
** 2026年3月更新 **
こんにちは。ココです。
注意欠如多動症(ADHD)で自閉スペクトラム症な息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
春休みに入りましたね!花粉症で外遊びもあまりできない春休み。
今回はそんな制限の多い「春休みの過ごし方」の息子的計画をご紹介します。
- 一人っ子でも「お兄ちゃん役」で自己肯定感が育つ
- 花粉症で外遊びができない小学生の春休み
- 春休みのゲーム時間は延長すべき?発達特性との相性
- 家事でお小遣い!春休みにできる家庭科実習アイデア
- 挑戦した家事スキルは?
- まとめ・親の手間は増えるけれど「家庭内療育」として割り切る
- 追記・家事が「やらされる仕事」になる前に経験させたい理由
一人っ子でも「お兄ちゃん役」で自己肯定感が育つ
時々汗ばむほどの陽気を感じると思えば、雨が降ったりして外で過ごす気分をくじかれてしまう春の三寒四温。
以前はこんな時よく室内遊び場を利用していましたが、この当時はコロナの影響でほとんど利用できなくなっていました。
息子はショッピングセンター内のちっちゃな子どもの遊び場なんかでも、小さい子の相手をしたりしてそれなりに遊べていたのですが。

一人っ子なので、お兄ちゃん!と慕われるのが非常に嬉しかったようです。
小さい子相手だと劣等感を感じることがないので、とても柔和な顔をして相手をしていましたね。

それに小さい子のママにも「遊んでくれてありがとう!お兄ちゃんがいてくれたから楽しく遊べたよ」って喜んでもらえていたんだ!
人の役に立ったんだ!って思うと、単純に嬉しいよね!
花粉症で外遊びができない小学生の春休み
本当は外遊びを一番させたい小学生時代。しかし「予約の要らない」(笑)公園も、この季節は息子の花粉症状が強く出るため、短時間しか利用できません。
さらに2週間程度の休みの割にはどっさりと課題が渡された、当時小学校5年生だった息子。4月からは最高学年だからなのでしょうか。
この当時の小学生って、本当に宿題が多かった記憶がありますが。
今は出欠もさほど厳しくなくなってきたし、宿題ってあまりないかもしれませんね。
習い事もあるし、緊急ではないから春休みに行こう、と思っていた皮膚科やアレルギー科の病院にも行きたい。と予定はいろいろ。
そんなわけで春休みは用事をこなすことをメインに過ごすことに。

春休みのゲーム時間は延長すべき?発達特性との相性
当時の息子は休日のみ1時間だけゲームをすることが許されていました。

僕の最近のお気に入りは、ニンテンドーswitchのマインクラフトだよ!
高学年で下校時間も遅いので、習い事や宿題が終わると時間があまりないことから、平日はゲームができません。
そのため毎日ゲームが出来る春休みはとても嬉しかったようです。
switchは1時間すると自動的に電源が切れるように設定してあるので、その後はいつものように読書を楽しむ息子です。

任天堂switchでゲームのプレイ時間を設定するやり方はこちら!
春休みなんだから、ゲームの時間を1時間じゃなくて2時間とかに延ばしてあげてもいいかな…ともちょっと思ったのですが。
一度2時間にすると、春休みが終わっても2時間が当然になってかんしゃくの原因にななりそうです。1時間なら1時間。変動させないで貫いた方が本人も混乱しないでしょう。
春休みは2時間、学校が始まったら1時間。じゃあ祝日は?ゴールデンウイークは?となるし、変動制の約束事は守り続ける意思も揺らぎやすいです。

たくさんの条件を状況に合わせて取捨選択することが苦手な発達障害の子どもたちにとっては、一貫して「1時間!」の方が頭の中が混乱しないので、本人の精神的にも結局はラクなんですね。
家事でお小遣い!春休みにできる家庭科実習アイデア
長期休暇ですから、いくら読書の好きな息子でもさすがに毎日5冊以上読んでいると、時々飽きてきます。
そこで考えた時間の使い方は「家庭科実習でお小遣いを稼ごう!」。
息子のお小遣いは、お手伝いをすると貰える報酬制なのですが、長期休暇だし6年生になることだし。
ここはお手伝いのレベルを上げてみようか?と息子と二人で話し合いました。

お小遣いで「お金教育」の記事はこちら!

