
舎弟。
どの世界でも、誰かに引っ張ってもらわないとね。
五分の盃じゃなく、64の盃で下について。。
でさ、舎弟って継承はできないのね。
継承するのは「子分」。
自分のシノギは自分でって言うのがいいじゃありませんか。
実はインデペンデントなわけで。
このあたりのややこしさは、これ読むと良いです。
- 作者:猪野 健治
- メディア: 文庫
これ名著ですよ。
文化的考察に満ちております。
で、ですね。
引っ張ってくれる上の人は、どういう文化なのでしょう?
その人たちの世界を知っておく必要があります。
青さんは昭和文化の最後の継承者!
ここに出てくる曲くらいは知っておきましょう!
では、さっそく!
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私は多弁な割に言葉を惜しむところがあります。
最近はそれを自覚しつつあります。
自分もよくわからないことのほうが多いのに、これはいけません。
物を知らない人間の割に
話したり書いたりする内容が、
ちょっと特殊な知識を
当然のように前提にしている傾向があります。
人間、不惑を越えると
やはり少しだけ大人になるのでしょうね。
反省の日々です。
さて、そんな私の本日のテーマは
サム・テイラーです。
…大人はね、反省してもどうしようもないことは開き直るんだよ。
ニニ・ロッソはちょっとさておくとして、
このアメリカ人サックスプレイヤーを
知らない人のほうが多いでしょう。
しかし演奏は聞いたことが在る人の方多いはずです。
少なくとも、普通に生きている大人なら
ほぼ全員が一度は聞いています。
ハーレムノクターン。
いけない、大人の世界。。
この人は世界的にも有名な人なんですが、
とにかく日本人の心を掴んだ人です。
どのぐらい日本人が心を掴まれたかというと、
この人、紅白歌合戦で演奏しています。
後に、日本の歌謡曲を演奏したものが
販売されたりしておりますから、人気のほどがわかりますね。
- アーティスト:サム・テイラー
- 発売日: 2018/10/03
- メディア: CD
で、ニニ・ロッソ。
こっちがちょっと説明が難しい。
「夜空のトランペット」の人なんですけどね。
グーグルIMEが予測で出してきません。
知名度はそれなりなのでしょう。
60年代に、欧州で活躍したトランペッターです。
イタリーの人ですね。
この人も日本で大変人気になった人で、
延髄に響くトランペット。
冒頭にちょっと「夜空のトランペット」入ってますね。
名刺代わりなのでしょう。
「君恋し」という曲も、
フランク永井が歌えばこんな感じ。
本来は二村定一です。
浅草オペラの人で、他には「アラビヤの唄」やら
「私の青空」などの吹き込みもいいですね。
日本の喜劇王も数多くありますが、
最も古く最も大きい名前は
多分榎本健一なのだろうと思います。
エノケンに古川ロッパ、西だと横山系の始祖である横山エンタツに花菱アチャコでありましょうかねぇ。 エンタツは横山やすしや横山ノックの師匠にあたり、横山系の始祖でありますが、同じ横山でもホットブラザーズは兄弟であり、本名なので無関係だそうです。 考えてみると、今でこそトリオのイメージですが、本来はお父さんの横山東六さんが器用な芸を披露していたグループですものな。 西の演芸で言えば海原一門も大きいところでしたな。 今は小浜さんの孫である海原やすよともこが活躍していますが、海原千里(上沼恵美子)・万里やら池乃めだかさんもたしか、海原一門の方だったんじゃなかったでしょうか。 東でいう青空一門みたいなものなのでしょう。 青空一門といえば、今は解散していますがWコロンの取り扱いが複雑です。 師匠がWエースだそうなので、ダブケン系なのかと思っていましたが、Wエースは半分青空一門だそうで。 こういう場合はどちらにカウントすべきなのか悩ましいですな。青空球児・好児はわかりやすく青空一門ですが、一時期青空球児が所属していたナンセンストリオも青空一門になるんでしょうか。 生前の前田隣のエピソードを聞くと、トップライトの話がいくつもあるようなのでそう考えるのが自然かもしれません。
えーっと。何の話がしたくてこんなことに…
インストゥルメンタルのレコードを
猛烈に売った二人の外国人プレイヤーを、
ぜひ知ってほしかっただけの話でしたね。
トランペットとサックス二大管楽器を紹介したので、次は弦楽器であるギタープレイヤーからクロード・チアリを紹介しなければならないような感じがしますが、この場合不可分なのは「壁に耳ありクロード・チアリ」という、どうしようもない地口。 とりあえず「夜霧のしのび逢い」は一度聞く価値の在るものですよ、というぐらいにしておきましょう。
- メディア: ウェア&シューズ
ガイジンさんが日本で売れて、
為に色々工夫をしてくれるというのは
なかなか面白い作品ができるのでいいことだと思いますよ。
QUEENの「手をとりあって」を知っている人も多いでしょう。
彼らも日本で人気が出て、世界で売れ始めたのです。
日本はクイーンのゆりかごだったわけです。
- 発売日: 2019/04/17
- メディア: Prime Video
トリオ・ロス・パンチョスの
「その名はフジヤマ」なども味わい深いですな。
わが国としても、そういう心意気にはお応えせねばなりません。
それはきっと、かぶれ倒した挙げ句、
英語歌詞だけの歌を出すことではないと思うんです。
具体的に誰とかどれとかは言いませんけども。
私思いますに、その解の一つとして
金沢明子の名作があるのでしょう。
戦後、まもなく起きた空前のロカビリーブーム。
シャンソンブーム。イタリアン・ポップスブーム。
どれもが「歌詞を日本語化した」ものでありました。
無論、それはそれで良いのです。
そのまま向こうの歌詞で歌うのなら、
ネイティブに勝てるはずがない。
- アーティスト:江利チエミ
- 発売日: 2008/07/01
- メディア: CD
しかし「本家が戦いたくない土俵を用意しちゃった」レベルとなると、
これにまさるものは他に思い浮かびません。
まさか、ビートルズを音頭にしちまうなんてねぇ。。
ある意味、これは
ジャズアレンジやボサノヴァアレンジみたいなものなのです。
全国津々浦々の夏祭りにおいて、
炭坑節に混ざってこういう「音頭アレンジ」がはやればいいなぁ、と。
日本初の軍歌と言われる「宮さん宮さん」から始まった、
わが国と西洋音楽との交流。
そがどのように変化していくのか行く先が楽しみだ、
といったところで本日はここまで。
それではまた。了
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前口上で、私は若者に「これ知っとけよ!」と言いました。
しかし、青さんの文章に出てくる歌の世代は。。。
現在、要介護だと思います!
文中、小文字改行なしの部分は
私が編集段階で「ああ。きっと青さん飲んでたんだな」
と思った部分なので、そこは一つおおらかな気持ちでお願いしますよ。
つまりゴマをすれということですね。
うーん、実はサム・テイラーのCDを何枚も持ってんですね。
あれかけると、いけない夜の火遊び気分になるので
キャンドル揺らめかせ、
癒やしのお風呂に入るときとかに使ってます。
(なに、その変態さ?そう、ボケるまであと少し。大人でクリックだ!)
- アーティスト:サム・テイラー
- 発売日: 2018/01/05
- メディア: CD
- アーティスト:サム・テイラーと彼のオーケストラ
- 発売日: 2016/09/21
- メディア: CD
- アーティスト:サム・テイラーと彼のオーケストラ
- 発売日: 2016/09/21
- メディア: CD
- アーティスト:サム・テイラー
- 発売日: 2017/10/04
- メディア: CD