三宮から少し東、「HAT 神戸」の兵庫県立美術館のすぐ近くに「JICA(独立行政法人国際協力機構)」の関西支部にあたる「JICA 関西」があるのですが、そこのビルの 1階に職員や関係者だけでなく誰でも利用することの出来る食堂があるのをご存知でしょうか?
しかもこの食堂、ただの食堂ではありません。国際協力の一環として途上国の食文化を楽しみ親しんでもらえるようにとの趣旨から、エスニック料理やハラル(イスラム教の教えに沿って許されるもの)に配慮したメニューが提供されているのです。インドやトルコなどの料理はわりと市中のレストランでも楽しめますが、オセアニア地域などの料理に触れる機会はそれ程多くは無いんじゃないでしょうか。
ずっと気になっていた所の 1つだったので、近くを通った折りに寄ってみることにしました。

こちらは JICA 関西が入っているビルの南側。北側からも入ることが出来ます。

「JICA 関西食堂」へは「JICA 関西」に入ってすぐのエントランスホールから入ることが出来ます。
「JICA 関西食堂」
住所 : 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5-2
電話 : 078-261-0341(予約不可)
営業時間 : ランチ 11:30 ~ 14:00(L.O. 13:30)
ディナー 17:30 ~ 21:00(L.O. 20:30)
定休日 : 無し
席数 : 100席(テラス席あり)
備考 : 現金決済のみ、全席禁煙
JR では「灘」駅が最寄りとなります。阪神電車なら「岩屋」駅か「春日野道」駅からどうぞ。美術館を目指して歩くと分かりやすいでしょう。車の場合は近隣の有料駐車場に停めてください。自転車は駐輪場に停めることが出来ますが、ロードバイクなどスタンドのない自転車の場合は難儀するかも。


食券制なのですが、初めてだとちょっと分かりにくいかも知れません。メニューに書かれた番号札を取ってレジで先に精算し、トレーを持って料理を乗せてもらって席に着くという流れになります。食券の券売機なんかで買う方式なのかとキョロキョロしていたらお店の人が教えてくれました(笑)。


客席はカフェテリアスタイルになっています。談話しながら食べれるようになっている辺りが大学の学食を思い出させますね。ドリンクはセルフ式ですが、珈琲や御茶などを自由にお代わりできます。

残念ながら食べてみたかった月替わりのエスニック料理は売り切れ💧13時ちょっと過ぎに着いたのでは遅かったようです。7月は日・パラオ外交関係樹立 30周年にあたるそうで、パラオやサモアなどミクロネシアの郷土料理を楽しむことが出来るワンプレートランチだったそうです。
嘆いても仕方ないのでここは「小松菜と豚肉のオイスターソース炒め」のセットを食べてみました。たぶんまとめて一気に作っているのでしょう。調理されてから時間が経っているようで小松菜の色は変わってしまっていますが、ちょっとピリ辛で普通に美味しかったです。そして何よりこれだけしっかり食べて 750円という価格にびっくり。今時なかなか無いですよね。

テラス席も用意されていて、屋外に持って出て食べることもできるようです。さすがに今の季節は暑すぎますが、春や秋なら気持ち良く食事できそうです。1階には食堂だけでなく、世界各国の民族衣装や民芸品の展示、JICA の活動に関する資料の展示なども行われているのでついでにどうぞ。
次に寄る時は月替わりのエスニック料理が食べられるようもっと早い時間に来れるようにしたいと思います。美術館のすぐ近くなので、行く前、または行った後にこちらで食事するというのもお勧めですヨ。ちなみに 8月の月替わりメニューはトルコ料理なのだそうです。
大阪・梅田のソニーストアまで自転車で行くついでに再度こちらに寄って昼食を頂くことにしました。

ちょうど 12時を過ぎた頃に到着したのですが、この日はさほど混雑も無く無事念願のエスニックランチを頂くことが出来ました。2025年はラオスとの外交関係が樹立されてから 70年にあたる年なのだそうで、ラオス料理が饗されていました。もちろんラオス料理なんて食べるのは初めてです。
主菜は「ピンカイ」というラオス風のグリルチキン。スパイスがよく効いていてとても美味でした。左手前の四角くて黄色いのは「カオ・パット・マーク・ウ」というかぼちゃのお菓子。「スプ・パック」という蒸し野菜サラダと「パッノーマ」という筍と挽肉の炒め物が付いて 850円はリーズナブル!栄養バランスも取れていそうですし、サイクリング中のランチスポットとしてもかなりお勧めです。
(2025.3.17)