FUJIFILM の「X-M5」はレンズ交換式のミラーレスカメラとしては非常に軽くコンパクトな製品です。ささっと鞄に入れて気軽にどこにでも持ち出せるのはいいのですが、小型化の代償としてグリップが貧弱なのは事実。また、カメラの底面にもプラスチック素材の安っぽさを感じる部分があるので、アルミ製のプレートを付けてドレスアップさせておきたいなと感じていました。
そこで、カメラアクセサリーメーカーとしてすっかり定着した SmallRig から発売されている「X-M5」用の L字型マウントプレートキットを買って取り付けてみることにしましたのでレビューしておきます。ちなみに今回私が購入したのはシルバーモデルの「SR4875」というキットですが、「SR4876」という型番でブラックのモデルも用意されています。

キット内容は、「Hハンドル付きL字型マウントプレート」「ホットシューカバー」「シャッターボタンキャップ」「マイクウィンドスクリーン」の 4点です。
SmallRig の直販ストアで購入される場合は以下のリンクからどうぞ。税込 9,000円以下の注文には送料が掛かりますが、セールなどで安く買えることもあるかと。
取扱説明書は入っていませんでしたが、SmallRig の HP で英語と中国語のみ対応のものを見つけました。
まあ各パーツを見ればどう付ければいいか分かると思いますケド(笑)。




それぞれのパーツの重量は上の写真の通り。一番重い L字型プレートでも 64g 程度と軽量ですし、他のパーツに至ってはほぼ無視出来る重さでしょう。
それではまず「H ハンドル付き L字型マウントプレート」から見ていきましょう。




プレートの内側、カメラと接触する部分にはシリコンが使われていて、カメラを傷つけないよう配慮されています。グリップの部分は不要なら取り外すことも可能です。


取付は簡単!カメラを裏返して三脚穴にプレートを取り付けるだけです。難しく考えなくてもネジを閉めていけば勝手にプレートの位置が合ってくる辺り、ほんとよく出来ています。底部にある三脚用のネジ穴は全て 1/4 inch ネジ用のものになっています。
また、プレート着脱用のマイナスドライバーがマグネットで裏に貼り付いていますが、どこかで落としてしまう可能性もあるので普段は取り外して保管しておいた方がよいかも知れません(← α7C II 用のプレートのドライバーを落としてしまった人)。


「X-M5」の欠点の 1つに、三脚穴の位置がバッテリースロットに近すぎるがために、どんなに小さかろうがアルカスイス互換プレートを取り付けるとバッテリースロットの蓋に干渉して開かなくなってしまうという問題があるのですが・・・


この SmallRig のプレートなら付けたままでもバッテリー室へアクセスすることが可能です。バッテリー交換や SDカードの取り出しなども問題無し!




取付前後の比較ですが、グリップの深さの違いは一目瞭然ですね。握った感じですが、これがまたすごくイイ!片手でもカメラをしっかりとホールドできるようになりました。


次にレリーズボタンを取り付けてみました。こちらも「X-M5」のシャッターボタンにねじ込むだけです。ワンポイントのアクセントにもなりますし、僅かとは言えシャッターボタンの位置が上がったことでシャッターを切りやすくなりました。


そしてホットシューカバー。剥き出しだと接点の酸化が進みそうで嫌だったので、これで安心です。ホットシューカバー上面にはフジフイルムを発音したときの音紋と、創業した 1934年の刻印がされていてとてもお洒落!こちらも接点と接する部分にはシリコンが貼られています。


動画撮影を行う際にウインドスクリーン(モフモフ)が欲しいという方はホットシューカバーの代わりに取り付ける形になります。動画撮影をほとんどしない私がこちらを使う事はまあ無いと思いますが。
アルカスイス互換のプレートなので、もちろん三脚の着脱も簡単・確実に!


FUJIFILM と Leofoto のコラボ三脚を取り付けてみましたが、「X-E4」用のコラボ品とは言え同じ様なサイズ感のカメラだけに「X-M5」にもピッタリ!このセットならいつでも気軽に鞄に放り込んで持ち歩く事が出来ます。




実用性だけでなくドレスアップ効果も望めるお勧めのキットです。グリップはほんとに驚くほど握りやすくなります。プレート、レリーズボタン、ホットシューカバーはそれぞれアルミ製のしっかりしたものなので、「X-M5」のカメラとしての完成度が一段階上がったように感じる事が出来ますよ!