Pixel 7aの画質はFoveonセンサーに迫る…
何度かそういっているが、
Foveonの絵を提示できていなかった。
35mm(つまり換算70mm)くらいがちょうどよい。
DP3 Merrillが75mmで画角的にちょうどよさそうである。
…と言うわけでDP3 Merrillで撮影した二重橋である。
記憶色よりかなり赤っぽい上にアンダー気味だが
あえてそのまま掲載する。
SIGMA DP3 Merrill(50 mm) SS1/125 F11 ISO100
DP3 Merrillは2013…今から11年前に発売されたコンデジである。
特徴はFoveonセンサーを搭載していること。
一般的なイメージセンサーは光の強さしか計測することはできず
センサーの前に赤い光だけ通すフィルター、緑の光だけ通すフィルター、青い光だけ通すフィルターをベイヤー配列と呼ばれる配列で配置することで(赤:1、緑:2、青:1の割合で配置される)疑似的に色を再現させているのに対し、
Foveonセンサーは垂直に、青い光だけ感知するセンサー、緑の光だけ感知するセンサー、赤い光だけ感知するセンサーを配置することで、1ピクセルから色の再現を可能にしたセンサーであった(実際は少し違うが)。
Foveonセンサーの歴史に関してはヨドバシの下記インタビューが興味深い。
Foveonセンサーはローパスフィルターを搭載しないことから、
2011年のSD1登場以降、各社、相次いでローパスフィルターレス機を投入することになった。
DP3 Merrillは第3世代のMerrillセンサーを採用し、
4600万画素と称したが、
実際に得られる解像度は4800×3200の1536万画素だった。
Foveonが1ピクセルから解像するセンサーであるのに対して、
べイヤーは4画素+演算で解像する。
Pixel 7aは6400万画素のQuad PD Quad Bayerを採用と称しているが、
実際に得られる解像度は4624×3472の1605万画素である。
つまり4画素を1画素分として使用しているので、
Foveonに迫るのも当然と言えるかもしれない。
2014年に第4世代のQuattroセンサーが登場したが
構造に疑問がありスルーしてしまった。
(白飛び軽減用画素や青だけ画素数が多いのはFoveonの理念からすると不純である)
その後、第5世代のフルサイズセンサーの開発が難航し、
今に至るまで製品化されていない。
高い解像感を持ちつつもFoveonセンサーが普及しなかった理由は
①処理の重さ②電源の持たなさ③高感度の弱さ④製品化したのがシグマのみ
と言う事情と思われる。
と言うか小生が解像感を認めつつも、なかなか持ち出せない理由である。
…つーかべイヤーを1/4にリサイズするなら結果ほぼ同じじゃね?
DP3 Merrillはコンパクトデジカメとはもはや言えないサイズ感と
炎天下では全く見えない液晶画面を(EVFが欲しい…)兼ね備え、
次世代で白飛び軽減用画素を用意しなければならないくらい白飛びしやすいので、
空の色が飛ばないようにあえて暗めに撮影している。
