以下の内容はhttps://chateau-vulpes.com/entry/Air5_Liteより取得しました。


SOUNDPEATS(サウンドピーツ)の ” インナーイヤー型 ” 新作 TWS「Air5 Lite」レビュー!

煩わしい左右のイヤホンを繋ぐケーブルの無い TWS(True Wireless Stereo:完全ワイヤレスステレオ)という Bluetooth 接続のイヤホンがイヤホン市場の主流となって久しいですが、特に 1万円以下の価格帯は超激戦区で、様々なメーカーから多種多様な製品が発売されています。

安価な製品でも音質的に極端にハズレというモノは少なくなったかと思いますが、やはり低価格帯の製品では機能が削られていたりすることも多いのは事実。特に 2台のスマホやパソコンとの間で簡単に接続先を切り替える事の出来る「マルチポイント接続」機能の有無は、使い勝手に直結するだけに個人的に重視したいポイントの 1つです。

当ブログでも何度かお世話になっている「SOUNDPEATS(サウンドピーツ)」様より、新作の「Air5 Lite」を試してみないかとのお話を頂きましたのでレビューさせて頂くことにしました。前置きをするくらいですから当然「マルチポイント接続」にも対応しています(笑)。

SOUNDPEATS は 2013年に中国・深圳で設立され、日本でもコスパに優れたイヤホンを多数発売しているオーディオブランドです。Amazon や楽天などの通販だけでなく、ヨドバシカメラやビックカメラなどでも取扱されているので、もう持ってるよ、見たことがあるよという方も多いのではないでしょうか。

Air5 Lite-1

本記事を執筆するにあたり、SOUNDPEATS 様よりレビュー用にサンプル製品の提供を
して頂いております。公平・公正な観点から記事を執筆するよう心掛けておりますが、
ご留意頂いた上でお読み下さいますようお願い申し上げます。


■ SOUNDPEATS「Air5 Lite」の仕様を確認!

今回レビューさせて頂く「Air5 Lite」ですが、半年ほど前に「Air5」という兄貴分のイヤホンも発売されています。そこで「Air5 Lite」の仕様を確認するにあたって「Air5」との相違点もちょっと整理しておくことにしましょう。定価ベースの価格差は 2,600円です。

Air5 Lite Air5
発売日 2025.1.3 2024.8.23
イヤホンタイプ インナーイヤー型完全ワイヤレス
ドライバー方式 13mm ダイナミックドライバー(バイオセルロース複合振動板)
伝送周波数帯域 最大 20 Hz ~ 40,000 Hz
ノイズキャンセラ ○(Adaptive Noise Cancelling 方式)
Bluetooth バージョン 5.4(通信範囲 10m)
対応コーデック SBC、AAC、LDAC SBC、AAC、aptX、aptX Lossless
マルチポイント接続 ○(LDAC 接続時は使用不可)
バッテリー容量 イヤホン:35 mAhx2、ケース:400 mAh
連続音楽再生可能時間 最大約 6時間(ケース併用で最大約 24時間) 最大約 6時間(ケース併用で最大約 30時間)
防水仕様 IPX5 相当(防滴)
サイズ 約 56x51x26 mm(ケース込み)
重量 イヤホン片側 約 4.46g ケース込み 約 44.09g イヤホン片側 約 3.8g ケース込み 約 44.56g

SOUNDPEATS の「Air5 Lite」のページ に記載されている仕様と一部異なる部分があるのですが(防水等級、Bluetooth バージョン)、今回作成した表の仕様で正しいようです(担当者確認済み)。

「Air5 Lite」と「Air5」の違いは、音楽再生時のノイズキャンセラの有無と対応コーデックの違いの他は僅かに重量差があることくらいです。ドライバーやバッテリーなどは同じものが使われているようですね。バッテリーの消費はやや「Air5 Lite」の方が多いようです。

