8月最終日です。学生さんは夏休み最終日ですね。今日は「宿題の日」だそうです。今頃慌てて夏休みの宿題に追われている学生さんも多いのではないでしょうか。私も学生時代はそんな感じでした。明日からの新学期が楽しみな学生さんも居れば、絶望的な気分の学生さんも居ることでしょう。私はもちろん後者でした。
それでも社会人、というか会社員に比べれば全然マシですよ。たしか学生さんの夏休みは1か月強くらいあったかと思います。それに対して、社畜の夏季休暇なんてせいぜい1週間くらいですからね。驚愕の短さです。ちなみに私は元々SEでした。すると、その短い夏季休暇さえシステムのリリース作業の関連で潰れることがありました。こうなると、気分はもう絶望を通り越して「虚無」です。もしかして今後40年くらいは、私の人生に大型連休はないのかなと。
それがどうでしょう、昨年FIREして、今や毎日が休みです。今日で無職FIRE生活518日目、もう「働かない生活」が日常になっています。これまでの人生で一番長い超大型連休を謳歌しています。しばしばFIREは学生時代の夏休みと比較されます。たしかに、宿題のない夏休みがずっと続いていく感じかもしれません。「人生の夏休み」といったところでしょうか。
FIRE民は何しろ無職なので非難の目で見られがちです。しかし、よほど実家が金持ちでもない限り、大抵は皆と同じく会社員としてキャリアをスタートさせます。私もそうでした。しかし他の人より多少早くに一定の資産を形成し、40代で首尾よく脱社畜を果たしました。言ってみれば、夏休みの宿題を他の友達より早く終わらせたようなものです。そういう学生が周囲から「勉強もせずに遊んでいてけしからん」と言われることはないでしょう。しかし、同様のことをしたはずのFIRE民は「働きもせずに遊んでいてけしからん」と言われます。考えてみれば不思議なことです。
他にありがちなFIRE批判は「お金のことしか考えていない」「つまらない人生」等々です。個人的には、どちらも的外れだと思います。
前者に関しては、むしろ逆じゃないかな、とすら思います。資産の最大化を目指すなら、定年まで社畜を続けて給料をもらい続けた方が良いでしょう。何ならその後も死ぬまで働いた方が良いです。FIRE民は、そうやって手にするお金よりも、時間なり自由なりを優先したわけです。将来得られたはずの給与の累計で「自由を買った」と言っても良いかもしれません。とんでもなく大きな買い物です。本当にお金のことしか考えていなければ、むしろFIREなど狂気の沙汰です。
後者に関しては、人それぞれの価値観による、としか言いようがありません。私は今の「働かい生活」が好きです。社畜時代の私は死んだ魚の目をしていましたが、今は生きた人間の目をしています。これはあくまで「私はそう」という話に過ぎません。一般に人のため、社会のため、あるいは自己実現のために働くのは素晴らしいことだと思います。しかし、様々な要因で労働に喜びを見出せない人もいます。私は社畜時代に鬱病を経験したこともあり、労働に対する嫌悪感が人一倍強いのです。働きたければ働けば良いし、働きたくなければ働かなくて良い。それを選択できる自由もまた素晴らしいと思います。
いずれ働くか、このまま働かずにいるか、今後のことは私自身も全く分かりません。とりあえず今は、もうしばらく人生の夏休みを継続しようと思っています。
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