※本稿は2024年5月3日に投稿した『大根の栽培に挑戦!(前編)』(この記事の最後にリンクあり)の後編になります。
大根栽培は大遺恨⁈
大根は、アブラナ科ダイコン属の越年草で、野菜として広く栽培されています。 最適な栽培環境は、発芽地温25℃前後、生育適温20℃前後です。
ってことは、四国ならば春に種を蒔けば初夏には収穫できそうです!
そこで今春、四国に帰省した時、実家の庭に大根の種を蒔きました。
数ヶ月後の初夏に再度実家を訪れてみると…

結果を公表する前に、これまでの「大根栽培の挑戦」を振り返ってみます。
種蒔きから収穫まで
①3月4日〜大根の種を蒔く
55円で購入した大根の種子を実家の南側の土地に蒔きました。
②4月30日〜播種から57日
無事発芽、約10cmの高さになりました。
③6月18日〜播種から106日

収穫を楽しみにして四国を再訪したのですが…
4月30日の時と比較して大きな成長はみられません。
大根は種まきから収穫まで2〜3ヶ月なので、これ以上の成長は望めません。
土中の根はどうなっているのだろう?
栽培の成果
大根の主たる食用部分である「根」を掘り起こしてみました。
根の部分の重量は約10グラム。このような根らしきものが10本ほど得られただけです。
目標とした根の部分の収穫量は、スーパーで購入するよりも有利になるなる251グラム以上。
※なぜ251グラムなのかは、本稿の最後に貼ってあるリンクから前編を参照してください。
スーパーで販売されている大根
自家栽培の収穫高は、100グラム(10グラム x 10本)でした。
しかも、この100グラムは食品として実用的なものではありません。
大根栽培の成果は皆無というのが結論です。
何が足りなかったかを検証してみます。
大きい根性が欠如していた⁈
何故、大根が成長せず収穫できなかったのだろう?
そこで、大根の栽培方法を調べ、 不首尾の原因を抽出してみました。
結果、大根栽培過程での必要な手入れを怠っていたことが判明しました。
その手入れとは…
畑の準備→種まき→間引き→追肥→中耕→病虫駆除→収穫
種を蒔いただけでは収穫できないのですね。
必要な手入れの一部を図解すると…
こんな面倒なことやってられるか!
お大根のお代来ん〜コスパ最悪
今回の大根自家栽培は失敗に終わりました。
だけど、栽培時の幾多の作業(手入れ)の代償としてりっぱな大根を手に入れるという所作は間尺に合わないように思います。
定量的に説明します。
251グラムという収穫目標(=損益分岐点)を達成するための労働コストを調べてみます。
栽培期間を50日として計算してみました。
結果、 明細は割愛しますが、栽培労働時間は少なくとも3時間20分を要します。
2023年度の東京都の最低賃金1113円/時間で計算して3710円の労務費を投資しなければなりません。四国の愛媛県(同897円)でも2990円となります。
種子代金、栽培のための資材などの費用を無視しても労務費だけで大幅な赤字です。
つまり、結論は…
家庭菜園に興味がないなら、
大根はお店で買いましょう!
▼前編のリンク。以下の青字をクリック。
大根の栽培に挑戦! 〜最強の大根おろしを求めて… - こに〜 の ざれごと