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BKP200とエクステンダーPH with SV405CCで銀河など

SkyWatcher BKP200/F800鏡筒にVixenエクステンダーPHとSVBONY SV405CCの組み合わせで撮影

反射望遠鏡焦点距離を1.4倍に伸ばせる『VixenのエクステンダーPH』とフォーサーズサイズのSONY IMX294を搭載したカラー冷却CMOSカメラ SVBONYの『SV405CC』をフリマアプリの“メルカリ“にて格安で購入しました。

現在、私が所有している望遠鏡で焦点距離が一番長い物はSkyWatcher BKP200/F800の800mmですが『VixenのエクステンダーPH』を使用すれば焦点距離を800×1.4=1120mmに延長(拡大)する事ができます。

また、フォーサーズサイズの冷却CMOSカメラ SVBONYのSV405CCを使用するとメインで使用しているAPS-Cサイズの冷却CMOSカメラQHY268Cより画角が狭くなりますが被写体を大きくした“感じ“で撮影が行えるので春の銀河祭りと言われるこの時期など銀河撮影等ではそれも良いかもです。

実は望遠鏡での撮影セットを2台に拡張しようと考えていてAPS-Cサイズの冷却CMOSカメラがもう一つ欲しかったのですが手の届く価格では無かったのでフォーサーズサイズの中古良品を格安で購入したという理由もあります。

 

という事でSkyWatcher BKP200/F800鏡筒にVixenエクステンダーPHとSV405CCの組み合わせでのテスト撮影として春時期メジャーなメシエ天体のM104 ソンブレロ銀河、M51 子持ち銀河、M97 ふくろう星雲を撮影してみました。

 

以下、撮影地や機材は共通です。

撮影地:京都府舞鶴市

撮影ソフト:SharpCap 4.1

鏡筒: SkyWatcher BKP200/F800 × Vixen エクステンダーPH

焦点距離: 800 × 1.4 = 1120mm

カメラ: SVBONY SV405CC(Gain:125 OffSet:30 冷却温度:-8℃)

フィルター: サイトロン Comet BP フィルター

赤道儀:SkyWatcher EQ6R、極軸合わせ:PoleMaster

ガイド鏡:SVBONY SV165、ガイドカメラ:Cers-C、ガイドソフト:PHD2

その他: Sky-Watcherフォーカスモーター、SVBONY SV226 フィルタードロワー、HiMeLE Quieter4C ファンレスミニPC 、Windowsリモートデスクトップ 

画像処理: Pixinsight 、Photoshop CS2 、RawTherapee 5.8

まずはこの機材構成でのファーストライトです。

M104 ソンブレロ銀河

撮影日:2025年4月5日 撮影開始時刻:02時08分、露出 : 180秒×21(63分)

今月休暇となった4月4日の夜に撮影に出かけ当日は月が低空まで沈むのを待って26時頃からM104を撮影したのですが開始から1時間ちょっとで雲がわんさか湧いて星がほぼ見えなくなったので上記撮影だけで撤収。

翌日、翌々日は天候悪化で星は見えず。

3日後の4月7日の夜は雲が多い予報でも晴れそうな時間帯もありそうだったので撮影に出かけたのですが月齢9.8日目の月が20時14分に高い高度で正中する月夜でした。月が子午線を越えてから約2時間半後のまだ月夜が明るい中で撮影を開始したのが次のM51で薄雲がかかる時もありましたが予想以上に良く写ってました。 

M51 子持ち銀河

撮影日:2025年4月7日 撮影開始時刻:23時20分、露出 : 240秒×23(92分)

M51 子持ち銀河(トリミング拡大)

2025年4月7日23時20分 の M51と月の位置

SkyWatcher BKP200/F800+Vixen エクステンダーPH+SVBONY SV405CC+サイトロン Comet BP フィルターの組み合わせ、これ位の大きさの銀河撮影に良いかも。

 

続いて月が沈みつつある頃よりM97 ふくろう星雲を撮影

M97 ふくろう星雲

撮影日:2025年4月8日 撮影開始時刻:01時52分、露出 : 300秒×30(150分)

M97 ふくろう星雲(トリミング拡大)

SV405CC→エクステンダーPH→BKP200鏡筒接眼部への接続

エクステンダーPHのフランジバックを調べてみたのですがVixenの取説等にも記載が無く不明でした。同じVixen製のコレクターPHにはフランジバック56.5mmと記載があり。コレクターPHとエクステンダーPHを付け替えても同じピントになるとの情報があったのでとりあえず56.5mmでセットしてみました。

今回SV405CCで撮影した画像をみると四隅でも星の歪はほぼ無かったのでこの調整で良いかと思っています。後はフィルターによる光路長の伸びに対して微調整が必要かも。

エクステンダーPHのカメラ側接続ねじはM56×0.75のオスネジなのでM48×0.75に変換するアダプターを使用してSV405CCカメラと接続。このアダプターは天文ハウスTOMITAにて購入したASTROLABE M56メス - M48オスADで光路長は1.5mmです。 

SV405CCとエクステンダーPHの接続

エクステンダーPH→BKP200鏡筒への接続は接眼部2インチスリーブへの差し込みとなりますが目いっぱい差し込むとドローチューブを最大に伸ばしてもピントが出せない為、18mm繰り出して取り付ける事によりドローチューブ半分引き出しくらいの位置でピントが出せました。

エクステンダーPHとBKP200との接続

VixenのエクステンダーPHについては天文リフレクションズさんでも紹介されています。

ビクセン・エクステンダーPHキット・現代に甦るクラシックニュートン | 天リフOriginal

※VixenのHPで確認した所、エクステンダーPHキットは現在、新規受注を休止している様です。メルカリで中古品を購入できたのはラッキーだったかも。


機材は増えたのですが......撮影に行ける機会がなかなかおとずれず!

Vixen エクステンダーPHが加わった事で、SkyWatcher BKP200/F800鏡筒の接眼部補正レンズが三種類となりました。

左:焦点距離を1.4倍の1120mm(F5.6)に延長(拡大)できるVixenのエクステンダーPH
中:焦点距離はそのままの800mm Sky-WatcherF4コマコレクター
右:焦点距離を0.75倍の600mm(F3)に縮小(広角)できるNEXUSのコマコレレデューサー

そして現在所有している望遠鏡と補正レンズの組み合わせは下記です。

所有望遠鏡と補正レンズによる焦点距離F値

焦点距離的にはちょっとオーバーラップしている箇所もありますがF値等を考慮すると撮影対象に合わせて機材構成を考えるのも楽しみの一つになりそうです。

 

今回は久々の撮影及びブログ更新でしかも2025年ようやく初!でしたが、前回からその間天体撮影熱が冷めていたわけでもなくて天気等チャンスがあればいつでも出動したい気持ちはに変わりはありませんでした。

しかし今年に入ってから、1か月の内にまとまって10日間ほどの陸上休暇中になかなか天気に恵まれずいつの間にか4月になってしまい、今回久しぶりに出動機会がおとずれたのですが、最近はその10日間ほどがパターン的に満月期近くの月夜の時期でなかなか厳しい状況に陥っています。

  • SVBONY

 

  • HiMeLE

 




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