*What'll we do with the baby-o?
What'll we do with the baby-o?
What'll we do with the baby-o?
If he don't go to sleepy-O?
*赤ちゃんをどうしたらいいの、
赤ちゃんをどうしたらいいの、
赤ちゃんをどうしたらいいの、
もしおねんねしてくれなかったら?
Wrap him up in calico,
Wrap him up in calico,
Wrap him up in calico,
Send him to his mammy-o.
キャラコ生地でぐるぐる巻きにして、*1
キャラコ生地でぐるぐる巻きにして、
キャラコ生地でぐるぐる巻きにして、
坊やの母ちゃんに送りつけておやりよ。
What'll we do with the baby-o?
If he don't go to sleepy-O?
赤ちゃんをどうしたらいいの、
もしおねんねしてくれなかったら?
Wrap him up in a table-cloth,
Wrap him up in a table-cloth,
Wrap him up in a table-cloth,
Throw him up in the fodder-loft.
テーブルクロスでぐるぐる巻きにして、
テーブルクロスでぐるぐる巻きにして、
テーブルクロスでぐるぐる巻きにして、
まぐさ用の屋根裏に放り投げておやりよ。*2
What'll we do with the baby-o?
If he don't go to sleepy-O?
赤ちゃんをどうしたらいいの、
もしおねんねしてくれなかったら?
Tell your daddy when he comes home,
Tell your daddy when he comes home,
Tell your daddy when he comes home,
And give Old Blue your chicken bone.
父ちゃんがおうちに帰ってきたら言っとくれ、
父ちゃんがおうちに帰ってきたら言っとくれ、
父ちゃんがおうちに帰ってきたら言っとくれ、
アオ公に鶏がらをやっておくれって。*3
*Refrain
*繰り返し
Dance him north, dance him south,
Dance him north, dance him south,
Dance him north, dance him south,
Pour a little moonshine in his mouth.
坊やを北向きに踊らせて、南向きに踊らせて、
坊やを北向きに踊らせて、南向きに踊らせて、
坊やを北向きに踊らせて、南向きに踊らせて、
お口にちょっぴりお酒を注いでおやりよ。*4
What'll we do with the baby-o?
If he don't go to sleepy-O?
赤ちゃんをどうしたらいいの、
もしおねんねしてくれなかったら?
Every time the baby cries,
Stick my finger in the baby's eye!
That's what we'll do with the baby-o,
That's what we'll do with the baby-o.
赤ん坊が泣くたびに、
指で目つぶしを食らわせてやるのさ!*5
これが赤ちゃんにしてあげることよ、
これが赤ちゃんにしてあげることよ。
*1 キャラコ(キャリコ)は日本では足袋などに使う薄くてなめらかな白い綿布のことだが、英米では逆に目の粗いやや厚手の綿布を指す。時に細かい模様のプリントがつけられることもある。
*2 fodderは主に家畜の飼料・エサのことだが、ふざけて人間が食べる間に合わせの食料を指すこともある。
*3 「Old Blue」を仮に犬の名前と解釈したが、実際には何のことなのか不明。「憂鬱(ブルース)の種」であるところの赤ん坊を黙らせるおしゃぶり代わりにチキンの骨でもやってくれ、と頼んでいるともとれるがうがちすぎかもしれない。リーダーズプラスによれば南北戦争時代の青い制服を着た北軍兵士、夜のように濃い肌色の黒人の俗称とも。どちらにしてもあまり良い意味ではなさそう。
鶏の骨は砕けると尖って犬の喉や胃に刺さりやすいので、やるならペンチなどで細かく砕いてあげてね。
*4 原語の「ムーンシャイン」は密造酒のこと(月明かりのもとでこっそり作るから)。そんなの赤ちゃんに飲ませちゃいかんでしょ。(実際18世紀のイギリスでは赤ん坊を黙らせるのにジンを飲ませていたらしい)
*5 直訳だと「あたしの指を赤ちゃんの目に刺す」。いかんでしょ(二回目)。
text & tune: アメリカ民謡。1917年にセシル・シャープにより採取された。
子守り歌の一種のようだが、テンポが明るく速く、赤ちゃんを眠らせるよりもふざけて遊ばせるような調子になっている。
子守歌は世界中にあるが、それは必ずしも優しいものばかりではなく、しんどい境遇への恨みや、泣き止まない赤ん坊への苛立ちをぶつけるような歌詞のものも少なくない(《正調五木の子守歌》など)。歴史的に見ると、育児の担い手が母親のみであったことは意外と少なく、年長の子供や、働きに出てきた貧しい子供が子守りを任されることも多かったようである。この歌も、遊びたくてもおぶった赤ん坊が邪魔で遊べない憂さを晴らしたものだったかもしれない。
《唄を忘れたかなりや》みたいなもんで、本当にいじめてやろうというつもりはないんだけど疲れてるときついブラックジョークを言っちゃいがちなのよね。
しかし歌って憂さを晴らせるならまだいい方で、チェーホフの短編小説「ねむい」は、幼くして奉公に出てこき使われている少女が、睡眠不足でもうろうとしながら子守りをするうちに、ついに赤ん坊を絞め殺してしまうという破滅的な内容になっている。
CDタイトルでは著名な盲目のギター奏者ドク・ワトソンが連名となっているが、この曲で伴奏に使われているのはフィドルとジーン・リッチーが得意とするマウンテン・ダルシマーのみ。
コッソイ・シスターズによる異形もある。
Jean Ritchie And Doc Watson
収録アルバム: Jean Ritchie and Doc Watson at Folk City
Wrap him up in calico,
Wrap him up in calico,
Send him to his mammy-o.
