今回の奈良観光の目的のひとつは、橿原市今井町を散策することだった。
「るるぶ奈良」を見ていたら、「江戸時代に栄えた豪商の町 今井町」と書かれているページが目に留まった。
今井町は平成5年に全国で37番目の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。
今井町重要伝統的建造物群保存地区は、東西約600メートル、南北約310メートル、面積にして約17.4ヘクタールの規模となっており、地区内には伝統的建造物として、建築物が501件、工作物が119件、環境物件が69件あり、全国で最も多い地区となっている。
そんな町を訪ねてみたくなった。
本来は2日目に訪問する予定だったが、雨が確定していたので、1日目に訪問することにした。
近鉄京都駅 → 直接、八木西口駅まで行ける電車だったのだが、八木西口駅にはコインロッカーがないようなので、大和西大寺駅で降り、構内にあるコインロッカーへ。がら空きで助かった。→ 八木西口駅
改札を出て、西口方面へ。




ストリートビューである程度事前調査をしてきたが、ワクワクだ。

わぁ~、煉瓦の橋梁だ。

ばぇ~。
期待が高まるぅ~。
町並みに入る前にある大きな木の下に気になるものが見えた。

なんと、今井町の道路元標だった。

正面

裏面

「奈良」と刻まれている。「縣」の文字は確認できず。
こんなのがあるって聞いていなかったよぉ~。
過去の経緯を調べてみると、
長らく蘇武橋西詰に「今」以下が判読不能なまでに深く埋まっていた。
2009年春頃
道路改修の為に掘り起こされた。
2011年頃
正面が道路に向いて建てられた。
いつ頃かわからないが、、正面が現在の位置になった。
これらに関しての説明板らしきものはなかった。
奥には太神宮常夜燈が見える。

道路元標の先になぜか「奈良縣里程元標 旧設置場所」があった。


奈良縣里程元標は下記の記事で紹介したが、奈良市にあったよね。
あっ、そうだ。
忘れてた。
「奈良縣里程元標 旧設置場所」のプレートが、奈良市内にあったんだ。
折角、奈良市に来たのに、すっかり忘れていた。
それにしても、なぜ、橿原市に「奈良縣里程元標 旧設置場所」があるんだろう?
理由を調べてみたが、分からなかった。
大きな木の正体は「蘇武橋のエノキ」だった。

景観法第二十八条第一項の規定による 「景観重要樹木」に指定されました。
指定番号 橿原市景観重要樹木第一号
指定年月日 平成二十一年七月一日
樹種 エノキ
「蘇武橋のエノキ」は、樹高十五メートル、幹周約五メートル、枝張り約二十メートルの大きさで、 今井町の歴史的景観の一部を構成しているだけではなく、地域のランドマークとしての役割も果たしています。
樹齢は、四百二十年と推定されており、今井町の歴史を今もなお見守り続けています。