作り出す衝撃波を発生させる
特殊グレネードを使うものがある。
多対一で使うならボス戦では出番がないんじゃ・・・と思われるが、
実はこのゲームにボス戦は倒すことのできない ある1体以外存在しないので
活躍は十分可能だが地形との兼ね合いで取り回しが難しくなってくる。
テクニシャンは自動的に敵をサーチ・攻撃してくれるタレットを設置したり、
ターゲットに電気ショックを与えるデバイスを投げつけて足止めしたりする。
タレットは撃ちだすものを大口径の弾に変えたり火炎放射器に変えられるので
ミッションによってタレットに付けるものを選択し、
タレットが撃ち漏らした敵をプレイヤーが倒し、
かなり硬い敵には電気ショックで足止めして少しでもダメージを与えていく、
というタレットを上手く使った戦いが求められる。
ドクはドクターのこと、と書けばわかりやすいが
応急処置ステーションを使うことで周囲の味方の体力を回復、
銃の精度やスタミナの回復速度、移動速度を上げたりといった
やや小さくはあるが味方のアシストも可能。
このゲーム、体力回復は基本的に応急キットでしか出来ず、
しかも1人1つしか持てないので応急処置ステーションによる体力回復は重要。
だが、ステーションは小さな範囲でしかないし、
応急処置ステーションのスキルゲージは自身か味方が
応急キットを拾ったときに少し回復する程度なので、
ステーションに頼りすぎると いざという時に使えない、なんてことも。
ステーションの範囲が小さいのもあって、
ちゃんと味方が戦闘する場所に設置しないと全然回復できないこともある。
プレイヤーはこれらのロードアウトをミッションによって自由に切り替え、
アビリティを付け替え、アビリティや基本的なステータスに
補正をつけられるスキルを付け替えることで強化したり
プレイするミッションに特化した構成にしていくことで優位に進めていく。
ミッションカードを使うことでミッションを有利に進められるが、
逆にプレイヤー側にマイナス要素を与えることで獲得できる経験値やお金に
大きなボーナスを与えるものも。
ゲームプレイとしては基本的に1本道。
時には分かれ道のように見えるところもあるが、
目標までのガイドは出ているので迷うことはない。
なのでゲーム的には前進、敵が出てくるの全滅させる、先へ進むのを繰り返す。
点々とゲートが開くまでの時間、敵が次々やってくるので耐え忍ぶ、
特定の対象物を破壊するまで敵が無限湧き、みたいなのも存在。

小さいゼノモーフはザコとして、少し大きいゼノモーフは脅威となる存在。
小さくとも次から次へとやってくるし、壁や天井を伝ってくるので
ただ通路の狭い範囲で照準を左右に動かしていれば倒しきれる、
なんて甘い考えは通用しない。
カバーアクションやブラインドファイアがあるので
ただ突っ込んできて近づいてきたら殴るだけのザコには有利。
・・・だが、酸を飛ばしてくるやつもいればザコでも壁や天井どころか
マップの各所に存在する通風孔を通って横や後ろから襲い掛かってくるので
どうしても撃ち漏らしたり数の多さに通風孔に入った敵を見逃してしまう。
ここで敵の数の多さが恐ろしくなってくる。

しかもカバーアクションによる籠りを防ぐため、
一定時間ダメージゾーンとなる酸溜まりを投げつけてくるやつもいるので
こまめにポジションを移らないと じわじわ体力を削られてしまう。
大型の敵は味方1人を掴んでダメージを与えつつ拘束してくるため、
孤立して行動することは無謀。やられた味方は近寄って一定時間経過で起こせるが
最大で3人なのに1人でも削れることの危険性は言うに及ばず。
敵の数が多いのもあって、蘇生のタイミングを計ることが非常に困難。
そんなわけで、はっきり言って全体的に難易度が高め。
カジュアルでも勝手が掴めていないと普通に全滅してしまう。
1つ1つのミッションが やや長めなのもあって
体力の管理に早いうち慣れないとジリ貧に陥りやすい。
プレイヤーが手ごわい敵に戦術と
チームワークで立ち向かう構造だが、見逃せない欠点も多数存在する。
まず、触れたばかりだが根本的な難易度が高めなこと。
そのため、あまりTPSをプレイしたことない人が
軽い気持ちでプレイを始めても なかなかクリアできない、なんてことも。
その場合、1人でプレイを始めたらCPUと一緒にプレイできるが
このゲームのCPUは たまに変な動きをして地形に引っかかったりする。
2~3人の知り合いと遊ぼうとしても、なかなかクリアできなかったら
それはそれで空気があまり良くないことになってしまう。
TPSそのものの初心者でもなければカジュアルはクリアできる範囲だと思うが、
心配なら何度かロケハンをした上でチャレンジカードを使ってプレイしよう。
次の欠点は、あまりグラフィックのレベルが高くないこと。
プレイステーション5版でプレイしたが
プレイステーション4のゲームとしてみても やや中の下ぐらいかなと思う。
拘るところには拘っているので全体的に悪いわけではないものの、
海外のゲームメーカーは銃痕に拘りの多い作りをしているイメージだが、
このゲームは そう多くない数であるにも関わらず、
一定数の銃痕がつくと古いものから瞬間的に消えていく古い作りになっている。
そして1番の欠点は、ゲームプレイとして単調なこと。
武器はハクスラ的なものではあるが特殊効果の種類は僅かで使い勝手はそう違わず、
移動して敵を全滅させる、特定の場所では耐久の流れが完全に固定化され、
ステージギミックのようなものもなく、敵の種類も多くはないので味付けが薄く、
通信会話も状況説明ばかりなので
もう少し世界観を広げる会話を多くしてくれてもよかったかな。
アビリティもスキルでカスタマイズ出来るが、
使い勝手がちょっと変わるぐらいで やや物足りなさはある。

元々パソコン用のものをそのまま据え置きに入れたせいか
メニュー画面の項目が照準型のマウスカーソル的なものを動かして
1項目に合わせてボタンを押さなきゃいけない煩わしさもある。
COOP専用ゲームなのにコミュニケーションの手段が少なく、
野良で続行するかどうかの意思確認も取りにくく、
どうも かゆいところに手が届かないゲームという印象。
とはいえ、決してつまらないわけではない並みのTPS。
・・・だが、自分としてはせっかくエイリアンという題材を使っているので
並みより上のTPSとして遊びたかったかなーとは思う。
エイリアンの世界観で協力型TPSを遊びたい人、
もしくは一緒に遊んでくれるフレンドが居る環境ならアリかな。