今日は国民審査のお話です
国民審査(最高裁判所裁判官国民審査)とは、最高裁の裁判官が職責にふさわしいかどうかを国民が投票で判断する制度です。
もう一つの国民審査
2026年1月23日、高市首相が衆院を解散し、2月8日に衆院議員選挙の投開票が実施されました。

結果は、ボクが1月30日時点で予想した通り、中道改革連合の無惨な歴史的大敗となりました。
▼ボクが予想した中革連の選挙結果は以下のリンクよりどうぞ
外道が野合した中道改革連合の大半の候補者たちは国民審査によって衆議院議員を解任されたのです。
そしてその投票日と同じ日に…
裁判官の国民審査
2月8日の衆議院議員総選挙の投票場では、最高裁判所裁判官の国民審査も同時に実施されました。
裁判官の名前が書かれた投票用紙に有権者が辞めさせたい裁判官に✖️を書き投票するものです。

✖️の票が有効投票の過半数に達すれば、その裁判官は憲法に基づいて辞めさせられます。
でも、有権者は何を根拠に「裁判官に✖️を付するか否か」を判断するのだろうか?
裁判官の人品なんて知らないよ
大方の有権者は、投票用紙に書かれた裁判官の仕事っぷりなんて知る由もありません。
でも,有権者の心理としては、折角寒い中を投票場に来たのに国民審査に対し白票(実際は全裁判官に対する信任票)を投ずるのはなんとなく未練が残ります。
そして、「誰か一人に✖️を付して投票しよう!」となりかねません。
誰に✖️を付けようか⁈
審査される裁判官の職務状態が不明な状況での判断材料は、「裁判官の氏名」から抱く心象くらいでしょう。
具体的に記します。
マイナスのイメージを持たれ、✖️を付けられかねない氏名を二つ考えてみました。
①毒島 乱(ぶつじま らん)
「毒」→ ネガティブ
「乱」→ 不安定さ
が想起されます。
② 鬼塚 剛(おにづか つよし) 「鬼」、「剛」→ 強さ・硬さ
が連想され、威圧的な印象です。
上記二つの氏名は強いインパクトはあるものの、「冷静で誠実、かつ人間理解のあるバランス型の人」という裁判官に求められる人物像とは対極のイメージです。
このハンデを解消するには改名するしかないです。
しからば、どのような氏名に変えれば良いでしょうか?
これも二つの例を引いてみます。
① 天野 誠(あまの まこと)
「天」→ 明るさ・広がり
「誠」→ 誠実・信
② 結城 恒一(ゆうき こういち)
「結」→ つながり・協調
「恒」→ 安定・継続
どちらの氏名もプラスのイメージを創出させます。
でも実際に改名するには、改名の正当な事由と家庭裁判所での手続きが必要です。
氏名の変更は実質的には不可能な対処法であり、親を恨むしかないですね。
でも,氏名の心象が「✖️を付けるか否か」の判断材料になるかと問われれば、そこまでの影響はないと言えるでしょう。
それでは、「どの裁判官に✖️を付加するか」という判断に影響を与える何らかの要因はないのだろうか?
実は意外な要因が審査に影響しているのです。そして統計的にも証明されているのです。
端っこ不利説
有権者が投票用紙を手にした際、端から目に入るため、批判的な感情を持つ有権者は一番端の裁判官に反射的に✖️を書きやすいという心理的側面が指摘されています。
最初に目に入る裁判官の氏名に「とりあえずに✖️をつける」といった行動が一定数(数%)存在することが確認されています。
公平性を保つ⁈
現在は,不公平を減らすために、くじ引きによって順番が決めららているとのこと。
《審査の告示前に、中央選挙管理委員会が「くじ」を引いて掲載順序を決めています。誰が端になるかは運次第というわけです。「くじ」という法的プロセスを経ることで公平性を担保しています》 とされています。
でも、依然として端の裁判官の不利は解消されていないのでは!
「くじ」を導入することで誰からも文句は出ないようにしただけで公平性は担保されていません。
これってロシアンルーレットと同じじゃない!
よろしい、ボクが解決策を示します!
丸く収める🤗
「端っこ不利説」は投票用紙の端っこの存在に起因するものです。

よって投票用紙を改良すれば容易に解消される不具合です。改良方法は…
投票用紙を円形にしましょう🤗

結論
実際のところ、有権者の過半数に✖️を付けられる裁判官なんていないでしょう。調べてみると、国民審査で裁判官が罷免されたことはこれまで一度もありませんでした。
裁判官の国民審査なんて、「国の政治のあり方を最終的に決定する権力(主権)が国民にある」という、民主主義の基本原則を示す儀式なのでしょう。