「カナル型」のイヤホンと比較すると元々「インナーイヤー型」は遮音性という点でもともと不利なので、ノイズキャンセラの有無はさほど大きな差とはならないかも知れません。遮音性やノイズキャンセラの性能を求めるのであれば「カナル型」のイヤホンの方がお勧めです。今回の製品については高音質コーデックが「LDAC」か「aptX」系かと言う方が選ぶ際のポイントとなるでしょう。また、「インナーイヤー型」のイヤホンは「カナル型」に比べると耳が痛くなりにくいという方が多いようです。

■ SOUNDPEATS「Air5 Lite」

それでは早速「Air5 Lite」の外観や付属品をチェックしてみましょう。

Air5 Lite-2Air5 Lite-3

カラーバリエーションはホワイトとブラックの 2種。今回はホワイトの方を選んでみました。

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イヤホン本体と充電ケース、USB Type-C to A ケーブル、取扱説明書類のほかに " PEATS君 ” というオリジナルキャラクターの可愛いシールが付属していました。取扱説明書については以下のリンクから PDF でも入手可能です。

SOUNDPEATS Air5 Lite 取扱書(PDF)


この取扱説明書の難点は字のサイズが小さいことに加えて 英・独・仏・西・伊・尼・日・韓・中 の 9カ国語で併記されていて読み難い点・・・。多少ページ数が増えたとしても同じ言語では一纏めになっている方が見やすいと思うのですけどね・・・。

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このケースの開き方はちょっと新鮮ですね。充電ケースは河原にある小石のように丸みを帯びたデザインで、手に非常に良く馴染みます。使い始める前にイヤホンに貼られているブルーの絶縁シールは剥がして下さい。初回起動時はケースの蓋を開けるだけでペアリングモードに入ります。

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重量を量ってみます。若干の誤差はありますが充分軽量。

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Apple の AirPods に似た、今では一般的となった形状のイヤホンです。操作はタッチ式。

充電は USB Type-C。急速充電に対応しており、15分間の充電で 3時間ほど音楽の再生が可能です。フル充電するとしても約 2時間で完了します。これなら朝出掛けに充電忘れに気付いたとしても準備している間に通勤・通学で使うくらいにはなんと出来そうですね。ケース正面のインジケーターが示す状態は以下の通りです。Qi などのワイヤレス充電規格には対応していません。

20% 未満 赤でゆっくり点滅
20% ~ 69% 黄色でゆっくり点滅
70% ~ 99% 緑でゆっくり点滅
100%(充電完了) 緑で点灯

また、充電ケースの蓋を開けた時に光るインジケーターは、ケースのバッテリーの残量を示します。

100% ~ 50% 緑で点灯
49% ~ 10% 黄色で点灯
10% 未満 赤で点灯

装着感ですが、私には「カナル型」の方が合っているのかも?確かに圧迫感のようなものは全く感じないのですが、どうにもポロッと落ちてしまいそうで不安になります。実際の所は少々頭を振ったりジャンプしたりした程度で外れてしまうことは無いのですけどね。

■ 設定変更はアプリ「PeatsAudio」から

「Air5 Lite」のアプリは「PeatsAudio」です。アプリを使わなくてもペアリングや基本的な操作は可能ですが、ファームウェアの更新やイコライザーのモード変更などには必要になります。もちろん無料。


ただ、「PeatsAudio」を利用するためにはメールアドレスの登録が必須となります。プライベートなアドレスに宣伝メールが来るのは嫌だという方は Yahoo! などのフリーメールサービスで適当なアドレスを取得するのも宜しいかと。

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iPhone の場合、ペアリングは「Air5 Lite」のケースの蓋を開けた状態でスマホの「設定」アプリから行います。「Bluetooth」の項目に「Air5 Lite」が検出されるのでタップして選択すらばOK。リストに表示されない場合は充電ケース底部のボタンを 3秒間押しっぱなしにしてみて下さい。

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「イヤホンを探す」という機能が追加されましたが、所謂 Apple の「探す」アプリと位置情報が共有できるわけでは無いようです。ただ、イヤホンから音を鳴らしたりすることが出来るので、落としてどこかに転がって行ってしまったといったような場合には発見出来る確率は上がるでしょう。

