隻腕のカマキリの残したものか知らないがカマキリの卵鞘があった。
しかし形状的にオオカマキリのものではなさそうだ
昨日の写真はオオカマキリと思われるので、
やはり違う気がする。
pixel7a + APEXEL 100mm HDマクロレンズ 5.43mm SS1/425.53 F1.89 ISO38
カマキリの卵鞘は縁起ものと言われている。
春になると中のカマキリが一斉に孵化するので
カズノコなどと同じ子孫繁栄の象徴と見られているのである。
しかし、ボラ同様、大量に子供が生まれるのは
多くが死んでしまうためであり、縁起ものとは到底言えないような気もする…
生まれたばかりのチビカマキリは蟻にも勝てない。
もっぱらアブラムシの類を食べてくれるので、
冬に見つけたら庭にさしておくとよいかもしれない。
幼虫には翅が無いため、テントウムシのようにどこぞに飛んでいくと言うこともない。
そんなカマキリも大きくなると昆虫でも最強のハンターになるので
ブリ以上の出世魚ならぬ出世虫と言えるかもしれぬ。
無論、一将功成って万骨枯るのだが…
曹松「己亥歳」
沢国江山入戦図
生民何計楽樵蘇
憑君莫話封侯事
一将功成万骨枯
沢国の山や川も戦場になってしまった
そこに生きる人たちは何を楽しみに生きればいいのか
戦場で手柄を立てて出世するなどと言わないで欲しい
一人の将軍が出世する陰には万の将兵の屍が横たわっているのだから
時は唐末、黄巣の乱に際し二人の英雄が登場する。
一人は乱世の奸雄 朱全忠、もう一人は伊達政宗が丸パクリした独眼竜 李克用。
中国はしばしば財政難になると塩を専売制にして値段を釣り上げるのだが、
無許可で塩を密造し大衆に安く売ってくれるダークヒーローが登場する。
黄巣もそんな塩賊の一人であった。
曹松さんはこんな時代に70歳まで科挙を受け続け
受かったと思ったら病死してしまったお爺ちゃんである…
隴西の李徴とはえらい違いだが、そもそも隴西李氏は唐の宗室である。
そういえば虎ならぬ龍を飼っていた男もいたなこの一族…
それを言ったら譙郡曹氏は曹参や曹操の親戚かもしれないが。
