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和訳する時に勝手に作文してはいけない

承前。

まめ氏、英検3級に挑戦する - 非常口の日常

英文の意味をとる際に、なんとなく知っている単語の意味を適当に並びかえて日本語を作文してはいけないよ、という話です。

 

初学者が英文を読む際に陥りやすい間違いとして、文法を無視して日本語を作文をしてしまう、というものがある。どれが主語で何が動詞なのか、形容詞や副詞はどこにかかっているのか、がわからなかったり、そもそもそういう見方をしようとする意識がないと、知っている単語の意味を並び替えて勝手な日本文を作り出してしまいかねない。まめ氏にもその傾向が見られたし、学習の過程で誰でも陥ってしまう罠なのだと思う。教える方も気をつけていきたい。


たとえばこんな例文。

The book he bought was interesting.

その本  彼  買った 過去形? 面白い

主語はthe book。he boughtが主語を後置修飾していて、動詞がwas。be動詞は左右を結ぶ等号のようなものと考えて、この文を単純化するとthe book = interestingとなる。

和訳の模範解答としては「彼が買ったその本は面白かった」くらいだと思うが、これを文法を無視して無理やり読もうとすると、

「えーっと、本。彼が買った… 面白いだから、彼は面白い本を買った、かな?」

とやってしまうかもしれない。


この文章では、結果として意味はそんなに外れてないかもしれないけれど、こういう風に文章を捉えてしまう人は、たぶん次の例文の意味を間違って捉えてしまうと思う。

The country he visited last year imports a lot of things from my country.

その国  彼  訪れた  昨年  輸入  たくさんのもの から  私の国

主語はthe country。これをhe visited last yearが後置修飾して大きな主語を作り、importsが動詞。和訳すると「彼が昨年訪れたその国は、私の国から沢山のものを輸入している。」くらいだろうか。

これを、単語の意味を並べて日本語を作文してしまうと

「国。彼は訪れた、昨年…。輸入、たくさんのものを私の国から。だから、彼は昨年私の国からたくさんのものを輸入するためにその国を訪れた、かな」

これでは意味が全く変わってしまう。

仮に文法の意識があったとしても、主語と動詞をhe visitedと勘違いしても同じ結果になってしまうかもしれない。


今のところ学校ではあまり文法を習わないようなので、この辺りはしっかりサポートしていかなければならないな、というのが現時点のメモ。




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