こんにちは、シーラカンスです。
ある日急に「あ、キャッシュレスを進めよう」と閃き、色々やってみましたのでお伝えします。思い立ったら即実行です。
仕事柄「完全キャッシュレス生活」は不可能ですが・・・。
「シーラカンス個人としてのキャッシュレス化」はきっと出来るはず。
やってみる価値はあると思い立ちました。

■「仕事用の現金」はどうしても必要です
私はタクシー運転手という仕事柄、「釣り銭準備金」としてある程度の現金を持って営業しています。運転手によって金額は様々ですが、私の場合は、
・5000円札×2枚=10000円
・1000円札×10枚=10000円(予備)
・1000円札×5枚=5000円

・500円玉×5枚=2500円
・100円玉×20枚=2000円
・50円玉×10枚=500円
・10円玉×20枚=200円

合計で30200円前後を準備しています。
運転手によっては「いちいち1万円札を受け取ったときに崩す時間が勿体ない」と、千円札だけで5~6万円分用意している人もいます。この辺りはその人の考え方が出ますね。
(たまに「1万円札で払われると釣り銭ないよ」という運転手がいて問題になりますが、ほとんどの運転手はお釣りを必要十分に用意して営業しています。安心してタクシーに乗っていただきたいですね)
私の場合は「そんなに焦らなくても、コンビニでコーヒーでも買って崩せばいいじゃん」と考えますから紙幣は少なめです。タクシー強盗に遭ってしまった時の被害を抑えたいという狙いもあります。
ところで、あまり知られていませんが・・・。
「釣り銭準備金」は、タクシー運転手が自腹で用意しています。
会社から支給されるものではなく、入社後、独り立ちする時に自分で揃えます。(初めてタクシー会社に入った人はこのことに衝撃を受けます)
私が住む街(地方都市)でタクシーを営業する場合、3万円くらいあればとりあえず大丈夫です。最近ではキャッシュレスもありますから、昔ほどは現金を用意しなくて良くなりつつあります。
体感ですが、夜勤の場合だと半分くらいがキャッシュレスかな? という印象です。

QR決済(だいたいpaypay)、クレジット、タクシーチケットの順に多いです。
1万円を受け取ったときは、釣り銭を作るため、コンビニで少額の買い物をすることがあります(おにぎりとかコーヒーとか)。
その分準備金が減っていくため、たまに現金を補充しています。釣り銭準備金は大体3万円くらいを保っている感じです。
■「仕事のお金」と「個人のお金」は分けたいですよね
1日の営業が終わると、会社に売り上げを納めます。
「納金機」というATMのような機械にお金を入れ、日報に印字します。

基本的に売り上げ分を入れるだけなので、手持ちの釣り銭の合計額はプラマイゼロとなります。
ただ、一部の運転手は「自分の買い物」と「仕事用のお金」を同じ財布にしている、あるいは境目が曖昧な人もいます。
確かに、会社に正確に売上金を納めれば何も問題はないわけですが、私個人としては信じられない・・・。
「1万円札を崩すための少額の買い物」はするとしても補充はしますし、「仕事のお金(売上金+釣り銭準備金)」と「個人のお金(個人的な買い物)」は、なるべく分けたいと私・シーラカンスは考えます。
また、毎日の「釣り銭準備金」がおおよそでも一定に保っておけば、納金間違い(過不足があると経理部からお叱りが来ます)に気づきやすくなります。
「あれ? なんか現金多く(少なく)ない?」と。
ところで、私の場合「釣り銭準備金」について「自分のお金」という感覚は薄く、「仕事上必要な資材」「会社のお金」くらいに思っています。
個人的な買い物に流用し、困るのは自分自身です。混同はしたくありません。
そのため、「個人としてのお金」はキャッシュレス、「釣り銭準備金」は現金・・・と分離したいのです。「物理的に存在しないなら混ざりようがない」という考えです。
■いまだに「指をペロッ」とする人いるんです・・・
ところで、タクシーで営業していると、紙幣を触ることが何回もあります。
その時に一部の方ですが、「指をペロッ」としてお札を出す方、一定数いらっしゃるんですよね・・・。

