こんにちは、シーラカンスです。
先日、ドル円が急に円高方向に振れたようです。($1=¥146→¥138)
いきなりの変動に、びっくりした人も多いかもしれません。私自身、一瞬「マジで!?」と思いました。
私の場合、1ドルが1円円高に振れると、総資産が約4700円動きます。
今回の場合、約8円振れたので、約38000円動いたことになります。
■円高はチャンスかもしれない
ただ、私はあまり、気にしていません。
所詮は「円建てで見たらそうだね」というだけのことですから。
私の保有銘柄たちには、何も問題は起きていないのです。通常通りです。
ドタバタしたところで、出来ることなど何もありません。
円高になってくれたほうが、より多くのドルを手に入れられます。
給料は急には増やせません。
節約も、出来ることは既にすべてやっています。
株を買えるのは、月に一回だけです。
毎月に用意できる投資資金はそんなに増やせないものです。
そんな時に円高になれば、同じ資金でより多くの米ドルが手に入るのですから、私としては嬉しいです。
保有資産が目減りしてしまうことを気にする人もいるのでしょうが・・・。
でも、その資産、すぐに売却する予定があるのでしょうか?
売るつもりがないなら、円建てでの目減りを気にする必要はないと思います。
「ドル建てでの総資産、配当金、そして株数だけ注目していればいい」
「円にしないのだから、為替損益など関係ない(ドルで再投資する)」
そこに、米国株長期投資の魅力があります。
これほど、精神安定に効果のある投資法があるでしょうか?
■選択肢はどのみち「買う」しかありません
円建てでの資産の目減りが気になるなら、円高に振れた今のうちにドルに両替し、株を買い増せば問題ありません。(日本円で見て)米国株が少し安く買えるのですから、損益分岐点が少し下がります。少なくとも、自分自身の気が晴れるなら、そうするといいでしょう。
私は給料日がまだ先ですから、出来ることは何もありません。静観するのみです。
また「そもそも論」ではありますが、
「これから何年も何十年も米国株を買い続けよう」
と志した人が、少々の円高や円安に動じているようではいけません。
今後、1ドルが80円まで行くかもしれません。50円かもしれません。
今後、1ドルが200円まで振れるかもしれません。
あるいは、1ドル360円の固定相場に戻るかもしれません。
もしかしたら、日本円が廃止され、米ドルが流通しているかもしれません。
それか、中国に併合され、人民元を使うことになるか・・・・・・?
そんなこと、誰にもわかりません。私も分かりません。
それでも、投資するに足る企業が米国にあるならば、米ドルを買い続け、米国株を買い続けるしか方法がないのです。
空からドル札は降ってこないのです。自分で地道に買うしかないのです。
少なくとも、私はそう思います。
それが最善の方法だと信じています。
何十年も投資をしていれば、平均取得単価は極端に高くも安くもない、ほどほどの価格になっていきます。
何も心配ありません。
■「必要」だから、買う・・・為替の入る余地はない
基本的に、個人投資家が「円安だから」とか「円高だから」と投資戦略をコロコロ変えようとしても、そうそううまくいくものではありません。
もし「私はうまくやれる」と思う人がいるなら、今すぐ証券会社に転職すべきです。類稀なる才能だからです。ぜひともその技能を仕事に生かし、高給をもらったほうが良いでしょう。
ただ私は、そんな才能がないことを自覚していますから、淡々と保有銘柄の株数を増やしていくのみです。
食品会社、飲料メーカー、製薬会社、タバコ会社・・・。そうそう潰れることはないでしょう。
「欲しい株がある」→「ドルを買う」→「そのドルで株を買う」
このシンプルな手順は、変えようがないのです。これが私のやり方です。
「欲しい株」というのは、自分の資産形成に「必要な」株(=優良企業の株)と言い換えてもいいかもしれません。
「必要なもの」といった時、あなたは何を思い浮かべるでしょう?
例えば、お米、調味料、布団、トイレットペーパー、ガソリン、豚小間肉、キャベツ、歯磨き粉、石鹸・・・・・・。
これらのものを「円高・円安だから控えよう」とか、「不況だから買うのやめよう」と考えるでしょうか?
