年金関連改革法案が衆院本会議で賛成多数で可決しました。参院に送られ、おそらく今国会で成立するでしょう。本法案については、立憲民主党が「あんこを入れる」と称して基礎年金の底上げを主張。これを受けた修正案を与党が丸のみした形です。

底上げの財源は厚生年金の積立金です。つまり「あんこを入れる」とは、厚生年金の積立金を基礎年金(国民年金)に流用することに他なりません。これまで厚生年金の被保険者が強制的に徴収されてきた高額の保険料が国民年金に流用されるわけです。それだけに本修正案はサラリーマンから猛批判されています。
批判に対して一部の議員や関係者は「流用ではない」「流用でも皆よくなる」「国民年金のみの受給者は少ないから流用とは言えない」などと、かなり苦しい言い訳を展開しています。しかし誰がどう見ても明らかに流用であり、民間の保険会社であれば通常ありえない目的外利用です。年金制度への信頼が失墜する事態だと思います。
ところで、私は昨年FIREして現在無職の第1号被保険者、つまり「流用される側」の国民年金の被保険者です。ポジショントークをするなら本法案に賛成の立場といえます。しかし、そういう私でも今回の修正は酷いと思います。いくらなんでもサラリーマンを舐め過ぎです。彼らからの搾取にも限界があるでしょう。
日本は文字どおり「働いたら負け」な国になって来ました。その意味でもFIREして良かったかもしれません。
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