米FRBは昨日FOMCを開催し、政策金利の0.25%引き下げを決定しました。前回の9月に続き、2会合連続での利下げとなります。また量的引き締め(以下、QT)の終了も決定しました。こちらは12月1日となります。
市場予想どおりの利下げでした。これで政策金利は3.75~4%となります。報道によると3年ぶりの低水準だそうです。多くの投資家が注目しているのは次回12月の利下げ有無でしょう。こちらは「既定路線ではない」(パウエル議長)ということで不透明です。
今回は雇用より景気(の下支え)を優先した判断です。米政府機関閉鎖の影響で経済統計の多くが公表されていません。データが少ない中で、さぞ難しい判断だったと思います。実際にFRB理事の間で意見が割れたようです。ある理事は0.5%の大幅利下げを主張し、ある理事は金利据え置きを主張したとのことです。
市場の反応はいまいちです。今回の利下げは元々ほぼ確定と見られていました。その中で市場は、パウエル議長の12月利下げ牽制発言に反応し、米国株は下落しました。また同発言を受けて、為替はドル高(円安)に触れました。もっともFRBとしては、今の段階では牽制しておくしかないでしょう。
ところで、地球PFとしては利下げよりもQT終了に注目です。FRBのバランスシート縮小が終わります。つまり、通貨量を減らす金融政策が終わりを迎えるわけです。またお金がジャブジャブと増える世界に戻ります。それは良くも悪くも、地球PFにとって追い風となります。
地球PFの増減は、究極のところ地球全体の通貨供給量に依存します。マネーが増えれば地球PFは上昇し、マネーが減れば地球PFは下落します。仮に地球PFが、地球上の全資産を時価総額比で完全に組み込んでいれば必然的にそうなります。
ただし、完全な地球PFは原理的に構築不可能です。現状の地球PFも完全には程遠いので、通貨供給量と完全には相関しません。とはいえ不完全ながらも、やはり傾向としては通貨供給量に依存します。
今回FRBは2会合連続で利下げを決定しました。また12月のQT終了を決定しました。後者の方が地球PFにダイレクトに影響します。地球PFの成否は地球上の通貨供給量に依るからです。引き続き今後のFRB、並びに各国の金融政策に注目したいと思います。
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