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父の死

父が亡くなりました。

一昨日、久々に父の携帯電話から着信がありました。出てみると、父ではなく若い女性の声です。内容を聞くまでもなく、すぐに父が死んだものと分かりました。電話の主は父の娘、つまり私の妹です。

しばらく呆然としてしまいました。父と最後に会ったのは3年ほど前です。妹とは一度だけ会ったことがあります。詳細は以下の記事をご参照ください。父の「新しい家族」と初めて会った時の話です。

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父は一部界隈で有名な人でした。暴走族の元総長であり、元ヤクザでした。この経歴から、父は不良あるいは不良に憧れを持つ一部の人々から崇拝されていたようです。しかし率直に言って、一般社会では到底受け入れられない反社会的な人間でした。おそらく父の被害者も大勢いることでしょう。息子の私が言うのも変な話ですが、父の死を美談に仕立て上げてはいけないと思います。

私は父と全く似ていません。というか、私だけ家族の誰とも似ていません。父に限らず、母も弟も昔は相当な不良でした。家族は私を除いて全員中卒です。弟は父の背中を追いかけて、父と似たような人生を辿り、結局ヤクザになりました。なお今は組織から離れ、一応「カタギ」として生きています。一方で、なぜか私だけ不良要素がゼロであり、家族の中で浮いていました。

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ヤクザの家族というのは大変なものです。しかも当時は家族4人中2人がヤクザでした。もっとも父と母は私が小学生の頃に離婚しています。ずっと母子家庭であり、私は父と数回ほどしか会ったことがありません。いずれにしても、私はこれまで家族のことを隠し通して生きて来ました。もちろん会社でもそうでした。しかし弟が恐喝で逮捕され、それがニュースとなり、私の家族のことが同僚にバレました。あの時は色々と大変でした。今となっては良い思い出、、、にはならないかな。

私は会社を辞め、晴れて無職になりましたが、今なお周囲に家族のことは言わないようにしています。我ながら無職も社会的にどうかと思いますけど、「反社」はもう次元が違います。たとえ「元」反社でも一般社会ではアウトでしょう。私がこのブログや他のSNSを匿名で運営しているのも、基本的には身バレを防止するためです。とはいえ、分かる人には分かります。既に私の素性に気が付いている人も居られるでしょう。このままそっとしておいていただけますと幸いです。

さて、上記のとおり私は父と数回ほどしか会ったことがありません。せっかく久々に会っても、何を話せば良いのか分からず困惑したものです。それは父も同じだったようです。何しろ価値観や生き方が違い過ぎる上に、一緒に過ごした時間がほとんど無いのだから、無理もありません。その点、父と弟は似た者同士だからか気が合うようでした。

そんな父も、私たち兄弟のことを一応は心配してくれているようでした。私に関しては独身であることを気にかけていました。そして「まあ弟があれじゃ結婚は無理か、はっはっは!」と大笑いしていました。いや、笑い事じゃないんだわ。一体誰のせいだと思っているのやら。

私は以前、婚約していた彼女から「子供が欲しいけど、あなたにも犯罪者の血が流れていると思うと、、、」と心配され、泣く泣く別れました。元反社、元ヤクザの家族とはそういうものです。それにしても、弟は父から育てられてもいないのに、よく父の背中を追いかけ続けたものです。父と弟を知る人は、おそらく良い意味でも悪い意味でも「この親にしてこの子あり」と思うことでしょう。そういえば以前、実家のアパートに弟と2人で居た時に、弟が借金していた消費者金融の取り立てが来ました。返済を求めるその人に対して、弟は激昂して怒鳴り散らし、なんと階段から突き落としました。そのまま踏み倒したのか分かりませんが、私はその時に「俺にもこいつと同じが血が流れているのか。。。」と思ったものです。

ところで、上で引用した記事にも書いていますが、新しい家族を持った父は驚くほど丸くなっていました。遅くにできた娘をとても可愛がっており、それはもう誇らしげに自慢していました。そこには伝説の不良ではなく、娘思いの立派な父親が居ました。私からすれば、あの時の父こそ等身大の父だったように思えます。願わくば生前に、過去を引きずって虚勢を張る父ではなく、等身大の父ともっと話がしたかったです。

おそらく父は残念ながら、生前の行いから天国ではなく地獄に落ちてしまったと思います。私は犯罪こそせず、不良でもありませんでしたが、いずれ父と再会できるかも分かりません。というのも、投資でFIREしている無職独身、仕事もしていなければ子どもも残していません。現在の日本が資本主義かつ自由主義の国だから良かったものの、世が世なら許されざる存在です。いつか地獄で父と再会できるかな。

独身子無しの私と違い、父は多くの子どもを残したようです。父の新しい奥さんはロシア人の方でした。つまり私の腹違いの妹には、半分ロシアの血が入っています。そして、どうやら父は韓国の女性との間にも子どもを作っていたようです。以前父と飲んだ時に「実は韓国にお前の兄が居てなぁ」とサラッと話してくれました。いま分かっているだけで日本、ロシア、韓国、、、私の兄弟が一体あと何人この地球上に点在しているのか謎です。

思えば、私は父の実像をほとんど理解していませんでした。父を解ろうとせず、あまりにもコミュニケーションが不足していました。今さら悔やまれます。父さん、いずれ私もそっちに行きます。生前はうまく話せなかったけど、今度はお互いちゃんと向き合って、ゆっくり語り合いましょう。

 

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