息子の普段のお手伝いは、ゴミ捨て、ペットボトルの処理(潰して指定された場所へ持って行き、在庫をキッチンに補充する)、お風呂掃除(浴槽のみ)、洗濯物の取り込みなど。各々10円の報酬です。
発達障害児は、なかなか生活スキルが身に付きません。
息子も11歳になったのに、未だに机を片付ける、洋服を畳む、忘れ物をチェックしてランドセルの中身を揃えるなどができません。

歯ブラシを持たせればくわえたままで歯を磨くことなく、いきなりうがい。
顔を洗えば腕をまくらないので、洋服がさっき着替えたのにびちゃびちゃ…。
鼻をかめば使用済みティッシュはテーブルにおいたまま。飲み薬の粉は、ぱふぁー…っと床に粉砂糖かけたみたいに落ちています。
この調子でいくと、最低限の家事スキルは18歳になってもおそらく身につかないでしょう。
発達障害の人の場合ライフスキルが身につく年齢差は激しくて、人生が終わるまで結局身につかない場合もある、という覚悟はしておいた方がいいですね、と主治医に言われたこともありますね。

うーむ。
じゃあ「家庭科の実習」兼「家事スキルを長期スパン(10年目標!)で身につける」を目標に「お小遣い稼ぎ」を頑張りますかっ!
挑戦した家事スキルは?
いきなりあれもこれもは混乱してしまうので、まずは当時通っていた放課後等デイサービスでやっていた「食事後に自分の使った食器を洗って」「拭いて食器棚にしまう」から。2つ出来て20円です。
そして今回覚える家事スキルで、白羽の矢が立ったものは「トイレ掃除」。
便器をブラシで洗い、端切れとアルコールで便器と床、ペーパーホルダーや照明のスイッチまで拭く。
学校でもトイレ掃除はやっていたので敷居は高くないのでは?と思い、「全部できて50円」で交渉したところ、

やるっ!うわ、50円?!他のお手伝いも毎日やれば…え、春休みで2000円以上いけるねっ!
と早速タヌキの皮算用をしていました…。
彼の目標は1800円。マインクラフトの攻略本をゲットしたいようです。張り切ってましたよ。
まとめ・親の手間は増えるけれど「家庭内療育」として割り切る
一度にたくさんの仕事は覚えられないので、まずはトイレ掃除の手順を覚えてもらえばいいかな、と思って提案してみました。
掃除って、ある程度手順が決まっていてそれを繰り返していると、考えなくても身体が動いて短時間でできるようになるんですよね。
春休みが終わって一時やらなくなっても、手順の経験があれば、いざ自分でやらなければいけなくなった時、それほどストレスを感じることなく出来るようになっているでしょう。
息子は料理が好きなので、調理実習としてドーナツを揚げたり味噌汁を作らせたりもしました。

自分の仕事がある、というのは、「その集団に所属している」「貢献している」という意識を育みます。それは「褒めるだけ」では培えない強い「自己肯定感」を作ります。
長くて短い春休み。毎日何させたらいい?!というときに。「長期スパンで家事を覚えさせる」こと、お試し下さい。

親は後始末で余計手間がかかりますけどね…。
これも「家庭内療育」と割り切って頑張っています!(笑)
追記・家事が「やらされる仕事」になる前に経験させたい理由
この記事を書いた時に小学5年生だった息子も、現在は高校生。
中学3年の秋以降は受験勉強が本格的になり、お手伝いはいったん休止、となりました。
その後、第一希望だった高専に合格。
合格と共に早速高専から「春休みの課題」として「冊子は薄いけど難易度がある」問題集が渡されたため、お手伝いする時間はなくなり、そのまま入学となりました。
授業と課題をこなすことで飛ぶように過ぎていく高専生活で、せっかく培った「家事スキル」も過去のものに…(しくしく…)。
でも、小学生の頃やっていなかったら、きっとそのまま「やらないまま大人になる」未来もあったのかな、と思ったりします。
いずれ親がいなくなっても、最低限のことは自分でできるように。
そして、できれば素直で時間のある小学生のうちに、気軽にトライしてみるのも良いのではないかなと思い、今回この記事をリライトしてみました。
「家事」が「やらされる仕事」になる前に、「楽しいお母さんのお手伝い」として経験できたら、きっとその子の未来のどこかで役に立つはず。
ぜひ、春休みのゆったりした時間に試してみてくださいね。
本日も最後までお読みいただいてありがとうございました。
