Garmin のスマートウォッチやサイクルコンピューターにはわりと頻繁にファームウェアアップデートが降ってきます。だいたいはバグ修正か、センサーなどの新製品への対応がメインになっているのですが、たまに仕様の変更や新機能が追加されたりすることがあります。
サイクルコンピューターの「Edge 840」の場合は、2024年5月末のアップデートで密かに以下の様な機能が追加されていました。
v 21.16 (2024/05/29)
- Appleマップからの場所の送信と共有に対応
「Edge」シリーズでは、530/540、830/840、1030/1040/1050、Edge Explore 2 のほか、最新モデルの Edge MTB でもこちらの機能を使用することが出来るようです。Forerunner 955 を初め、スマートウォッチも多数対応モデルがあるようですが、画面が小さいので実用性はどうなんでしょうか・・・。
アップデートがあった当時もちらっと見た記憶はあるのですが、普段スマホの地図は Google MAP を使っていたこともあり、「ふ~ん」程度でスルーしていました。「Edge 840」でも元々本体の地図画面操作で POI(Point Of Interest)を設定する事は出来ましたが、小さな画面で目的地を探すのはなかなか難しいことや、反応速度の問題、検索するにしてもやたら時間が掛かるなどの理由で使っていませんでした。
とは言え、サイクリングしていると昼食の予定に考えていたお店が休みになっていたり、急遽寄りたいポイントが出来たりといったこともあると思います。コンビニを探したいなんて事も多いですよね?そういった場合はスマホの地図やナビ機能を併用していましたが、画面保護やバッテリー節約機能が働いてナビ中に画面が消えてしまうこともよくあります。
先日サイクリングしていて、そう言えば Edge 840 に Apple の地図と連携させて POI を指定出来る機能が追加されていたな・・・とふと思い出したので、試しに使ってみることにしました。Edge 840 のマップ画面も小さいので決して見易いとは言えませんが、常時地図を出しておけますし、曲がる場所が近付いたら通知もちゃんとしてくれるんですよね。
前提条件は・・・
- 対象の Garmin Edge シリーズを使用していること。
- iPhone を使っていて Garmin Connect アプリで Edge と連携済みであること。
これだけです。Garmin の Edge シリーズを使っているなら走行データをクラウド上にアップロードする事の出来る Garmin Connect アプリとは既に連携済みだという方がほとんどじゃないでしょうか。

使い方も驚くほど簡単です。
- iPhone で Apple の「マップ」アプリを開く(Google MAP じゃないですよ)。
- 興味のある場所(POI)をタップしてマップ上にピンを立てる。
- 赤〇の のようなアイコンをタップする。
- アプリのアイコン一覧が出てくるので、Garmin Connect アプリを探してタップする。
(出てこない場合は一番右の をタップして「候補」から探してみてください) - Garmin Connect アプリが立ち上がるので、POI を転送したいデバイス(ここでは Edge 840)
を選ぶ。 - ペアリング中ならすぐに Edge 840 の方に POI が転送されます。

Edge 840 の方で POI が受信されたことの確認メッセージが表示されるので、右上のチェックボックスをタップするとマップ画面が表示されます。「ライド」をタップするとすぐさま Edge 840 の方で現在位置からのルート検索をしてくれます。すぐに向かわない場合でも「検索履歴」の方に POI は残りますので、後でそちらから指定してもOKです。
ファームウェアアップデートのリリースノートなんて読んでいない方も多いでしょう。なのでこんな機能が追加されていることに気付いていない方も結構居るんじゃないでしょうか?これ、せっかく実装されているのに使わないと勿体ない機能です。現状 Apple の「マップ」アプリとしか連携させることは出来ませんが、Apple の「マップ」アプリも以前と比べると随分使いやすくなっていますし、急な予定変更などの際にはとても便利だと思うので、まだ使ったことが無いという方は是非試してみてください!