以下の内容はhttps://chisakari.hatenablog.com/entry/2024/10/18/122247より取得しました。


ε130dを使い始めました

タカハシのε130Dを購入。注文してから受け取りまでは1年5ヶ月待ちでした。

ε130Dは主鏡に双曲面(ハイパーボライド)を使い接眼部に補正レンズを配置した反射望遠鏡で、発売開始は今から11年以上も前の2013年8月です。

補正レンズを用いたスペックは有効径:130mm、焦点距離:430mm、f値:3.3、イメージサークル:Φ44mm、メタルバック:56.2mm。

購入からセットアップ

タカハシ製品を手にするのは初めてで、憧れだったタカハシ望遠鏡のロゴが入った梱包段ボール箱を見ただけで感動。うれしい反面、使いこなせるかなと一抹の不安がよぎる。

まずはタカハシ製センタリングチューブと今まで使っているSkyWatcherのセンタリングアイピースで光軸確認

主鏡のセンターマークは確認できるが、斜鏡のセンターマークはセンタリングアイピースでは見えにくいというかほぼ見えないのでセンタリングチューブのみでざっくりと確認

斜鏡センターマークはセンターにある様だ。主鏡センターマークは若干ずれている感じだけど許容範囲だと自分なりに素人判断してとりあえず光軸調整はせずに出荷時の状態で使用してみる事にする。

 

K-ASTECの鏡筒バンドのセット、ZWOのEAF、QHY268Cカメラと接続する為のM54→M48接眼部アダプター、AliExpressのStarTripStoreで購入したカーボンフード、ファインダー取付台座ネジ部から乾燥空気を注入する貫通孔付きボルトを取り付けてセットアップ。

K--ASTECの鏡筒バンドセットだけではビクセン規格のアリミゾに取り付け出来ない事がわかりKYOEIの汎用アリミゾプレートDXを追加で取り付け。

ZWOのEAFはK-ASTECのEAF用カップリング5-8mmφ及びホームセンターで購入したM4の六角穴付きボルトと蝶ナットを使ってあっさり取り付ける事ができた。

接眼部にはタカハシのM54→CMOSカメラ接続M48に変換する2.0mm厚のアダプターリングとM48用の赤色レンズキャップをAmazonで購入。ε130Dのメタルバックフォーカスは56.2mmとなっており、使用するCMOSカメラQHY268Cはアダプターの前端からカメラセンサーまでの距離を55.0mmに組んであるので2.0mmアダプターと合わせると57.0mmとなるが、フィルターを取り付けるのでその分の光路長の伸びを考えると丁度良いのではと期待している(フィルターによる光路長の伸びが0.8mmだとメタルバックフォーカスが丁度57.0mm相当になると思われる)。

ファインダー取付台座のネジ1本をネジのトミモリで購入したM4×14mmのエアー抜き キャップボルトに交換。このボルトは貫通穴が開いていて中空になっているので、ここにエアーチューブを接続して鏡筒内へ結露防止対策の乾燥空気を送る。

カーボンフードを取り付けたまま格納できるケースは今まで車の荷台で使っていた内寸底部幅68Cm×28Cm・高さ28Cmの収納BOXがぴったりだったのでそれを使う事にした。  

ファーストライトへ

結露防止対策として鏡筒外板部へも乾燥空気を送れる様に鏡筒前後へ全周上8ヵ所に2.5mm穴を開けたエアーチューブを追加で取り付け。

 

ファーストライトはメジャーな天体のハート星雲で行った。

4分露光撮影の1枚目、撮って出し画像をモノクロとし『四隅部・中心部・各上下左右中央部』を切り出して星像をチェック

星像チェック

光軸とメタルバックフォーカスは素人ながらにいいんじゃないかと思うけど、上側の星像が少し歪んでいるみたい。カメラのスケアリング調整を行っていないので、その影響があるのかな。

ハート星雲 IC1805

撮影日:2024年9月30日 撮影開始時刻:21時39分、露出 : 240秒×24枚(96分)
撮影地:京都府舞鶴市
撮影ソフト:SharpCap 4.1
鏡筒: タカハシ ε130D(焦点距離:430mm(f3.3))
カメラ:QHY268C(Readout Mode#1Gain:57 OffSet:30 Temp:-4℃)
フィルター: IDAS NBZ-II
赤道儀:SkyWatcher EQ6R、極軸合わせ:PoleMaster
ガイド鏡:Askar 32mm F4、ガイドカメラ:ZWO ASI224MC、ガイドソフト:PHD2
その他:SVBONY FW(フィルターフォイール)、ZWO EAF(電動フォーカサー)
画像処理: Pixinsight(WBPP、SPCC、SXT、ABE、BXT、ScreenStars SCRIPT、NXT)
、RawTherapee 5.8

次にライオン星雲を撮ってみた

ライオン星雲 Sh2-132

撮影日:2024年10月1日 撮影開始時刻:01時11分、露出 : 240秒×18枚(72分)
撮影地:京都府舞鶴市
撮影ソフト:SharpCap 4.1
鏡筒: タカハシ ε130D(焦点距離:430mm(f3.3))
カメラ:QHY268C(Readout Mode#1Gain:57 OffSet:30 Temp:-8℃)
フィルター: IDAS NBZ-II
赤道儀:SkyWatcher EQ6R、極軸合わせ:PoleMaster
ガイド鏡:Askar 32mm F4、ガイドカメラ:ZWO ASI224MC、ガイドソフト:PHD2
その他:SVBONY FW(フィルターフォイール)、ZWO EAF(電動フォーカサー)
画像処理: Pixinsight(WBPP、SPCC、SXT、ABE、BXT、ScreenStars SCRIPT、NXT等)
、StellaImage9 、Photoshop CS2、RawTherapee 5.8

雲に頻繁に邪魔されて使用できた撮影枚数は少なくなってしまったが総露出時間72分でこれだけ写るのはいいんじゃないでしょうか。撮影地が山の展望台で光害が少ないというのも大きなメリットになっていると思いますが、デュアルナローバンドフィルターを使用して露光240秒で撮れたのはε130Dのf値3.3という明るさの効果では。

 

ε130Dはコンパクトなボディーの中に高精度な機能が無駄なく詰め込まれていて安心感のあるしっかりした構造になっているという印象を受けました。

鏡筒質量も4.9Kgと軽量なのでセッティングも楽で、今回のファーストライトで満足できる結果となり良かったです。

 

後、画像処理ですが、今回からPixinsightのWBPP→SPCCの後にSXTでStar画像を分離してStarless画像でABE又はDBEにて勾配補正する方法を試してみました。結構うまくいったと思います。




以上の内容はhttps://chisakari.hatenablog.com/entry/2024/10/18/122247より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14