こちらは仕事ですから顔には出しませんが、「うわ、触りたくない!!」と思ってしまいます。そうした場面に遭遇した場合は少しお札をそのまま乾かし、ペロッとしていなさそうな部分を持って札入れに納めます。ああ、今すぐ手を洗いたい・・・。
この仕事をするまで、「現金は不衛生」ということを意識していませんでした。
■もともと財布は小さくしたい派です
私は元々、身軽に外出したいという感覚が強く、どんどん財布が小さくなっていきました。
以前は「アブラサス」社の「小さい財布」(そういう商品名です)を使っていましたが、仕事中は常に小銭を大量に持っているため「小銭入れ部分、要らなくない?」(必要ならそちらから出すし)と考えて別の財布に変えました。
coelacanth-foundation.hatenablog.jp
今は「ムネカワ」という国産ブランドの革製カードケースをメインの財布として使っています。蓋が付いているため、紙幣やバンソーコー、名刺や鍵など、ちょっとしたものを入れることも出来ます。

タクシー運転手の仕事は「スマホ・釣り銭・免許証」の3つさえあれば行って帰ってこれますので、財布は小さくても何の問題もありません。
今は財布の中に、
・1000円札3枚
・図書館利用者カード(突然図書館に行きたくなる時があります)
・免許証(一番大事)
だけを入れています。ワイシャツのポケットに入るほど小さく、非常に身軽です。
■「給料日のルーティン」の無駄に気付いた
今回、キャッシュレス化を進めようと思った一番の理由はこれです。
・「給料日に信用金庫のめっちゃ混むATMに行きたくない」。
・「あの信用金庫、本当は大嫌い」。
最近の私の給料日のルーティンは、
・地元信金のATMで給料をほぼ全額下ろす(コンビニATMより手数料が安い)
・多額の現金を持ったまま夜勤で営業する(怖い)
・家に帰って振り分けする、現金は自宅保管
・株を買うお金は住信SBI銀行のキャッシュカードで入金しに行く
・自分の買い物用に「dカードプリペイド」を使うので、セブンATMでチャージする
・足りなくなったらそのたびに現金をATMでチャージする
・・・というもので、「あれ? これってすごい無駄なことしてないか?」と思い至りました。
キャッシュレス派から見れば「馬鹿なやつ」だと思います。私自身そう思います。
・信用金庫に行くのが無駄
・物理カードである必要もない
・dポイントを集める理由もない(私の生活圏では微妙に使いにくい)
・いちいち現金を家に保管し、いちいちチャージを手動でやる意味
・プリペイドカードにicチップがなく磁気テープのみ(不便・危険)
・iDとしても使えるがQUICPayのみ対応の店では使えない
・そもそも給料受け取りが信用金庫である理由もない
・・・なんで気が付かなかったんだろう。
■メインバンクを(疑似的に)変えました
まず取り組んだのは「給料受け取り口座を住信SBI銀行に変更すること」。
私はSBI証券で米国株を買い、住信SBI銀行でその代金を入金しているからです。
ただこれは経理部から「地銀、労金、信金2行、この4択だけしかできません」と拒否されてしまったため断念しました。わざわざ社内で戦う理由もありません。
この問題は「信金口座からネットバンキングで住信SBIに移動する」ことで解決しました。会社に頼んでダメならば、自分で実現すればいいだけのことです。
実験として1000円だけ送金してみましたが、夜に手続きしたら次の朝には入金されていました。手数料は165円かかりますが、
・「住信SBI銀行から現金を下ろす」手数料が無料
・手数料はいつでも無料(回数制限あり)だから深夜でも使えて混まない
・「アプリでATM」機能が使える(スマホがあればカードなしでお金を出し入れ可能)
・キャッシュカードを持ち歩かずに済む
・株の代金は口座間の移動で瞬時に可能
とメリットがありますので、やる価値はあると思いました。
あと個人的に、今使っている信用金庫、大嫌いなんですよね。
運送会社時代に、この信用金庫関係の仕事をしたのですが・・・。
銀行員が横柄でびっくりしました。たかが田舎の信用金庫のくせに何を偉そうに。
絶対にこの信用金庫からだけは借金をしたくないと強く決意しました。
coelacanth-foundation.hatenablog.jp
■プリペイドカードからpaypayに変えました
今まではdプリペイドカードを使っていましたが、冷静に考えると、このカードは非常に使いにくいものでした。

