
舞台は終戦直後で復興などには程遠い闇と絶望が95分という上映時間に描かれています。昼間の明るさはせめてもの希望という感じですが、基本的には心の闇とでも申しましょうか、暗い画面が多くそれこそ昔のブラウン管テレビでは認識できないようなシーンに包まれています。監督は塚本晋也。「野火」ほどとは言わないまでもずっしりとした重さがあります。台詞は少な目ですが、台詞のない部分に語りたい台詞が隠されているようにも思えますね。それがまた見るものを惹きつけます。心のうち、言いたいが言えない台詞、目は口程に物を言う。まさにこれです。登場人物は少ないですが、それぞれのキャラが際立っています。誰もが主人公という感じで、どんよりしながらも見入ってしまう魅力があります。ただし、特におすすめという映画ではありません。楽しさは少しもないですからね。いろんなものを普通に食べられることを感謝したいです。
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