トラカミキリと言うと黄色と黒のカラーリングで
スズメバチに擬態していることが知られている。
今回見かけたのはキイロトラカミキリだが
スズメバチにはあまり似ていない。
pixel7a 5.43mm SS1/99.95 F1.89 ISO61
日本にはカブトムシは7種類、
クワガタは50種類いる。
一方でカミキリは900種類いて
圧倒的に多彩である。
種類が多いのでカミキリムシコレクターなるものが存在し、
カミキリムシコレクターの話は今でも記憶に残っている。
コレクターは昆虫を捕殺して標本をつくるのだが、
自宅周辺でこのような行為を行っているとどうしても限界が来る。
昆虫の生活圏は環境に左右されるし、北と南では生存している昆虫が違う。
そもそもウルトラレアな昆虫も存在したりする。
…ウルトラレアは貴重なだけに需要も多く、
心無いハンターにより全滅してしまった産地も多い…
近頃は天然記念物に指定されたり保護されているが、
密猟する悪質なハンターもいる。
さて、自力採集には限界があるゆえにトレードと言う方法が取られるわけであるが、
今でこそインターネットがあるが
なにぶんマンボウ博士(当時は小学生だったが)は戦前の話なので手紙でトレードを行っていたらしい。
件のカミキリムシコレクター氏の話は海外遠征して貴重な種を入手し
別のコレクターが何とかトレードしてもらおうとする話である。
そんなものは低難易度もいいところである。
ウルトラレアな昆虫は海外遠征したり高山に登ったりしても
出逢えるとは限らないのだ。
そもそも、ビックリマンチョコレートを箱買いして
シールだけ抜いてチョコを捨てるなど昔からあったではないか。
トレードを駆使してまでマンボウ博士の集めた標本は
中学生の時に空襲で燃えてしまったという。
やはり昆虫は標本など作らず、写真を撮るに留めた方がよい。
それこそが持続可能な昆虫の愛で方と言うものだろう。
まぁ同じ昆虫でも黒光する禍々しいあやつが現れたら
速攻でゴキジェットの刑なのだが…
さて、キイロトラカミキリだが
昨日のアリグモと比べると
擬態のクオリティはいま一つである。
少なくともこれを見かけて蜂と勘違いする人間は多くはないだろう。
とは言え、今日まで生存しているということは、
ある程度の効果があったと言えるのかもしれない。