・icチップが無いから使える店が限られる
・磁気スラッシュ部分を塞いでいる店が意外と多い(セキュリティ?)
・iD払いとしても使えるけどQUICPayのみの店では使えない
・残高がメールか公式ホームページからしか分からない
・財布からいちいち出して磁気スラッシュするのが面倒
・「え、タッチでもいけますよ?」を断る手間(できないんだってば)
・「ここに挿し込んでください」を断る手間(だからできないんだってば)
・dポイントの還元率が低い(0.5%)・・・paypayも同じだし固執する理由は無い
・単純に汎用性が低い
・ガソリンの支払いに使えない(プリペイドカードは基本的に全部ダメ)
いろいろな問題はありますが、一番困るのは「汎用性が低い」こと。
私・シーラカンスはクレジットカードが作れません。
任意整理をしたのと、それに伴って信用情報が「スーパーホワイト」(過去5年の信用データが全く無くて与信できない)であるからです。また私自身が「後払いへの恐れ」を未だに持っているからです。
coelacanth-foundation.hatenablog.jp
給料も歩合制ですから、「来月の給料がいくらか」も分からない状況で「カードの引き落とし」という借金を負うリスクは負いたくない、というのもあります。
そのため私は「クレジットカードの代わりになるもの」を探していました。
私の場合、それがpaypayでした。
・仕事中、1日に何度も「paypayで払います」と言われるから普及率の高さを感じる
・QR決済の中では最も使える店舗が多い(汎用性が高い)
・住信SBI銀行と紐づければチャージも楽(ATMに行かなくて済む)
・コスモ石油とJAであればガソリンにも使える
・(※金額指定なら7000円、満タンだと15000円以上の残高が必要なのは注意)
・ポイント還元率がdプリペイドと同じ(還元率を気にせず乗り換えできる)
・Amazonでも使える(今までギフトカードで手動で入れていました)
・財布にカードを入れなくて良くなる
・財布には紙幣と免許証くらいしかないから磁気を気にせずに良くなる
・送金も可能
・現金を触らずに済んで衛生的
・出し入れ全ての記録が残るから「ざっくりした家計簿」として役に立つ
■「お金周りの近代化・シンプル化」ができました
この一連の流れを見ていた家族からは「周回遅れだねぇ」と笑われましたが、今更ながらにお金周りを整えることができて嬉しく思います。
家族はかなりのキャッシュレス派で、
・「メインバンクとQR決済の紐づけ」
・「可能な限りキャッシュレス決済」
・「給料はいちいち下ろしに行かない」
と、私のはるか先を進んでいます。
「自分のすぐ近くにキャッシュレスの達人がいたのか」と改めて気づきました。そういえばスーパーでの買い物の時、
「paypayにエサをやる(=チャージする)から待ってて」
とよく言っています。必要な分だけ入れるのは「使いすぎないための知恵」なのかもしれませんね。
次の給料日から私は、
・信用金庫から住信sbi銀行にネットバンキングで送金
・現金で必要な「家族に渡す生活費」「病院代」「釣り銭の補充分」だけはATMで手数料無料で下ろしてくる
・株の購入代金はネット上で送金
・残りはそのままにしておき、必要な分だけpaypayにチャージする
・なるべくpaypayだけで決済する。現金を発生させない
という流れになりそうです。「現金を下ろす」以外は全てスマホ上で完結できるようになります。今更ながら、やって良かったと思います。
お金周りがシンプルになり、最高です。