フランスに来てからというものなかなかランニングが習慣化できていなかった。今の家に引っ越してくるまで基本的にホームステイやAirbnb等で他の人と住んでいたのでやりづらかったというのと、洗濯を週一以上回すのが禁止されていたのでランニングウェアを洗濯できなかったためである。しかし今の家に越してきて制約がなくなり、ぼちぼち再開するかな~と思っていたところ、以下の「億までの人、億からの人」という本を読み、富裕層の共通の生活習慣として「早朝にランニング・またはトレーニングをする」というのがあると知った。(とてもおもしろい本だったのでまた改めて書評を書きたい)
「朝がいちばんいい」というのが間違いないなと確信したのは、出張先の香港のホテルに宿泊したときのことでした。そこでは世界中のいわゆる「偉い人」が集まる会議があったんです。 僕はいつものとおり、3:45に起きてホテル内のジムで走ってところ、部門のグローバルヘッドがジムにやってきたと思ったら、僕の隣のランニングマシンで走りはじめました。それからジムのドアが開くたびに、まだ早朝なのに偉い人が続々と入ってきて自分たちのトレーニングをスタート。世界のトップレベルの富裕層たちが三々五々集合して早朝からトレーニングをしているという光景でした。そこには「朝がいちばんいい」という彼らの共通した意見があり、みなそれぞれのルーティンを持っていたことを知りました。
田中渓. 億までの人 億からの人 ゴールドマン・サックス勤続17年の投資家が明かす「兆人」のマインド (pp.143-144). 株式会社徳間書店. Kindle 版.
ちなみにこの本の作者である田中渓さんは、毎日午前3時45分に起きて「25km走る」か「60km 自転車で走る」か「7000m泳ぐ」という習慣を365日続けているらしい。超人的である。しかもこのトレーニングを終わったあとに出勤するのがゴールドマン・サックスである。意味がわからねえ・・・。
というわけで影響されやすい私は、早速、毎日朝6時頃から6km走るようにしてみた。その結果、想像を遥かに超えて効果があったため今このブログを書いている。
めちゃくちゃ気持ちがいい
走り始めはめちゃくちゃ寒いのだが、2kmくらい走ると体が温まってきてめちゃくちゃ気持ちよくなってくる。早朝なので車も人も少なく走りやすい。まだ暗い中、ランニング中にポッドキャストとか音楽を聞いて、帰ってきた頃に朝日が登ってくると「今お目覚めか?俺は既に6km走って、英語とフランス語のポッドキャストを聞いたが?」という謎の優越感が湧き上がってくる。科学的にもランニングをすることで「しあわせホルモンのセロトニンが分泌されるので気持ちが安定する」「自律神経が整いやすくなる」などの効果があるらしい。実際、なんかよくわからん脳内麻薬的なものが分泌されて幸せになっているという感覚がある。ランニングは合法麻薬である。
ランニングコースを見つけるのが楽しい
走ってて楽しいランニングコースを見つけるのもランニングの醍醐味である。以下、私の自慢のランニングコース。


習慣に組み込みやすい
ランニングをするのにあたって、夜走りに行くのがいいのか?朝走りにいくのがいいのか?というのはよくある議論だと思う。私も両方試したが、ランニングを習慣化するなら朝のほうが良いと感じている。夜走りに行く場合、その直前まで仕事とかタスクに追われていることが多く、 走る前の段階で疲弊して意志力が低下している。結果、「走りに行かなきゃなぁ」と考えながらスマホいじっちゃったりして、結局走らないor遅い時間に走って生活習慣が乱れることが自分の場合は多かった。 その点、朝であれば、「朝起きた瞬間にとりあえず走りに行く」ということを決めておけるので安定して習慣化しやすいと思う。
なんか集中できる
朝ランニングに行くと、何故かわからんが午前中の生産性が上がる気がする。「億までの人 億からの人」にも以下のような記述があった。
早朝からトレーニングをした後は、仕事のメールをバンバン返し、意思決定すべきことはそこから午前中までにすべて片づける。午後は人に会ったり、報告を受けたりというインプットの時間。夕方になって、午前中に指示していたことがどうなっているかを聞いて、必要な意思決定をする。必要であればさらに指示を出して早めに帰宅する。後は自分の自由な時間に充てる。と、そんなふうに1日を有意義に過ごす人も多いです。田中渓. 億までの人 億からの人 ゴールドマン・サックス勤続17年の投資家が明かす「兆人」のマインド (p.144). 株式会社徳間書店. Kindle 版.
いつかやらなきゃいけないけど面倒くさいなぁと思っているタスクにも、朝走った勢いで午前中に取り組めるようになるという効果もある気がする。なんというか睡眠が人間に取ってのシャットダウン時間であるとするなら早朝ランニングはPCの立ち上げ作業に近い気がする。ランニングした後だとスッとタスクに取り組めるのである。
なので現在は、「早朝走る→午前中はダルいけどやらなきゃいけないタスク→午後は緊急ではないけどやっておいたほうがいいタスクや勉強」というような感じで一日を組み立てている。今のところはいい感じに回っている。
気をつけたほうがいいポイント
早朝に走るうえでいくつか気をつけたほうが良いポイントもある。
日中に寝ない
朝走ると当然のことながら疲れる。そうすると特に午後昼飯を食べ終わったあとくらいに眠くなることがある。そういうときも15分以上は寝ないことが大事である。長時間寝てしまうとその日の夜眠れなくなり、夜更かしに繋がり、結果、次の日起きれず習慣が途切れる。
十分な睡眠時間を取る
睡眠時間を削ってまで朝走るのはやめた方がいいと思う。せっかく上がったはずの生産性も寝不足により落ちるし、なんとか睡眠不足のまま平日を乗り越えても、土日に疲れが出て一日無駄にすることに繋がるので。
なるべく毎日走る
私も週3,4で走ろうと心がけて「月・水・金・土は走ろう!」とかやったことがあるのだが、間をあけてしまうと途端にだるくなり、「水曜に走れなかった代わりに木曜に走ろう!」とかだんだんと複雑になっていき結局習慣が途切れるということがよくあった。なので短い距離でも毎日走るのがいいと思っている。その代わり、疲労がたまらないように毎日ストレッチすることが大事である。
まとめ
マジで早朝ランニング最高なので是非やってみてほしい。偉そうなことを書いているが、私も毎年3月,4月頃までは高いモチベーションでランニングができていても、5,6月あたりから勢いが落ちて走らなくなるので、この記事を定期的に見て、なんとか早朝ランニングの習慣を続けようと思う。
実際に1ヶ月間ランニングを続けた結果↓