考えませんよね。だって「必要」だから。
体を洗わなくてはいけません。ガソリンがないとマイカーが動きません。トイレットペーパーがないとお尻が拭けません。歯磨きだって毎日しないと大変です。
それらの購入には「1ドルいくら」など、関係ないはずです。
「必要だから、買う」
そう、シンプルに考えて良いと思っています。
優良企業の株を買っている限り、株が紙くずになるなどの大失敗はないと思います。
また、「必要なものを作っている会社」を選んで投資すると、不況下でもみんな買ってくれますから、売り上げが立ちます。
配当も出て、株価もそれほど落ちません。この点も安心材料ですね。それこそ、コカ・コーラとかP&Gとか、安定していていいと思います。
■株数を「育てる」・・・買うのをやめない
「米国株長期投資」では、売買益ではなく、毎年の配当金が欲しいために投資します。配当金は「株数×配当金」というシンプルかつ絶対的な式で計算されます。これは世界共通で、
・「物価の安い国の株主さんは配当半分でいいよね」
・「この株主、役員の息子か・・・2倍払ってあげよう」
などということはありません。
「株数」だけがモノを言う、平等な世界です。
そのため、長期投資家は「株数を増やし続ける」ことが最大の目標となります。株数を増やすためには「暴落時に買い漁る」という方法がありますが、一般の人にはなかなかできません。
あの「ウォーレンバフェット」氏はこの「暴落したら買う」を徹底したことで投資の神様とまで言われるようになりましたが、逆に言えば、
「普通の人には出来ない」
ことを成し遂げて成功したから、有名になっているのです。
レアなことだから、注目されるのです。
つまり、再現性が低いのです。
お金があったとしても、心理的に実行は辛いのです。
バフェット氏は投資手腕だけでなく、人並み外れた胆力で成功したのです。
そのため私は、再現性の高い「毎月買い続ける」という戦略を取っています。
高かろうが、安かろうが、とにかく買い続ける。
万一精神的に買えなくなってしまっても、保有だけは続け、売却に逃げない。
とにかく株数をコツコツ増やすことを意識しています。
私は、30年先、50年先を見ています。死ぬまで「投資家」でありたいのです。
それほどの長期間の投資となると、一時の円高や円安、暴落など、どうでもいいことに思えてきます。ただのノイズでしょう。
たとえ暴落しようとも、株を買ったそばから損失を拡大し続けたとしても・・・。
それでも「株数を増やす」ことを願うなら、立ち止まっている暇など無いのです。
毎月買うしかないのです。
そんな地獄絵図の中であっても平然としていたいから、今のうちからコツコツ株を買って、日々の変動に慣れているのです。
チャンスを掴むために、準備しているのです。
■大損したって、「資産がない」よりはマシです
私は、株の損失をそれほど恐れません。
「株価は上下する」とあらかじめ知っているからです。
また、あえてETFではなくすべて個別株に投資することで、利益も責任もすべて自分一人で負っています。そのため、手堅い銘柄ばかり選んで投資しています。
もし仮に株価が下がりっぱなしで損失が出たとしても、それは自分が見る目がなかったということです。諦めは付きます。「投資は自己責任」ですから。
分散も意識し、16社に投資しています。仮に1社がつぶれたとしても、残りの15社でカバーできるでしょう。
株で遊ぶつもりはありません。
そもそも原資は私の給料、つまり「命を削って作ったお金」です。そんな大事なお金だから、変な銘柄は買えません。多分、他の人から見たら「面白味がない」と思われるでしょう・・・。
ただ一方で、私が恐れることがあります。
「いい年して、資産がないこと」
です。
定年間際になって、結婚もしていない、持ち家もない、さしたる株式や貯金などの資産もない、病気になったら即アウト・・・。こんな状況を恐れているのです。
いい年したおじさんを、誰が好き好んで助けてくれるのでしょう。「何十年も働いていて、何やってたの」と言われるのがオチでしょう。
助けを求めたところで、「何で貯金してこなかったのか」とか、「給料全部を使い果たすとか、若者じゃあるまいし」など、傷つくことを言われるだけでしょう。
しかし株を持っていれば、状況が変わります。
いざという時は、損が出てでも、売却すればお金になります。
また、保有だけでも続けていれば、配当金が入ります。老後の困難な出来事にも、何とか対応できるかもしれません。
そもそも、米国株をコツコツ毎月買うような堅実な人なら、そんな窮地に陥ること自体無いでしょう。
バリバリ仕事をこなしながら、自分の資産にも働いてもらう。配当金は贅沢などに使わず、さらなる投資に使う・・・堅実な人生です。そんな人なら仕事も几帳面で、周りからも助けてもらえるでしょうし、リストラの対象にもならないでしょう。
将来の自分を救うためにも、今の自分が資産形成を楽しむためにも、株を買うことはやめません。あくまでも株と定期預金をポートフォリオ通りに積み上げていくだけです。
そのため、私は「円高」も「円安」も気にせず、投資を続けていきます。
あなたは、為替変動を気にしますか?