以下の内容はhttps://chuff.hatenablog.com/entry/2021/01/20/170000より取得しました。


Z900RS黒い素肌 女性小柄ライダー向け改造本質に迫る

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カワサキプラザ神戸兵庫公認企画。

ジャーニーモーターサイクル公認企画。

当ブログチャフとのトリプルコラボ。

小柄な女性用に大型バイクを改造する、でありますね。

 

その女性とは清原明彦大明神の御娘にして

カワサキプラザ神戸兵庫のゼネラルマネージャー。

松浦美香さん。

www.kawasaki-plaza.net

身長150cm体重45kgで、大型バイクを操る。

体格からは考えられないほど、かなり上手な人。

 

前回はこちら。 

chuff.hatenablog.com

 

ありがちなローダウンを否定して

あくまで操作中のコンパクトさを目指す。

タチゴケと、事故とどちらを選ぶ?って話ですわな。

タチゴケは、もう諦めよう!

そこは創意工夫で乗り切ろう!

 

そう、ガストン・ライエのように!

 

 

ガストン・ライエって誰?

この人ですよ!

 

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パリ・ダカールの覇者。

既にお亡くなりになっておりますけど、

もとはモトクロスの世界チャンプ。

確か、身長は160あるかないか。

脚付きなんか関係なく砂漠を制した男であります。

別名リトルジャイアント、あるいは親指トム

 

しかし、それも車体がライエにセッティングされてのこと。

これをやるのでありますね。

 

ということで、リア周りの動きをスムーズにした前回。

ついで今回はフロントに入ります。

 

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緊縛?

 

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

  • メディア:
 

 

これ、何やってるかと言うとですねえ。

このZ900RSは新車。

まだ慣らしが半分くらい。

つまり工場から出荷されたまま。

 

工場製造というのは、許容される誤差があるわけです。

あんまりずれてちゃ駄目だけど、これくらいはまあね!

というずれがあるんですね。

もちろんフロントフォークにもある。

通常フロントフォークは4点で止められてますわな。

トップブリッジ、アンダーブラケット、

フェンダー、フロントアクスル。

それが左右にあるわけです。

となると、平行とかちゃんと取れてるか怪しいのです。

ばあいによっては、フロントフォークの長さそのものに

わずかな差があったりもするわけです。

そこを強迫的にバランスとりするんですね。

 

まあ、そういう大人の世界ですから

当然脱がされてくくられておるのです。

それって緊縛?

 

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この黒く引き締まった骨格いかがザンスか?

 

もちろん、ここでも各部の締め付けトルクは厳重に管理されます。

各部に、最適なグリスが塗られてゆくわけです。

ジャーニー・モーターサイクルの吉川氏によると

 

「万能なグリスはありません。使い分けないと駄目です。特にモリブデン系は要注意です

 

とのこと。

マニアック過ぎて、ワタイも解説できない。。。

一時期、モリブデングリスが万能と謳われておったのです。

しかし、よく考えてみればモリブデン自体が硬い金属。

これをシャフト系に使うと、明らかに傷が入るのも納得。

このへんまではまだ分かる。

でも、リチウム系の化学式がどうのこうのとなると

必殺のあの言葉が出る。

これは、ワタイのジュリアでも同じこと。

 

chuff.hatenablog.com

 

その言葉とは。。

 

「おまかせします!」

 

実はここから先の作業に関しては写真ないのよねえ。。

だって、ほらコロナで密避けてるし。。

それに寒いし。。。

 

というわけで、サスセッティングに至る前のバランス取りは終わっちゃった。

ちなみに、インジェクションの調整もこのとき終わっておる。

インジェクションというと、調整不可と思われがち。

でもね、実は機械的に調整可能なのご存知?

電子的な調整ではなく、パイロットスクリュウーの噴射量は

実は調整できるのです。

これはワタイは知らなかった。

自分のZ1300でやってもらって驚愕したのであるね。

これも吉川氏の解説ではこうだ。

 

多気筒の場合、低回転で爆発のムラがあると、遅れるピストンと早いピストンが相殺しちゃうんです。回転上げれば消えるから気づかないですけどね。これを揃えてやると、アイドリング付近のトルクが増えます。半クラも少なくなりますし、取り回しも軽くなります。そうすると、本来のパワーを自由に取り出しやすくなるんです」

 

ご理解いただけたであろうか?

どうやるかって?

ワタイは聞いてもわからなかった。

よって、読者貴兄もわからんと思う。

そこは、プロの仕事なのであるよ!

 

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大将、おまかせで!