キャラコ生地でぐるぐる巻きにして、*1
キャラコ生地でぐるぐる巻きにして、
キャラコ生地でぐるぐる巻きにして、
坊やの母ちゃんに送りつけておやりよ。
What'll we do with the baby-o?
If he don't go to sleepy-O?
赤ちゃんをどうしたらいいの、
もしおねんねしてくれなかったら?
Wrap him up in a table-cloth,
Wrap him up in a table-cloth,
Wrap him up in a table-cloth,
Throw him up in the fodder-loft.
テーブルクロスでぐるぐる巻きにして、
テーブルクロスでぐるぐる巻きにして、
テーブルクロスでぐるぐる巻きにして、
まぐさ用の屋根裏に放り投げておやりよ。*2
What'll we do with the baby-o?
If he don't go to sleepy-O?
赤ちゃんをどうしたらいいの、
もしおねんねしてくれなかったら?
Tell your daddy when he comes home,
Tell your daddy when he comes home,
Tell your daddy when he comes home,
And give Old Blue your chicken bone.
父ちゃんがおうちに帰ってきたら言っとくれ、
父ちゃんがおうちに帰ってきたら言っとくれ、
父ちゃんがおうちに帰ってきたら言っとくれ、
アオ公に鶏がらをやっておくれって。*3
*Refrain
*繰り返し
Dance him north, dance him south,
Dance him north, dance him south,
Dance him north, dance him south,
Pour a little moonshine in his mouth.
坊やを北向きに踊らせて、南向きに踊らせて、
坊やを北向きに踊らせて、南向きに踊らせて、
坊やを北向きに踊らせて、南向きに踊らせて、
お口にちょっぴりお酒を注いでおやりよ。*4
What'll we do with the baby-o?
If he don't go to sleepy-O?
赤ちゃんをどうしたらいいの、
もしおねんねしてくれなかったら?
Every time the baby cries,
Stick my finger in the baby's eye!
That's what we'll do with the baby-o,
That's what we'll do with the baby-o.
赤ん坊が泣くたびに、
指で目つぶしを食らわせてやるのさ!*5
これが赤ちゃんにしてあげることよ、
これが赤ちゃんにしてあげることよ。
*1 キャラコ(キャリコ)は日本では足袋などに使う薄くてなめらかな白い綿布のことだが、英米では逆に目の粗いやや厚手の綿布を指す。時に細かい模様のプリントがつけられることもある。
*2 fodderは主に家畜の飼料・エサのことだが、ふざけて人間が食べる間に合わせの食料を指すこともある。
*3 「Old Blue」を仮に犬の名前と解釈したが、実際には何のことなのか不明。「憂鬱(ブルース)の種」であるところの赤ん坊を黙らせるおしゃぶり代わりにチキンの骨でもやってくれ、と頼んでいるともとれるがうがちすぎかもしれない。リーダーズプラスによれば南北戦争時代の青い制服を着た北軍兵士、夜のように濃い肌色の黒人の俗称とも。どちらにしてもあまり良い意味ではなさそう。
鶏の骨は砕けると尖って犬の喉や胃に刺さりやすいので、やるならペンチなどで細かく砕いてあげてね。
*4 原語の「ムーンシャイン」は密造酒のこと(月明かりのもとでこっそり作るから)。そんなの赤ちゃんに飲ませちゃいかんでしょ。(実際18世紀のイギリスでは赤ん坊を黙らせるのにジンを飲ませていたらしい)
*5 直訳だと「あたしの指を赤ちゃんの目に刺す」。いかんでしょ(二回目)。
text & tune: アメリカ民謡。1917年にセシル・シャープにより採取された。
子守り歌の一種のようだが、テンポが明るく速く、赤ちゃんを眠らせるよりもふざけて遊ばせるような調子になっている。
子守歌は世界中にあるが、それは必ずしも優しいものばかりではなく、しんどい境遇への恨みや、泣き止まない赤ん坊への苛立ちをぶつけるような歌詞のものも少なくない(《正調五木の子守歌》など)。歴史的に見ると、育児の担い手が母親のみであったことは意外と少なく、年長の子供や、働きに出てきた貧しい子供が子守りを任されることも多かったようである。この歌も、遊びたくてもおぶった赤ん坊が邪魔で遊べない憂さを晴らしたものだったかもしれない。
《唄を忘れたかなりや》みたいなもんで、本当にいじめてやろうというつもりはないんだけど疲れてるときついブラックジョークを言っちゃいがちなのよね。
しかし歌って憂さを晴らせるならまだいい方で、チェーホフの短編小説「ねむい」は、幼くして奉公に出てこき使われている少女が、睡眠不足でもうろうとしながら子守りをするうちに、ついに赤ん坊を絞め殺してしまうという破滅的な内容になっている。
CDタイトルでは著名な盲目のギター奏者ドク・ワトソンが連名となっているが、この曲で伴奏に使われているのはフィドルとジーン・リッチーが得意とするマウンテン・ダルシマーのみ。
コッソイ・シスターズによる異形もある。
Jean Ritchie And Doc Watson
収録アルバム: Jean Ritchie and Doc Watson at Folk City
