ゴールデンウィーク中に拾ってきた瑪瑙である。
しましまがあり古代より装飾に用いられてきたのだが
(仏教の七宝に含まれ、旧約聖書の12の宝石の1つでもある)
その正体は地殻の6割を占めるありふれた鉱物…石英である。
石英の結晶化したものを水晶と言うが、
マイクロサイズの水晶の集合体が
ミルフィーユ状に不純物を挟んで形成されたものを瑪瑙と言う。
不純物を挟んでいるので縞状になり、
微細な結晶の部分は染料が浸透しやすく、染めやすい。
通常は普通の石と見分けがつかないが、
伊豆の浜では石同士がぶつかり合い、表面が研磨され、瑪瑙の状態で転がっている。
pixel7a 5.43mm SS1/16.67 F1.89 ISO1955
一部玉髄を含んでいる。
石英の微細な結晶の集合体でも不純物が無く縞が構成されていないものは
玉髄と言う。
石英は英語でシリコンと言い、半導体の製造に欠かせない素材である。
カメラのイメージセンサーもシリコンでつくられている。
また、ガラスの原料の一つでもあり、
陶器と磁器の違いは、石英が溶けてガラス質になるかどうかであり、
かつては石英の融点である1700度をつくりだせず、
後の有田や九谷と言った国産磁器の繁栄につながっている。
打製石器の原料として珍重され、各地で利用されていた。
水につけているのは水を浸透させると
細かな傷が消えるからで、
きれいな状態を維持するには磨いてやる必要がある。
電動ドリルにパフをつけて磨いてもいいが、
耐水ペーパーで手動で磨いてもいい。
まぁ小生は自然の状態から加工することにためらいがあるのだが…