初期ファームウェアバージョンは「0.1.9」でした。1月24日の時点で「0.2.0」というファームウェアが用意されているのでさっさとアップデートしておきました(どこがどう変わったかは不明ですが)。

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聞こえ方を測定して最適なイコライザー設定を探してくれる「アダプティブイコライザー」という機能も用意されていますが、こちらに関しては私の場合は通常プリセットの「SOUNDPEATS クラッシック」が一番しっくり来ました。この辺りは好みもありますからね。

■ 「Air5 Lite」を使ってみて

「Air5 Lite」の操作方法は以下の通りです。付属の取扱説明書にも記載されているのですが、非常に分かりにくいので、整理しておくことにします。。電源の ON/OFF はケースへの出し入れで可能。

操作方法 左センサー 右センサー
1回タップ 音量ダウン 音量アップ
素早く 2回タップ 再生 / 停止 or 通話開始/終了
1.5秒ロングタップ 前の曲へ 次の曲へ
素早く 3回タップ ゲームモード ON/OFF 音声アシスタント(Siri 等)起動

「Air5 Lite」を工場出荷状態に戻したい場合は、イヤホンを充電ケースに戻し、ケースの蓋は開けた状態でケース底部のボタンを 10秒間長押しして下さい。ケースの LEDインジケーターが 白・赤 と 2回ずつ点滅すればリセット完了です。タッチセンサーの感度はまずまずといったところ。「LDAC」を使用したい場合は「PeatsAudio」アプリ上でマルチポイント接続をオフにして下さい。

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遅延に関しては、「ノーマルモード」ではとてもゲームをプレイ出来るような状態ではありませんが、「ゲームモード」を使用することで ” 音ゲー ” であってもほぼ問題無くプレイ出来る程度に改善されます(若干の違和感は残りますが)。「ゲームモード」使用時の遅延の公称値は 80ms とのことです。

また、同じく「PeatsAudio」アプリから「ムービーモード」を有効にすることでサラウンド効果がONになり、臨場感溢れる音場で映画視聴を楽しむことが出来るようになります(LDAC接続時は使用不可)。

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装着感ですが、ややイヤホンのサイズが小さいのか、ちょっと落っことしそうで不安になりますね。片耳 5g 以下と非常に軽量なのでそう簡単に落ちることは無いかとは思いますが、ランニングなど運動する際に使うのにはあまり向かないかなという印象です。

防水等級が「IPX5 相当」と一般的な TWS と比べて高めなので、使用後に軽く水洗いする程度なら問題無いかと思います。イヤホンを清潔な状態に保ちやすいというのは非常に良いことでしょう。

iPhone と iPad Pro の間で「マルチポイント接続」機能を試してみましたが、片方のデバイスで再生を中止してもう一方のデバイスで再生を開始するだけでほぼシームレスに音を再生するデバイスを切り替える事が出来るのは本当に便利です。

「インナーイヤー型」イヤホンである性格上、音漏れに関してはある程度の配慮が必要です。電車やバスでの移動時、公共の場などでは音量を上げすぎないよう注意した方が良いでしょう。車の走行音などの外音も充分聞こえるので、屋外で移動しながら使う用途にも向いていると思います。

「インナーイヤー型」のイヤホンは「カナル型」のイヤホン比較して遮音性が低く、音質的にも不利だという先入観があったのですが、音質の良さについては正直ビックリしました。高音部が耳に刺さるような感じもありませんし、低音に関してもよく出ていると思います。13mm という大口径バイオセルロース複合振動板の出力特性が優れているのでしょうか。

ノイズキャンセリング機能こそありませんが、定価ベースで 7,380円と非常に手を出しやすい価格帯の「Air5 Lite」。セールの対象になったり割引クーポンが発行されていたりすることもよくあるので、購入をお考えの場合はお得に入手出来るタイミングを見計らってみて下さいね!普段使いはもちろんのこと、ちょっとした贈り物なんかにもいいんじゃないでしょうか。





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