2025年9月20日から 2026年2月1日までの期間、神戸市役所西の旧居留地地区にある「神戸市立博物館」で、オランダを代表する画家の一人「フィンセント・ファン・ゴッホ」の美術展「夜のカフェテラス」が開催されています。私も 5月末に前売り券を購入し、ずっと楽しみにしていた企画です。展示が始まってしばらくは混雑が酷いだろうと思って少し時期をずらしていたのですが、先日ようやく観に行くことが出来ました。
こちらの美術展、実は第 1期として開催されているもので、初期のゴッホ作品を中心に同時代のモネやルノワールなどを含めて 74点の作品が展示されています。2027年2月6日からは第 2期として「アルルの跳ね橋」「夜のプロヴァンスの田舎道」など、アルルから晩年に掛けてのゴッホ作品が多数来日するとのこと。こちらも楽しみな展示ですね。
三宮くらい全然自転車で行ける距離ですが、旧居留地付近にはあまり自転車を停めれる駐輪場がありません。あったとしても管理人が居るわけでも無く、この辺りにあまり長時間駐輪する気にはなれない(盗難リスク的に)ので、地下鉄で行くことにしました。
三宮駅付近は目下再開発の真っ只中。地上に出てしまうとこないだ通れた所が通れないなんてこともザラなので、” さんちか ” を通って市役所方面へ。ただ、こちらも市役所付近の地下通路はリニューアル工事で閉鎖されてしまっているので結局国際会館辺りで地上に出なければなりませんでした。

市立博物館も中に入るのは随分久しぶりです。
「神戸市立博物館」
住所 : 兵庫県神戸市中央区京町24
電話 : 078-391-0035
開館時間 : 9:30 ~ 17:30(金曜、土曜は 20時まで)
定休日 : 月曜日(祝日・休日の場合は振替あり)
駐車場 : 無し
備考 : 飲食物持込不可、撮影は館内指示に従うこと
駐車場はありません。もし車で行く場合は市役所の近くの「三宮中央通り駐車場」なら時間あたり 500円くらいでしょうか。自転車は周辺に適当に停めていると撤去されますのでご注意を。JR や阪急・阪神、地下鉄の駅からなら徒歩 10分くらいです。
原則として平日は予約の必要はありませんが、混雑具合に拠っては入館までかなり並ぶ可能性もあります。土日祝日に関してはチケットを事前購入しておくのは当然として予約も必須と思った方がよいでしょう。予約を入れる場合は、結構早くに予約枠が埋まっていっているようなのでご注意ください。平日でも会期終了間際などは相当混雑するかも知れません。
チケットは博物館でも買えますが、かなり並ぶ可能性があります。スマホが無いとダメですが、事前にオンラインチケットを購入しておく事をお勧めします。私は「アソビュー」で事前購入しておきました。
博物館内は飲食物持込禁止です。1階にカフェはありますが、会期中は食事の提供は無いようです。とは言え三宮なので付近にいくらでも美味しいお店があります。食事場所に困ることは無いでしょう。


さ、中に入りますかね。チケット購入済みの場合はそのまま階段を上がって 3階へ。

入館したのは 10時少し前だったのですが、既に土産コーナーにはたくさんの人が。入り口からはチケットを買い求める方の列も続いています。やはり早く来て正解だったっぽい?平日でコレですもんね。

3階に上がったところで綾瀬はるかさんがナレーターを務める音声ガイドの貸出が行われていました。700円は微妙に高い気もしましたがこれは借りて正解。会場内で列がなかなか進まないので手持ち無沙汰になるのですが、この音声ガイドのお陰でだいぶ気を紛らわせました。私の様な俄モノには作品の背景なども分かりやすいので借りておいた方がいいですよ(支払いは現金のみ)。
受付で電子チケットを提示して紙のチケットに交換してもらい入場。このチケットは 2階入場時やミュージアムショップに入る際も必要になるので無くさないように。3階はゴッホ初期の作品が中心。この時期は暗い絵がほとんどだったのですね。音声解説を聴くに方向性を模索して随分思い悩んでいたようですが、農民や機織りの生活が重々しく描かれていて驚きました。
2階はゴッホがパリに移り住んでからの作品を他の印象派の画家の作品と共に展示。影響を大きく受けたそうで画風が一変します。目玉の「夜のカフェテラス」は 2階入り口から撮影専用の列が形成されていて一番奥の展示室まで続いています。展示室はこの混雑。写真を撮らない方は横や後から列に並ばずに観てもいいと言っていましたが、とてもゆっくり鑑賞できるような雰囲気ではありませんでした。写真も 1枚撮ったらすぐに退いてくれと言われるのでゆっくり観れないのは同じで残念。まあ撮りましたが(苦笑)。

