先日元同僚と飲みました。「転職について相談したい」ということでした。元勤務先は現在大規模リストラの真っ最中であり、早期退職の募集を行っています。彼は今回それに手を挙げるかどうか、また手を挙げて退職した場合、次はどこに転職するか、といったことで悩んでいました。そんな大事なことを、一度も転職せずにFIREしてしまった私に相談するとは。光栄なことですが、相談相手を間違えているとしか思えません。

それにしても早期退職か。。。率直に言って羨ましいものがあります。元勤務先は確定拠出年金を導入していますが、別途退職金「モドキ」をもらえます。加えて早期退職ということで、上記の他に割増退職金をもらえます。更に退職時期は年末となり、冬のボーナスが満額出ます。また会社都合退職の扱いとなり、失業保険の期間が長くなります。おまけに会社から転職支援サービスを受けられます。さすがJTCの早期退職、もう至れり尽くせりです。
私は昨年、特に何の特典もない普通の自己都合退職で会社を去りました。あわよくば私も早期退職の募集に手を挙げて辞めたかったものです。実は密かに募集を待っていたのですが、昨年時点では一向に募集の気配がなく、痺れを切らして辞めました。その翌年に早期退職募集ですよ、羨ましいったらありゃしない。もっとも仮に募集の予定を知っていたとしても、早く辞めたかったので結局は同時期に辞めていた可能性が高いです。まあ今となっては悔しがっても仕方のない話です。
話を戻します。元同僚は今の職場に特に未練がないようです。また、ある程度の蓄えもある様子。であれば、とりあえず早期退職募集については応じる線で良いでしょう。
次の転職先ですが、これが難しいところです。詳細は伏せますが、彼には趣味の関係で以前からやってみたい分野の仕事がありました。その関連の転職先で、おそらく今後「プロジェクトX」のテーマになり得るレベルの大規模プロジェクトが始まります。全くの未経験であり、年収も下がりますが、ぜひ同プロジェクトに参画したいと。彼は私と同年代の就職氷河期世代です。40代後半、おそらく最後のチャレンジとなるでしょう。
もう1つは、同じキャリアの延長線上で外資系企業に転職する道です。年収は相当上がります。一応こっちの線でも動いており、その気になれば、もうキャリアコンサルタントが話をつけてくれそうな段階だそうです。通常はこちらを取るでしょう。彼には蓄えがあるといっても、FIREできるほどではありません。まだ十数年は会社員人生が続きます。キャリア的にこちらの方が安牌です。
私は無責任ながら「この際お金よりも、やりたい事やれば」と意見しました。人生一度切り、その方が後悔せずに済むと思います。彼も内心では既にその方向で決めている感じでした。というか実のところ、あまり悩む余地がありません。彼は独身であり、転職先の年収が多少下がっても、それほど問題がありません。それなら、思い切ってやりたいことにチャレンジすれば良いと思います。
私から言わせれば、「好きな仕事」「やりたい仕事」「チャレンジしたい仕事」があるというのは、とても素晴らしいことだと思います。私にはそれがなく、とりあえず働きたくないので無職FIRE生活を送っています。私も何かやりたいことが見つかり、それが仕事になるのであれば、その時がFIRE卒業かもしれません。しかもそれがプロジェクトXに取り上げられるくらいの一大プロジェクトであれば「わが人生に悔いなし」とすら言えそうです。もっとも今のところ、私が再び働き始める可能性は限りなくゼロに近いです。元同僚にはぜひ私の分まで頑張ってほしいと思います。
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