
今回はアーケードアーカイブスの出世大相撲の紹介。
自分が遊んだのはニンテンドースイッチ版だが、
プレイステーション4やxbox oneでも配信中。

メーカーは くにおくんやダブルドラゴンで有名なテクノスジャパン。
大相撲を題材としたゲームなので横綱を目指す。
四股名や実力差を表現した当時としては画期的な相撲ゲー。
プレイヤーの力士も四股名を付けられる。

しかし、名前をつけられる時間が非常に少なく、
赤の軍配団扇カーソルで隠している文字を選択するという
イマイチ直観的ではない上、2テンポほど遅く動くカーソルなので
初プレイ時は狙った名前をつけるのは至難の業。


まず、このゲームに対する印象としては演出が丁寧な点だろう。
クレジット投入時の妙に高い声の「ごっつあんです」を皮切りに
「待ったなし!」のボイスが流れたり、行司や勝負審判も居るし、
塩撒きや仕切りなど細かな仕草が作られている。

移動は左右のみ。他に使うのは2ボタンのみ。
1つは気合ボタン、もう1つは技とゲージ貯めに使う。
組み合うとゲージが表示されるが、
こちらから敵と組み合ったか、敵に組まれたかで変化。

根性は攻撃、辛抱は防御。ゲージは連打で溜めるが、
根性が溜まり切ると相手を前へ押し込む。
そのまま押し込み続ければ寄り切りで勝利となる。
辛抱ゲージが溜まり切ると組み合いを解いて五分五分の状態へ戻る。
一定時間内に辛抱ゲージを溜め切らないと技をかけられてしまう。
なお、ボタン連打が大事なゲームだが
ボタンコンフィグに押しっぱなしによる連打設定というイカサマは存在しない。
男なら拳ひとつで連打せんかい!

相手を前へ押し込み続ければ寄り切りで勝てるとはいったが、
相撲には技が存在するように、このゲームでも様々な技を繰り出せる。
すかしや はたきで組み合おうとする相手の行動を利用して
こちらを有利に動かしたり、突っ張りや張り手で相手を押しながら前進。

根性ゲージが溜まった時にスティックと技ボタンの組み合わせで
寄り切りを狙わなくとも投げ技を繰り出せる。

なお、寄り切りで勝たずに直前で組み合いを解除していれば
ゲーム内の制限時間もないので永遠にプレイできてしまいそうではあるが、
一定時間を超えると相手の力士の体が真っ赤になって
異常なほどパワーアップするため、それが実質的な制限時間となっている。

なお、アーケードアーカイブスはアーケードそのままの移植だが、
実は修正されている場所が存在する。
まず1つは、5人目に戦う力士。四股名は変わっていないが、
アーケード版は『えつこのへや』ではなく『てつこのへや』だった。

そしてアーケード版で最後に戦うのは暴行事件のあった
時津風部屋の ふたば山。部屋名も力士の名前も実名。
これまで戦うのはあくまでも実在の力士をモデルにしたものだが、
最後の最後に実名を持ってくるとは・・・しかも、よりにもよって・・・!
だが安心してほしい。てつこのへやを修正しているぐらいなので、
ハムスターが そこをチェックしないわけがない。
おきつかぜへやの ふたま山へと名前を改変しているので
架空の相撲部屋と架空力士です!実在力士はいません・・・!

対戦モードは無いしゲーム的な駆け引きもない連打ゲーではあるし、
7人目の力士から張り手を反応よく決めてくることが多いので
下手にペースを奪われると あっさり突き出しで負けてしまうが、
1984年に出た相撲ゲーの演出を満喫するものと割り切って遊ぶならいいかな。
雰囲気と演出の作りは それほど凝っている。
とはいえ、気合マークによる戦いの駆け引きもあって
決して悪いゲームではないが万人に薦められる内容ではないので、
ストアのゲーム紹介文とスクリーンショットを見て
ピンと来た人なら・・・って感じかな。