A'níon mhín ó,
優しい娘や
sin anall na fir shúirí
ここへお前を口説きに男たちが来るよ
A mháithair mhín ó,
優しい母さん
cuir na roithléan go dtí mé
車を押してわたしの方にやって来るわ
*Dúlaman, dúlaman,
*海草、海草、
dúlaman na binne buí
黄色い崖の海草だよ*1
Dúlaman na binne buí Gaelach
アイルランドの黄色い崖の海草だよ
Dúlaman, dúlaman,
海草、海草
dúlaman na farraige
海で取れた海草
Dúlaman na binne buí Gaelach
アイルランドの黄色い崖の海草だよ
Rachaimid go Doire
デリーまで行ってきて*2
leis an dúlamán gaelach
アイルランドの海草を持って
Is ceannóimid bróga daora
そして上等の靴を買ってきてちょうだい
ar an dúlamán gaelach
アイルランドの海草で
*Refrain
*繰り返し
Bróga breaca dubha
黒い靴を履いた
ar an dúlamán gaelach
アイルランドの海草さん
Tá bearéad agus triús
ベレー帽に長ズボンの
ar an dúlamán gaelach
アイルランドの海草さん
*Refrain
*繰り返し
**Dúlaman na binne buí
黄色い崖の海草
Dúlaman na binne buí Gaelach
アイルランドの黄色い崖の海草だよ
Dúlaman na binne buí
黄色い崖の海草
Dúlaman na binne buí Gaelach
アイルランドの黄色い崖の海草だよ
*Refrain
*繰り返し
**Refrain
**繰り返し
A'níon mhín ó,
優しい娘や
sin anall na fir shúirí
ここへお前を口説きに男たちが来るよ
A mháithair mhín ó,
優しい母さん
cuir na roithléan go dtí mé
車を押してわたしの方にやって来るわ
*Refrain
*繰り返し
Tá ceann buí óir
黄金(こがね)色の髪の
ar an dúlamán gaelach
アイルランドの海草さん
Tá dhá chluais mhaol
形のいい耳をした*3
ar an dúlamán gaelach
アイルランドの海草さん
*Refrain
*繰り返し
**Refrain
**繰り返し
*1 アイルランドはヨーロッパでは珍しく海草を食用にする。また、染料に粘りを出すために使われる。海草売りの行商人の口上がそのままリフレインとなっている。
*2 ロンドンデリーとも呼ばれる、アイルランドで4番目に大きい都市。
*3 英語ではblunt earsとなっている。先が丸いナイフなどをbluntという。先が丸い立ち耳の犬の耳もblunt ears。
text: アイルランド民謡
tune: Michael McGlynn(1964-) アイルランドの音楽グループ「アヌーナ」のディレクター。
「デュラマン」は海草の意。転じて、海草を集める人または海草売り。
アイルランドの音楽グループ「クラナド」が取り上げたことでよく知られるようになった民謡。
本来もう少し長く複雑な歌詞だが、マクグラン版では小洒落た格好の羽振りのいい海草行商人が、娘を口説きに来るという他愛ない歌詞となっている。
アイルランドの海草でよく知られているのが、《ダウン州の輝ける星》にも言及されたゴールウェイ湾に浮かぶアラン諸島。海風はきつく、土地は痩せているどころか、岩ばかりで土がないので、海草と砂を混ぜて土を作り、畑にした。切り立った崖やケルト時代の遺跡は観光名所にもなっている。
Anuna
収録アルバム: The Best of Anuna
シャンティクリア
収録アルバム: Wondrous Love - A Folk Song Collection
*海草、海草、
dúlaman na binne buí
黄色い崖の海草だよ*1
Dúlaman na binne buí Gaelach
アイルランドの黄色い崖の海草だよ
Dúlaman, dúlaman,
海草、海草
dúlaman na farraige
海で取れた海草
Dúlaman na binne buí Gaelach
アイルランドの黄色い崖の海草だよ
Rachaimid go Doire
デリーまで行ってきて*2
leis an dúlamán gaelach
アイルランドの海草を持って
Is ceannóimid bróga daora
そして上等の靴を買ってきてちょうだい
ar an dúlamán gaelach
アイルランドの海草で
*Refrain
*繰り返し
Bróga breaca dubha
黒い靴を履いた
ar an dúlamán gaelach
アイルランドの海草さん
Tá bearéad agus triús
ベレー帽に長ズボンの
ar an dúlamán gaelach
アイルランドの海草さん
*Refrain
*繰り返し
**Dúlaman na binne buí
黄色い崖の海草
Dúlaman na binne buí Gaelach
アイルランドの黄色い崖の海草だよ
Dúlaman na binne buí
黄色い崖の海草
Dúlaman na binne buí Gaelach
アイルランドの黄色い崖の海草だよ
*Refrain
*繰り返し
**Refrain
**繰り返し
A'níon mhín ó,
優しい娘や
sin anall na fir shúirí
ここへお前を口説きに男たちが来るよ
A mháithair mhín ó,
優しい母さん
cuir na roithléan go dtí mé
車を押してわたしの方にやって来るわ
*Refrain
*繰り返し
Tá ceann buí óir
黄金(こがね)色の髪の
ar an dúlamán gaelach
アイルランドの海草さん
Tá dhá chluais mhaol
形のいい耳をした*3
ar an dúlamán gaelach
アイルランドの海草さん
*Refrain
*繰り返し
**Refrain
**繰り返し
*1 アイルランドはヨーロッパでは珍しく海草を食用にする。また、染料に粘りを出すために使われる。海草売りの行商人の口上がそのままリフレインとなっている。
*2 ロンドンデリーとも呼ばれる、アイルランドで4番目に大きい都市。
*3 英語ではblunt earsとなっている。先が丸いナイフなどをbluntという。先が丸い立ち耳の犬の耳もblunt ears。
text: アイルランド民謡
tune: Michael McGlynn(1964-) アイルランドの音楽グループ「アヌーナ」のディレクター。
「デュラマン」は海草の意。転じて、海草を集める人または海草売り。
アイルランドの音楽グループ「クラナド」が取り上げたことでよく知られるようになった民謡。
本来もう少し長く複雑な歌詞だが、マクグラン版では小洒落た格好の羽振りのいい海草行商人が、娘を口説きに来るという他愛ない歌詞となっている。
アイルランドの海草でよく知られているのが、《ダウン州の輝ける星》にも言及されたゴールウェイ湾に浮かぶアラン諸島。海風はきつく、土地は痩せているどころか、岩ばかりで土がないので、海草と砂を混ぜて土を作り、畑にした。切り立った崖やケルト時代の遺跡は観光名所にもなっている。
Anuna
収録アルバム: The Best of Anuna
シャンティクリア
収録アルバム: Wondrous Love - A Folk Song Collection