寧坂はいかにも京都と言ったクラシカルな佇まいが魅力だが、
もはや京都にもこのような通りはそう多くない。
建物は高層化しており、道はアスファルトで埋められている。
だからこそ、このような道は貴重であり、
観光資源としてリソースの集中が起きているのだろう。
しかし、自らの文明のルーツを探りに日本人が訪れるのはまぁ理解できるとして、
外国人がやたらと多く訪れる現状はいささか理解しがたい。
外国人によりオーバーツーリズムになってしまい、
修学旅行の受け入れができなくなるというのは文化教育としていかがなものか。
ここは日本人ファーストでもよいのではなかろうか…
pixel7a 5.43mm SS1/12.61 F1.89 ISO804
ニ寧坂を過ぎると産寧坂にたどり着く。
清水寺に子安の塔があり子安観音が安置されているが、
そこにお参りするための参道だったという。
一方、三年坂とも言い、ここで転ぶと三年以内に死ぬというおそろしい伝説がある。
では二年坂や一年坂はもっとヤバいのか…
おそらく外国人観光客はそんな物騒なことは知らずに
観光に来ているのだろう…
真っ直ぐ登る道と、曲がって降りる道がある。
テントウムシのような習性で
ここは登らなければならないと真っ直ぐ登りきったところで撮影したが、
有名な塔が見えない。
実はあの有名な産寧坂の写真は曲がって降りる方が正解であった。
…予習は事前にきちんとしませう…
また有名な桜が立っていたのだが、
昨年倒れてしまったそうだ。
通行人の男性が巻き込まれて重傷を負ったそうだが
よりによってこの坂で倒木に巻き込まれるとは…
同情を禁じ得ない。
巻き込まれて重症ならまず確実に転んでいる。
…お前の命はあと三年…
清水寺まで出ればバスくらいはあるかとおもったが、
どうもとっくに終わっていたようである…
バスが来そうな気配はなかった。
