
** 2024年12月更新 **
こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
さて今日は、息子の発達障害専門医での初受診の様子について回顧していきたいと思います。
専門医の診察を受けるかどうか、悩まれている方のご参考までにお読み頂けたらいいな、と思います。
初めてのカウンセリングの様子
予約でいっぱいだと断られた、たくさんの医療機関の中から、何とか専門医の予約を取り付けた私。8年前も、予約を取るまでは本当に時間がかかりました。
予約してもなかなか受け付けられないという事態は、電話をしてみるまで「地方には関係ない」と思っていたので、正直とても焦りました。
これから予約をされる予定の方は、こちらにちょっとした下準備の内容を記載しております。ご参考にして下さいね。
さて予約から1ヶ月後、息子と私は初めて専門医療機関のエントランスをくぐりました。
その病院自体が初めて訪れた所だったので、とても緊張しましたね。
大きな病院で内科や歯科等もあるのですが、精神科が主体の病院だったことも緊張の要因でした。
受付をし、名前を呼ばれてカウンセリング室へと入った私たち。
息子はお医者さんに名前と小学校名、学年を聞かれましたが、フツウに答えていました。

その後、用意してくるように言われていた幼稚園や学校の連絡帳を担当医に渡しましたが、事前の電話質問でおおよそ聞いていたからか、パラパラっとめくった程度で、隅から隅までじっくりと読む、ということはありませんでした。
まあ、幼稚園時代からの連絡帳を全部読んでいたら軽く一時間はかかります。
フツウの子と違って連絡帳に書かれることが、たくさんありますしね…。
乳児期から今までの様子を時系列で聞かれて、とりあえずその日はおしまいでした。
そして担当医から、次の受診時までに学級担任の先生に聞いてきて下さいという質問をいくつかもらいました。
それは授業中の立ち歩きの細かな様子や、そのときの息子の表情、休み時間の過ごし方の状態に関するものでした。
何だか期待外れな気持ち
こんな風に、割とあっさりとした初診察でした。
専門の医療機関に行けば、今の困りごとのヒントが何か見つかるかも…。という淡い期待は、当然なのですがもろくも崩れさりました。
私はカウンセラーであり、児童精神科の医師ではありません。
児童精神科の医師から見た、息子の側面に対する「何かの言葉」を、私は期待しすぎていたんですね。
よく考えたら、カウンセリングを受けられるクライエントもそう思っているんですよね…。
反対の立場になってみて、改めて色々考えさせられました。
とりあえず初めての受診を終えたという安堵感と、すぐには「ピピッとくるヒント」が見つけられるわけではないんだよなー…。というがっくりとした気持ちをごちゃまぜにした思いで、その日はほとんど眠れませんでした。
頭の中では分かっていたはずなんですけどね。
でもきっと、専門医を初めて訪ねた親御さんたちは大抵こんな気持ちになるのではないでしょうか。

どうしようもない気持ちでいっぱいになる
あの頃は、もうこの先この子はどうしようもないのか…なんて気持ちが後から後から押し寄せてくる毎日でした。
授業参観で元気に挙手をする我が子を微笑ましく見守る。うちに帰って、今日の様子をパパに語る…。
フツウの子の、そんなフツウな光景を、もうこれから先ずうっっと見ることはできないんだ…。
学校から笑いながら帰ってくる他の小学生たちを窓から眺めながら、ぽろぽろぽろぽろ涙が流れる日々でした。
テレビのバラエティー番組に出てくる子どもたちにも泣けてきました。
習い事に行っても、本屋さんに出かけても、スーパーで買い物をしていても、休日にドライブをしていても。
笑顔ではしゃぐ子どもたちを見ると、とにかく泣けてきました。

時が過ぎて、こうして思い返すと、ただの「多動」如きでそんな世界の終わりみたいな気持ちに何でなっていたんだろうな…(苦笑)と思いますが。
その時はこんな気持ちに全視界が呑み込まれている感覚でした。
こうやってどんどん深みにハマッていくんですね。
辛いですよね。それでも、自分がこの子の手を離したら、もう本当にどうにもならないんだってことも、ちゃんと分かってる。
きっとあなたも大なり小なり同じ思いをされたことでしょう。
だから「発達障害」に関するこのブログを、眺めてみたりするんですよね。
病院はその子の側面を洗い出してくれる貴重な場所
我が子をこんな風に心配しているあなた。
大丈夫ですよ。それだけでも、十分に愛情あふれる親ってこと。もうそれだけで、十分です。
発達障害のこの子たちには、その愛情が一番、必要なのですから。
いっぱい泣いたら、また立ち上がりましょう。それでも1歩、私たちは前に進んでいます。
病院でのカウンセリングは「専門家から見た」意見を聞ける貴重な場所です。
学校の先生から見た「公的な場での」息子、スクールカウンセラーからの「心理的側面を考慮して」見た息子、病院の先生から「医学的な観点で」みた息子…。
いろんな立場の方のいろんな意見を聞いて、いろんな息子の顔を聞いて。
それらを基に考えて、どうやったらこの子のためになるのか、どうやったら生きやすくなるのか、どうやったら笑顔が増えるのか。
そんなことを改めて考え直す機会なんだということを、この初めての診察で感じることができました。

そしてこれがこの子の子育てにおける重要なターニングポイントだったんだな、ということに何年も経ってから気付かせられました。
いえ、「私自身の」ターニングポイントだったのかもしれません。
学校でただ「落ち着きがなくて本当に困る」と先生に何度も忠告される、だけでは留まらずに、「発達障害の専門医療機関へ出向く」こと。
そのショッキングな「行動」が、私達親子を初めて「発達障害」という人生かけての課題へと正面切って対峙させたのです。
まとめ
初めての診察に戸惑っている方、これから受診をしようかと考えている方。
病院は「ひとつのその子の側面」を垣間見ることができるチャンスなのだと考えてみてはいかがでしょうか。
「この状況が即刻どうにかなる!」わけではありませんが、その後病院に通ヵ月ごとに通うことになった現在でも、病院の先生とお話する中で、毎回新たな気付きや対処方法のヒントを見つけることができています。それは息子の学校生活を送る上で非常に心強いもの。
その子の「別な側面」を丁寧に洗い出してくれるような、信頼できる先生に出会えたらいいですね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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