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フランスで帯状疱疹にかかり大変だった(現在も大変)レポート

現在進行形で帯状疱疹にかかっており、ヤバい痛みにのたうち回っている。気を紛らわせていたほうが痛みに耐えられるので、帯状疱疹になった過程や、フランスでどうやって病院を受診したのかを書こうと思う。

 

【1週間前】なんか胃のあたりが痛い

1週間前ほどから謎の胃痛に悩まされていた。常に右胸の下あたりが痛いのである。

ここらへん

その時はピリピリした神経痛というより、内臓の痛みというか内蔵周りの筋肉の痛みのような印象だったため、少し偏った食生活のせいで胃を悪くしたのだと思っていた。なので、お粥を作って食べたり、野菜を取ったりなどなるべくバランスが良い食事を食べて胃薬を飲んで様子を見ていた。

 

【4日前】どうやら胃痛ではなさそうと気づく

なるべく消化の良いものを食べて耐えていたのだが、ここらへんからちょっと体を動かすだけで右半身を中心にかなりの痛みを感じるようになってきた。食欲が減退したり吐き気はなかったので、どうやら胃が問題ではなさそうと気づく。ChatGPT等に症状を伝ると、胆のうに石でもできたのでは?という回答。しかしそんないきなり調子が悪くなるのか?私はタバコも酒もほとんどやらないので、なんとなく違う気もする。

 

【3日前】痛みが筋肉痛から神経痛に変わり帯状疱疹では?と気づく

ズシンとした筋肉痛のような痛みから、波があるピリピリとした痛みに変わってきて、どうやらマジでヤバそうと焦り始める。何かただ事ではないことが自分の身体で起きている気がして恐怖を感じる。このままフランスでのたれ死ぬんか俺?

症状から可能性がある病気を調べているうちに帯状疱疹である可能性に気づく。コロナ期に帯状疱疹にかかってしまい、仕事を続けられなくなるほど苦しまれていた人を覚えており、もしかして自分も帯状疱疹なのでは?思い至る。調べると帯状疱疹の前兆として胃痛があるらしい。これマジで帯状疱疹かも知れねえ。

www.aj-clinic.com

しかも帯状疱疹である場合、72時間以内に抗ウイルス薬を投与することが非常に大事で、後遺症が残ることもあるという情報にたどり着く。

ito-pain.com

怖すぎて草。後遺症とか絶対嫌なんだけど。どうしよう。

 

【2日前】必死で病院を探して予約

 

無保険で病院いけるんか?

さて、ここから必死で病院を探し始めるのだが大変である。私はまだフランスでの国民保険(セキュリテ・ソシアル)に加入できておらず、病院に行くなら無保険で全て支払わなければならない。パリで日本語が通じる病院としてアメリカン・ホスピタルという有名な病院があるのだが、めちゃくちゃ料金が高いらしい。あまりの痛さに構わず受診しようかと思ったのだが、マジで料金高いらしいから最終手段にした方がいいと妻に止められる。

 

フランスで1週間以内に皮膚科を受診するのは(ほぼ)無理ゲー

じゃあ皮膚科を受診しようと思いDoctolibという病院を探すアプリで探し始める。

Doctolibでは3日以内に受信できる病院、英語や日本語を話せる医者等をフィルタリングでき、非常に便利である。(日本語に対応してくれる病院はほぼないけど)基本、予約時に電話する必要もなくフランス語弱者である自分にも優しい。

しかし、皮膚科を受診するのは無理ゲーであると気づく。まずそもそもすぐ空いている皮膚科はSector 2以上である。(フランスでは病院の料金のグレードが決まっており、Secter 1, Secter 2, Sector 3と順を追って、料金が高くなる。専門医はベテランとみなされ料金を高くすることが許されているのでSector 2以上である場合が多い(と思う))Secter1の病院もあるらしいのだが、皆受診したいのでほぼ空いてない。ちなみに調べた限りSecter2の皮膚科の初診で100€くらいというのがパリでの相場っぽい。(国民保険や民間保険でお金が戻ってきて80€くらいになる感じ)

また、もう一つの無理ゲーポイントが、基本的に紹介状がないと緊急の場合であっても受診できないということである。後述する一般医(Médecine générale)を受診した後、一般医が専門医に見せたほうが良いという判断を下した場合に紹介してくれるようである。

 

一般医(Médecine générale)を予約する

もうとにかく誰かに診断してもらいたいと思い、必死で検索していると、まず一般医にかかるのが普通であると知る。しかもSecter1の一般医であれば一律35€で見てくれるらしい(国民保険に加入してあれば結構戻ってくるらしい)

www.obonparis.com

皮膚科じゃないのに抗ウイルス薬出してくれるんか?という疑問が起きるが、Perplexity(エビデンス込みで教えてくれるAI。マジ神)曰く処方してくれるらしい。

エビデンス付きで教えてくれるAI、Perplexity。フランス生活はこいつがいないと成り立たない。ChatGPTみたいに**マジ正解**みたいなふざけた態度ではなく、エビデンスを基に淡々と教えてくれるためとても重宝している。

一縷の望みをかけて家の近くの一般医をDoctolibで探す。Secter1であっても一般医であればパリでは多くの医者を当日、もしくは3日以内に予約することができ、Googleマップで評価も見ながら良さげな先生を選び、その日の夕方に予約した。

