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短歌日記31

 

   *


 波踊る 真午の月のおもかげがわずかに残る水のしぶきよ


 友なくば花を植わえというきみのまなこのなかにわれはあらずや


 星の降る夜はありしや金色の糸巻き鳴れりねごとのごとく


 雨を待つひと日は室のくらがりにわれは眠れる幼子のごと


 プラスチック甘噛みをする子供らがやがて膨張する暑さ


 代理人不在の朝よ訴状にて悪魔の業を援用したり


 ときはるか光りのなかに滲むころわれまたひとり竈を点す


 死はいまもわれに宿れり野生馬の鬣ゆれる丘ぞ歩めば


 涕雲ゆるる地平に鳥還すかつてのごとく羽搏きやまず


 曳く舟にきみが消えたといいつのる落日ちかき夏のたわむれ


   *

 




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