以下、5点の作品だけ撮影OKでした。こちらは今回の目玉作品「夜のカフェテラス」。アルルを訪れたゴッホが暗闇の中にイーゼルを設置して直接現地で描いた作品なのだそうです。お金にはずっと苦労していたようですが高価なウルトラマリンがふんだんに使われているようです。カフェの照明とは補色なのにどぎつさが無いのはやはりこのウルトラマリンのお陰なのでしょうか。

こちらも有名なゴッホの「自画像」。印象派や新印象派などから大きな影響を受けたそうです。

「草地」。実は下にオランダ時代に描かれた肖像画が描かれていたらしい。経済的な事情なのか、過去を消したかったのか?

点描画の技法で描かれた「レストランの室内」。点描画では同じく展示されていたマクシミリアン・リュスの作品も良かったです。

「石膏像のある静物」。う~ん、これはあまり好みでは無いかも。

退館する前にもう一度上から眺めてみたところ、ミュージアムショップコーナーは人が溢れんばかりになっていました。平日の正午頃でこれなので土日祝日は酷い事になっていそうですね。
■ 昼食がてら元町をブラブラ・・・だったのだが・・・
さて、博物館を出るとちょうど昼食時。もちろん三宮で食べても良かったのですが、最近あまり徒歩で三宮界隈をウロウロすることが無くなっていたので元町の方で以前から何度か行っているビストロに行ってみようと「ブラ神戸」といったところです(笑)。

旧居留地には魅力的な建物がたくさん。

こちらは商船三井ビルの北側ですね。風格があって好きな建物です。ひとまず取り壊しは免れて保存・活用する方向で検討に入ったようで何より。


途中面白そうなお店を見つけました。「CAFÉ DE J'AIME(カフェ・ド・ジェーム)」というライブカフェ(?)のようです。ただ、かなり営業が不定期っぽい。この日は閉まってました。


予定していたお店はこの近くだったのですが、到着してみるとなんと CLOSED ... ええ?Google MAP じゃ営業中になってたのに・・・。仕方ない他を探そう・・・。

地下鉄湾岸線の「みなと元町」駅。昔有った第一銀行神戸支店の煉瓦造りの外壁だけを保存して駅として活用されています。実はこの近くのイタリア料理店に寄ったのですが、なんとピザ窯が不調で営業していないと・・・。だったら看板仕舞っといてよ・・・。

元町商店街を歩くのも久々です。

そして次に寄った「洋食の朝日」さん。なんじゃこの行列は・・・。1時間くらい待ちそうだったので諦めました。ヤバイ、昼食難民になってる(笑)。
■ 「ジャックとスパイス」
最悪「もっこす」にでも寄るかとおもいつつ、もう 1軒チェックしていたお店を見に行ってみました。県庁近くにある「ジャックとスパイス」さんです。チキン南蛮が美味いらしい。

「ジャックとスパイス」
住所 : 兵庫県神戸市中央区下山手通6丁目3-5
電話 : 不明、予約不可
営業時間 : 11:30 ~ 15:00(L.O. 14:30)
定休日 : 不定休
席数 : カウンター 4席、テーブル 2人席x4、4人席x1
駐車場 : 無し
備考 : PayPay 利用可、全席禁煙
入ったのは 13時半過ぎでしたが、この日はもう閉めようかと思ってたらしい。危ない危ない・・・。基本ランチタイムのみの営業のようです。やたら気さくなマスターは音楽もしてはるのかチキンジョージとも関係があるっぽい?何かイベントがあるときは インスタ で告知しているらしいです。



真ん中のアートプレート・・・。なんですかこれは?めっちゃ気になって写真撮ってしまった(笑)。ダイエット終わってがっつり食べるの絵?(笑)


わりとリーズナブルなお値段ですね。ここはやはりチキン南蛮プレートを。

ちょっと味が濃いめでしたが美味しく頂きました。ご馳走様!

県庁前と大倉山の中間辺りだったので大倉山まで歩くことに。文化ホールは 2027年以降三宮の方に移転する事になっているそうです。最近では内装の壁が落ちたりとかなり老朽化が進んでいるらしい。

気温が下がって空も冬っぽくなって来ました。

今回の戦利品(?)です。何も買わないつもりだったのについ・・・(苦笑)。


「夜のカフェテラス」の方はポストカードとマグネットシート、壁に飾れる小さめの複製画(野の花とバラのある静物)を買って来ました。2027年の展覧会はゴッホ晩年の作品が中心とのことなので、そちらも楽しみに待ちたいと思います。