 

【1日前】一般医(Médecine générale)を受診

私が受診したのはこの先生。笑顔が素敵で優しそうだったのと、英語が喋れると書いてあったので選んだ。GoogleMapでの評価も3.7といい感じであった。(すぐ予約できるところは結構評価が低い所がおおい)

www.doctolib.fr

なるべく自分の症状を正確に伝えるために、現在の自分の症状と仮説をNotionで書いてフランス語に訳して持っていった。

お腹が痛い。熱はない。帯状疱疹だったらヤバいので教えてほしい等のことが書いてある。

病院に到着すると、待合室にも受付にも誰もいない。おいおい大丈夫かこれと思いながら待合室で待っていると別のムシューが入ってきて、同じように待合室で待ち始めた。これが普通なのかどうかわからないのだが、時間になるとドクターが患者を呼びに来るシステムだった。支払い等の対応もドクターが自分の部屋で行う。Secter1の安い一般医はそういうのが普通なのかな?わからん。

名前を呼ばれ、部屋に入って、用意したNotionの画面を見せた。AIで書いたの?と笑われたがなんとか意図は伝わったようである。なんでフランスに来たの?と聞かれUTCという大学院で勉強しているというフランス語で言うと先生も大学名を知っていたらしく少し打ち解けた雰囲気になった。なるべく分からないなりにもフランス語で話すように試みるというのが大事な気がする。今薬は飲んでいるの?と聞かれ、日本から持ってきた別の皮膚に関する薬を飲んでいると答えると見せてくれと言われたので実物を見せた。(慢性的に飲んでいる薬があるのなら持っていった方が良いと思う。)

帯状疱疹と思ってるみたいだけど発疹は出てるの?と聞かれ、見せると確かにこれは帯状疱疹っぽいねと言われ、抗ウイルス薬を処方してくれた。ここまで大体5分。おいおいおいおい、本当に俺は帯状疱疹なのか?なんかこう聴診器で見るとかないの?と思ったが、こちらはとにかく抗ウイルス薬が欲しかったためお礼を述べ、35ユーロを支払った。皮膚科に受診する必要はありますかね?と聞いたところ、「ありふれたケースなので必要はない」とのこと。

 

薬局で処方薬をもらう

体を引きずり、家の近くの薬局に向かった。男性の薬剤師さんに処方箋の紙を見せると、事細かに薬について教えてくれた。英語で。マジ神。日本にいつか行ってみたいらしく日本のパスポートを見せると「超美しいね」と感激してた。東京が舞台のワイルド・スピードを見ていつか渋谷に行ってみたいと思ったらしい。

 

処方された鎮痛剤は薬剤師さん曰く、オピオイド系の鎮痛剤で、クソ強くマジで普通にドラックらしい。あとでノージョブフドウ(旅系ユーチューバー)フィラデルフィア探索見たら手軽にオーバードーズする薬として言及されててワロタ。

処方されたオピオイド系の鎮痛薬、Tramadol L.P。一錠で10時間効く超強鎮痛剤でドラックレベルらしい。あんな5分ぽっちの診断でこんな薬処方して良いんか?という疑問は残るが選択肢が増えるのはありがたい。なんかフランスで処方される薬基本クソ強い気がする。日本には持ち込めなさそう。

本当に痛みが強い時にしか使わないほうが良いので、もっと弱い鎮痛剤も処方しておくね、と薬剤師さんの判断で薬を追加してくれた。本当に助かる。フランスの薬剤師はかなり権限を持っていて独立した存在らしく、こういうアドリブプレイもしてくれる。優しい。。。マジでありがとう。ちなみに薬は全部で50€ほどだった。あとでセキュリテ・ソシアルに入った時にキャッシュバックされるように証明書もつけてくれた。

 

【現在】痛みに耐えながらブログを書いている

昨晩から抗ウイルス薬を飲みつつ、適当に栄養がありそうな飯を食べつつ、寝ていた。とにかく本当にマジで痛い。約2分毎に腹にビリビリとした激痛が走る。あんまり体には良くないかなと思いつつもらった弱い鎮痛剤を6時間毎に飲んで耐えている。ただ、抗ウイルス薬が効いてきたのか少しずつ良くなっている感じはあるので、なんとか後遺症なく治る事を願うばかりである。今回始めて真面目にフランスで医療機関にかかったが、なんとか受診できた。やはり一般医が色んな薬を処方できる権限を持っており、まずは一般医にかかるというシステムであることを知れたのが良かったと思う。。はぁ。マジで痛え。本当にフランス生活大変。ひぃ~~~~。

 

以下追記

 

【3日後】徐々に回復

その後、右腹部だけでなく右手も痛くなってきたが今は落ち着いてきて、ようやく抗ウイルス薬が効いてきたのか、時間限度一杯に鎮痛剤(ドリプラン1000mg)を飲まなくても、ダルいながらも動けるくらいになってきた。昔から少し体調が悪くなると腹部や右手が痛みで疼くことがあったのだが、あれは発症まで至らないくらいに体内でウイルスが暴れていたのだと気づいた。やはり発症後なるべく早く一般医にかかるのがフランスにおける帯状疱疹対策には重要そうである。あとは後遺症が出なければいいが...




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