 

そしてこうなる。

 

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いやーん。。

なんかカッコよくなってない?

全体がシャキッとして、立ち姿が美しい。

ほんとこういうのって、ミリ単位で印象変わりますからねえ。

 

でね、ここで完成なわけがないのです。

ここがウォーミングアップね!

 

エンジンをかけてみる。

 

ドヒューンドヨドヨドヨ〜〜〜〜

 

「大将!、いやあいい出来だねえー」

「イキの良いエンジンです。カワサキはホンダに追いついてます!」

「ああ、たしかにCB1300のようだわ!」

「製造ムラはともかく、基本設計に感動いたしました!」

「こりゃ走りたくなるねえ!」

 

ここまでやって、やっとサスセッティングを出せるとこにきたわけですね。

 

Z900RSに乗ったことある人はわかると思うけど

リヤの挙動がちょっと独特。

動くには動いておるのだけれど、動いてる感じがしない。

吉川氏の分析によると、いくつかの可能性が。

 

① フロントがリアに比べ剛性がありすぎる

② 営業上の理由だと思われる車高の下げすぎ

③ ノーマルの謎のバネの緩め方。

 

①は、デザイン上の理由からかしらねえ。

ワタイも正立にしたほうがよかったと思うザンスな。

しかし、倒立をあえて採用したにはそれなりの理由があるはず。

そこは乗りながら考える。

しかし現時点では、フロントとリヤがアンバランス。

 

②は、開発部門と営業部門の毎度の攻防戦。

このマシンは「オッサンホイホイ」なのであるな。

オッサンライダーはとにかく車高を気にする。

開発が正しいジオメトリーを推しても、「それじゃあ売れないよ」

という言葉で無理やり下げられる。

それ以外にも、パーツの共有化でコストダウンするためかもしれない。

現にこのリヤサス、専用パーツとは思いづらい設計。

 

③は、これも②とからむけれども初期設定がどうも怪しい。

これはノーマルの写真をカワサキプラザ神戸兵庫で撮ってきたので、掲載。

 

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バネレートを緩める余地が殆どない。

同じ車種の違うマシンのも撮影。

 

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やはりな。。。

このマシン、車重は乾燥で220kgくらいある。

フロントの硬さとあいまって、そのすべてをリヤが一旦引き受ける。

しかもホリゾンタル・バック・リンク・システムというこれは

その車体の沈み込みを感じづらい。

 

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しかも、この美香さんのマシンは少し緩められておったのですな。

バネはもう緩められないので、ダンパーを緩めて。。

 

結果、サスの底づき!

 

この状態で100馬力以上のパワーをかけると

どこかで突然破綻するのは必至。

これに美香さんが乗ると、だいたい260kg。

平均的な外国人がタンデムすると400kgくらい。

 

ノーマルのハンドルは、幅がなんと800ミリくらいある。

 

バネの締めシロはめちゃくちゃ残ってる。

 

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これらから考えられる仮説は。。

 

各自、好みで締めていってね!

 

これがカワサキからのメッセージであろうと読む。

 

なるほど、そうなるとフロントの剛性も理解できる。

高荷重のハイアベレージを設定しておるのだな。

しかし、客層はオッサンたちなのでこうなってしまった。

腹を突き出し、反りくり返って乗っちゃうおじさんたち。

よって、車高は下げられた。

車体が振られてもいいように広いハンドル。

 

失われし青春のかけらを拾い集め、

昔はどうだったこうだった、とかいう

 

オッサン向けデチューンなのだ。

 

すっかり腹が出ておるのに、細いジーンズを履きたがるオッサンだ。

剥げた頭をヘルメットで隠し、俺はZが好きだとのたまうオッサン用。

結果、足が届かないとか、尻が痛いとか言い始めるのだ。

同時に乗りやすいとか言い始めるのだ。

 

それではあまりにZが不憫だ!

 

つまりZ900RSというオートバイは

コスプレされておるのだ!

では、本来の姿に戻してやろう!

駿馬としての誇り高き走りを戻してやろう!

本来のスピード域で、華麗なるステップを踊らせてやろう!

 

ここでふと我に返る。

これって、小柄な美香さん用セッティングであった。

ワタイのマシンではない。

しかし、この仮説は多分間違ってない。

そこで電話してみる。

 

かくかくしかじか。

 

美 「サイコーです!じゃあ、ぜひそれで!」

 

Zに乗る者、それもまたZであらねばならぬ。

Zはアルファであり、同時にオメガなのである。

 

つづきます。

chuff.hatenablog.com

(Zとは究極の意。当然ライダーの心意気も必要!そこでクリック!)

 

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