Madam, I will give you
the keys of Canterbury
And all the bells in London
shall ring to make us marry
姫君、あなたにこれをさしあげよう*1
カンタベリーの鍵を*2
ロンドン中の鐘が鳴り響き
わたしたちの結婚を告げ知らせる
*If you will be my joy,
my sweet and only dear
And walk along with me anywhere
*もしあなたがわたしの喜びに
ただひとりの愛しい恋人になってくれるのなら
そしてどこまでも共に歩んでくれるのなら
Sir, I won't accept from you
the keys of Canterbury
No bells in London,
shall ring to make us marry
あなた様からは受け取りませんわ、
カンタベリーの鍵など
その鐘がロンドン中に響き
わたくしたちの結婚を告げ知らせることもありません
**I will not be your joy,
your sweet and only dear
Nor walk along with you anywhere
**わたくしはあなたの喜びにも
ただひとりの愛しい恋人にもなりません
そしてどこまでも共に歩むこともありません
Then, madam, I will give you
this fine silken gown
With nine yards trailing,
drooping on the ground
ならば、姫君、これをさしあげよう
上等の絹のガウンを
9ヤードもの裳裾(もすそ)をひきずり、*3
地面にも垂れさがるほど
*Refrain
*繰り返し
Sir, I won't accept from you
your fine silken gown
Nine yards trailing,
drooping on the ground
あなた様からは受け取りませんわ、
上等の絹のガウンなど
9ヤードもの裳裾をひきずり、
地面に垂れさがるものなど
**Refrain
**繰り返し
Then, madam, I will give you
this small golden bell
That you may ring your servants,
and they may serve us well
ならば、姫君、これをさしあげよう
小さな金色の鈴を
あなたが鳴らして召使いを呼べるように
そして彼らが存分に仕えるように
*Refrain
*繰り返し
Sir, I won't accept from you
your small golden bell
That you may ring our servants
and they may serve us well
あなた様からは受け取りませんわ、
小さな金色の鈴など
わたくしが鳴らして召使いを呼べるもの
そして彼らが存分に仕えるものなど
I will not be your joy,
your sweet and only dear
Or walk along with you anywhere
わたくしはあなたの喜びにも
ただひとりの愛しい恋人にもなりませんし
どこまでも共に歩むこともありませんわ
And walk along with me anywhere
(どこまでも共に歩んではくれないのだね)
I promise you everything,
I promise you the earth
Can ruin my value but you don't know my worth
You don't give a damn about my money or the land
The love tenderness, I don't understand
あなたになんでも誓おう
地球丸ごとでもさしあげると誓おう
わたしの身代を潰すこともできるが、あなたは知らんぷり
あなたはわたしの財産も土地も気にかけやしない*4
愛の暖かさですらも、わたしには理解しかねる*5
You will not be bought,
you will not be sold
You won't be mine to have and hold
Or walk along with me
Anywhere
あなたを買い取ることも
あなたが売られることもない
あなたはわたしのものにはならず、
わたしと共に歩むこともない
どこまでも
So, madam, I will give you
the key to my heart
And we might be together
and nevermore shall part
それでは、姫君、これをさしあげよう
わたしの心の鍵を
わたしたちがひとつとなり
とこしえに離れることのないものを
*Refrain
*繰り返し
Sir, I will accept from you
the key to your heart
That we may be together
and never more apart
あなた様から受け取りますわ
あなた様の心の鍵を
わたくしたちがひとつとなり
とこしえに離れることのないものを
I will be your joy,
your sweet and only dear
And walk along with you
わたくしはあなた様の喜び
ただひとりの愛する恋人となりましょう
あなた様と共に歩んでまいりましょう
I will be your joy,
your sweet and only dear
And walk along with you anywhere
わたくしはあなた様の喜び
ただひとりの愛しい恋人となりましょう
どこまでもあなた様と共に歩んでまいりましょう
*1 マダムは既婚に限らず、身分の高い女性に対する敬称。
*2 カンタベリーはロンドンから電車で1時間程度の場所にある都市で、英国国教会の総本山。カンタベリーの大主教(大司教だとカトリックの呼び方)ともなれば、かつては国王に準ずるほどの権力を持っていた。その鍵を渡せるということは、求婚者は国王や大主教に近い権力の持ち主と言うことになるが…
*3 9ヤードは8.2m程度。故ダイアナ妃が結婚式の際につけたトレーン(裳裾)は7.6mなので、それよりもさらに長い。
*4 don't give a damnで「どうでもいい、知ったこっちゃない」。けっこう俗っぽい言い方。
*5 読み方によっては、「愛の暖かさをわたしは理解できない」になるが…
text & tune: 19世紀ごろの英国民謡
文献初出は1849年(James Orchard Halliwell-Phillips (1820-1889)の編集による「Popular Rhymes and Nursery Tales(人気の童謡とおとぎ話)」)。
イギリスからアメリカに分布する民謡だが、その内容はこのようにロマンチックな結末のものから、世知辛いオチのものまで揺れがある。
アメリカ版の類型のひとつではより庶民的な内容になっているが、結局男は結婚を諦める羽目になっている。
歌唱しているショー・オブ・ハンズはイギリスのデヴォンで1986年に結成され、現在も活動を続けている人気フォークバンド。2006年にフランシス・ドレイク、アガサ・クリスティー、クリス・マーティンを抑えて「ベスト・オブ・デヴォン人」に選ばれたことがある。
