おそらくオンブバッタの幼虫である。
似たバッタでキチキチと鳴きながら飛んでいくキチキチバッタと言うのがいるが、
あれにはショウリョウバッタと言う本名があるが、
オンブバッタはこれが正式名称である。
オスよりメスが大きく、背中に乗っているのは交尾のためなので
幼虫はおんぶされない。小僧にはおんぶはまだ早い。
pixel7a + APEXEL 100mm HDマクロレンズ 5.43mm SS1/99.95 F1.89 ISO66
見た目が似ている、
ショウリョウバッタモドキはバッタ科ヒナバッタ亜科なのに対して
オンブバッタはオンブバッタ科オンブバッタ亜科と科レベルで種が離れている。
これは、食性の違いで、
ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキがイネ科の植物を好むのに対し、
オンブバッタは割と何でも食べてしまう。
とがった頭はイネ科の植物の葉に擬態したものと考えられるが、
オンブバッタだけ合理性に欠ける。
またショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキは飛翔力が高いが
オンブバッタは翅が退化して飛べないものが多い。
本来は卵で越冬するはずだが、近頃は温暖化により
都心部でも幼虫で越冬することができるようだ。
この写真も例によってクローズアップレンズを使用しているのだが
葉っぱや茎に生えている繊毛の表現が素晴らしい。
