ネット証券黎明期に設立された「マネックス証券」で知られる「マネックスグループ(東証プライム市場、証券コード:8698)」から株主優待の案内が届きました。祖業である「マネックス証券」の設立にはなんとあのソニーも一枚噛んでいたりします。
金融持ち株会社の「マネックスグループ」は、「マネックス証券」と「日興ビーンズ証券」が統合する形で発足しました。その後 M&A によって「オリックス証券」「ソニーバンク証券」「BOOM 証券(香港)」「TradeStation(米国)」などを取り込み現在に至ります。中でも大規模な暗号資産流出事件を起こして経営危機に陥った「コインチェック」を買収した際は大きな話題となりました。
グループ会社だった「マネックス証券」は長らく独立系のネット証券として頑張っていましたが、2024年1月に NTTドコモの資本参加を受け入れて実質的な子会社となり、「マネックスグループ」の持ち分法適用会社となりました。「マネックスグループ」としては今後「コインチェック」の方を柱に据えていくことにしたようです。
「マネックス証券」は、楽天証券や SBI証券が始めた株式取引手数料無料化によってかなり苦しんだのではないかと思われます。ただ、先日 NTTドコモが住信SBIネット銀行を TOB によって連結子会社化することを発表したことなどから今後の先行きに不透明感も漂ってきました。

さて、そんな「マネックスグループ」ですが、「マネックス証券」の利用者向けに株主優待制度を実施しています。ただ、こちらも 2月12日付けで株主優待制度の変更が発表されています。
従前は、マネックス証券で現物の国内株式を売買した際に発生する売買手数料が株式保有数に応じてポイントバックされるという形でしたが、以下の様な内容に変更されました。
| 保有株式数 | 付与ポイント |
|---|---|
| 1 ~ 99株 | 50 ポイント |
| 100 ~ 999株 | 100 ポイント |
| 1,000 ~ 1,999株 | 500 ポイント |
| 2,000 ~ 19.999株 | 1,000 ポイント |
| 20,000 株以上 | 2,000 ポイント |
基準日は毎年 3月末日と 9月末日の年 2回です。まあ決してお得な内容とは言えませんが、付与された「マネックスポイント」は、NTTドコモの「dアカウント」と連携しておくことで 1ポイント= 1円相当として「dポイント」に自動変換されるので使い勝手に困ることは無いでしょう。
但し、株主優待の権利を得るためには「マネックスグループ」の株式を「マネックス証券」の口座で持っておく必要があります。他の証券会社の口座で持っていても意味が無いのですよね・・・。
私が初めてマネックスグループの株式を取得した頃はこのような制限は無かった記憶なのですが、2020年頃からこのように変わってしまったようです。まあどうせ 1単元しか持っていないのでどうでもいいやと放ったらかしにしているのですが・・・。わざわざ株式移管するほどでもありませんからね(笑)。