Show Of Hands
収録アルバム: The Cambridge Folk Festival 2010 / 11 (Live)
Show Of Hands
収録アルバム: Arrogance Ignorance And Greed
the keys of Canterbury
No bells in London,
shall ring to make us marry
あなた様からは受け取りませんわ、
カンタベリーの鍵など
その鐘がロンドン中に響き
わたくしたちの結婚を告げ知らせることもありません
**I will not be your joy,
your sweet and only dear
Nor walk along with you anywhere
**わたくしはあなたの喜びにも
ただひとりの愛しい恋人にもなりません
そしてどこまでも共に歩むこともありません
Then, madam, I will give you
this fine silken gown
With nine yards trailing,
drooping on the ground
ならば、姫君、これをさしあげよう
上等の絹のガウンを
9ヤードもの裳裾(もすそ)をひきずり、*3
地面にも垂れさがるほど
*Refrain
*繰り返し
Sir, I won't accept from you
your fine silken gown
Nine yards trailing,
drooping on the ground
あなた様からは受け取りませんわ、
上等の絹のガウンなど
9ヤードもの裳裾をひきずり、
地面に垂れさがるものなど
**Refrain
**繰り返し
Then, madam, I will give you
this small golden bell
That you may ring your servants,
and they may serve us well
ならば、姫君、これをさしあげよう
小さな金色の鈴を
あなたが鳴らして召使いを呼べるように
そして彼らが存分に仕えるように
*Refrain
*繰り返し
Sir, I won't accept from you
your small golden bell
That you may ring our servants
and they may serve us well
あなた様からは受け取りませんわ、
小さな金色の鈴など
わたくしが鳴らして召使いを呼べるもの
そして彼らが存分に仕えるものなど
I will not be your joy,
your sweet and only dear
Or walk along with you anywhere
わたくしはあなたの喜びにも
ただひとりの愛しい恋人にもなりませんし
どこまでも共に歩むこともありませんわ
And walk along with me anywhere
(どこまでも共に歩んではくれないのだね)
I promise you everything,
I promise you the earth
Can ruin my value but you don't know my worth
You don't give a damn about my money or the land
The love tenderness, I don't understand
あなたになんでも誓おう
地球丸ごとでもさしあげると誓おう
わたしの身代を潰すこともできるが、あなたは知らんぷり
あなたはわたしの財産も土地も気にかけやしない*4
愛の暖かさですらも、わたしには理解しかねる*5
You will not be bought,
you will not be sold
You won't be mine to have and hold
Or walk along with me
Anywhere
あなたを買い取ることも
あなたが売られることもない
あなたはわたしのものにはならず、
わたしと共に歩むこともない
どこまでも
So, madam, I will give you
the key to my heart
And we might be together
and nevermore shall part
それでは、姫君、これをさしあげよう
わたしの心の鍵を
わたしたちがひとつとなり
とこしえに離れることのないものを
*Refrain
*繰り返し
Sir, I will accept from you
the key to your heart
That we may be together
and never more apart
あなた様から受け取りますわ
あなた様の心の鍵を
わたくしたちがひとつとなり
とこしえに離れることのないものを
I will be your joy,
your sweet and only dear
And walk along with you
わたくしはあなた様の喜び
ただひとりの愛する恋人となりましょう
あなた様と共に歩んでまいりましょう
I will be your joy,
your sweet and only dear
And walk along with you anywhere
わたくしはあなた様の喜び
ただひとりの愛しい恋人となりましょう
どこまでもあなた様と共に歩んでまいりましょう
*1 マダムは既婚に限らず、身分の高い女性に対する敬称。
*2 カンタベリーはロンドンから電車で1時間程度の場所にある都市で、英国国教会の総本山。カンタベリーの大主教(大司教だとカトリックの呼び方)ともなれば、かつては国王に準ずるほどの権力を持っていた。その鍵を渡せるということは、求婚者は国王や大主教に近い権力の持ち主と言うことになるが…
*3 9ヤードは8.2m程度。故ダイアナ妃が結婚式の際につけたトレーン(裳裾)は7.6mなので、それよりもさらに長い。
*4 don't give a damnで「どうでもいい、知ったこっちゃない」。けっこう俗っぽい言い方。
*5 読み方によっては、「愛の暖かさをわたしは理解できない」になるが…
text & tune: 19世紀ごろの英国民謡
文献初出は1849年(James Orchard Halliwell-Phillips (1820-1889)の編集による「Popular Rhymes and Nursery Tales(人気の童謡とおとぎ話)」)。
イギリスからアメリカに分布する民謡だが、その内容はこのようにロマンチックな結末のものから、世知辛いオチのものまで揺れがある。
アメリカ版の類型のひとつではより庶民的な内容になっているが、結局男は結婚を諦める羽目になっている。
歌唱しているショー・オブ・ハンズはイギリスのデヴォンで1986年に結成され、現在も活動を続けている人気フォークバンド。2006年にフランシス・ドレイク、アガサ・クリスティー、クリス・マーティンを抑えて「ベスト・オブ・デヴォン人」に選ばれたことがある。
Show Of Hands
収録アルバム: The Cambridge Folk Festival 2010 / 11 (Live)
Show Of Hands
収録アルバム: Arrogance Ignorance And Greed


