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岩木山のせい

今週のお題「山」

 最近になって落ち着いてきたものの、今年も大雪でした。私の住む弘前市も、そして全国ニュースにもなっている青森市も「なぜこんな所に人は住むのか?」と思ってしまうほど、毎年毎年大雪が降るのです。

 なぜ?なんで弘前や青森は雪が降るの?今更の疑問ですが、スマホを駆使して調べてみました。

 『西高東低の冬型の気圧配置』、天気予報でお馴染みのフレーズです。西、つまり冷えた大陸に冷たい『空気』がたまると圧が強くなり、比較すれば暖かく空気の薄い(圧の弱い)日本海に向かって風が吹く。この風は海の水蒸気をどんどん取り込んで湿り気を増しながら青森県に吹き込む。そして、津軽平野を吹き渡って岩木山にぶつかります。岩木山に遮られた湿った風は上方に向かい、それにつれて温度が下がり水の粒となり、やがて壁となった岩木山に恨みをぶつけるかのように雪を降らせるのです。

 青森市の場合にはもっと大変な事になります。湿った風は津軽半島を越え陸奥湾にいたり、さらに多くの水蒸気を蓄えます。そして湾の中でぶつかり方向を変え青森市に吹き込みます。待ち構えるのは八甲田連峰。八甲田の峰々にぶち当たった湿った風は、やはり上方に向かい、冷え、八甲田連峰の風上に位置する青森市はドカ雪となるのでした。

 あれ?ちょっと待って。山の風上の青森市に雪が降るのは分かるけれど、弘前市と岩木山の位置関係だと、弘前市は山の風下、雪を降らせ終わった後の乾いた風が吹くんじゃないの?なんで?なんでこんなに雪が降るの?

 こんな時は賢いChatGPTに聞いてみます。

 分かりました。理解しました。ざっくり言うと、それは岩木山が円錐形の美しい独立峰だからなのです。日本海から津軽平野に吹き込む風は岩木山に真っ直ぐにあたるだけではなく、回り込むように、山の形に沿うように立体的に吹き込むのだそうです。その時、風向きによっては弘前は風上、雪の降る側となるのだそうです。

 1月7日撮影の岩木山です。

 岩木山は弘前市からは西の方角なので、美しい夕焼けが見られます。大雪の原因たる岩木山ですが、もしこの山がなかったら、津軽平野の眺めはどんなに味気なかったことか。岩木山あっての津軽だと、やっぱり思っているのです。岩木さんではなく、岩木様と呼びたい気持ちは山々なのですが、それでは人名のようになってしまうので、泣く泣く諦めているのでした。では。




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