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アウディ、新型「A3シリーズ」日本初公開 マギーさん「A3とS3で乗り比べてみたい」

2021年4月21日 発表

A3 スポーツバック:310万円~642万円

A3 セダン:329万円~661万円

左からマギーさん、アウディ ジャパン 代表取締役社長フィリップ・ノアック氏

 アウディ ジャパンは4月21日、新型「A3シリーズ」を日本初公開するオンラインプレス発表会を開催。スペシャルゲストとしてモデルのマギーさんが登場して、新型A3の印象などを話した。

 オンライン発表会の会場は、東京渋谷に2020年8月にオープンしたホテル「sequence MIYASHITA PARK」4階のロビーカフェ「VALLEY PARK STAND」になり、新型「A3 スポーツバック」「A3 セダン」「S3 スポーツバック」の3台が展示された。

新型「A3 スポーツバック」「A3 セダン」「S3 スポーツバック」の3台が展示された

 発表会には、アウディ ジャパン 代表取締役社長フィリップ・ノアック氏、プロダクトマーケティングマネージャー ドミニク・ヴァーンズ氏が登場して新型A3について紹介。続いて、マギーさんが登場して、新型A3についての印象を話した。

[Audi A3] Press Conference / オンライン報道発表会

デザイン、サステナビリティ、パフォーマンス、デジタリゼーションを備えたプレミアムコンパクト

A3 スポーツバック

 アウディA3は初代モデルが1996年に誕生、第4世代となる新型A3は、スポーティなデザイン、高効率化されたエンジンと洗練されたサスペンション、よりデジタル化した操作系やディスプレイ、さらに高機能になったインフォテイメントシステムやドライバーアシスタンスシステムなどを採用して、全方位での進化を果たしたという。

 新型A3 スポーツバックとA3 セダンでは、新たなグレード構成として直列3気筒1.0リッターターボエンジン搭載の「30 TFSI」「30 TFSI advanced」「30 TFSI S line」、直列4気筒2.0リッターターボエンジン搭載の「40 TFSI quattro advanced」「40 TFSI quattro S line」、最高出力310PSのパフォーマンスモデル「S3」の6タイプをラインアップ。発売日は5月18日(40 TFSIモデルは2021年秋発売予定)で、価格はスポーツバックが310万円~642万円、セダンが329万円~661万円となる。

A3 セダン

 ノアック氏のプレゼンテーションでは、アウディA3は、初代からの世界累計で500万台以上、日本においては約11万台を販売して、アウディの主力モデルに成長したことを紹介。ノアック氏は「お客さまからの声として、革新的なデザイン、細部に至るまでプレミアムなアウディの高い品質、そして都会での使いやすさ、最後に実用性の高さを上げられています」とその魅力を話した。

 今回導入する新型A3についてノアック氏は「今日のアウディの価値であるバリューを備えています。つまりアウディらしいデザイン、そしてサステナビリティ、パフォーマンス、最後にデジタリゼーションです。これが新型A3の特徴となっております」と述べた。

新型A3のインテリア

 そして、新型A3シリーズではサステイナブルな取り組みを行なっていることが紹介され、「S line」の標準シートのクロス部分にリサイクルペットボトルを原料とした素材を採用したことが紹介された。

 具体的には1台分のA3のシートで、1.5L容量のペットボトル換算で最大45本分をリサイクルして使用。さらに、フロアカーペットなどにもペットボトル62本分をリサイクル利用。インテリア以外のコンポーネントも、断熱材や吸収材、ラゲージコンパートメントのサイドパネル、積載フロア、マットなどにもリサイクル原料が使用されているといい、アウディでは、生産する車両のリサイクル素材の割合を今後数年間で大幅に増加させる目標を掲げている。

 ノアック氏は「私たちは現状に満足することなく、Audi AGとしてもまたアウディジャパンとしても、よりよい未来に貢献するという目標を決して忘れません。私達はこれからもこの実現のために、美しいデザイン、デジタリゼーション、サステナビリティ、そしてインテリジェントなパフォーマンスに注力してまいります」との意気込みを語った。

マギーさん「コンパクトカーで300馬力以上あると、どんな走り出しなのか、どんなスピードで走れるのか、すごく気になりました」

 同発表会では、ノアック氏とヴァーンズ氏の商品概要説明に続いて、スペシャル・ゲストしてモデルのマギーさんが登場、新型A3について「スポーティさがすごく増したなと思いました。やっぱりこのフロントグリルの大きさだったり、カッティングラインとか、あとインテリアも先ほどに見させてもらったんですけど、すごくシャープ」との印象を語った。

 そして、シート素材にペットボトルを利用したリサイクル素材を取り入れていることについて、マギーさんは「なんか本当にお洋服でも、リサイクルなものを使った素材のドレスとか、ほんとTシャツだけではなくて、ドレッシーのものも作れるような時代にはなってきてるので、せっかく同じものを買うのであれば、地球環境のことを考えた素材でできたものは、ぜひ買いたいなと思うので、可能であればプラスチック、ペットボトルからできた素材、使ってみたいなと思います」と感想を話した。

 そうした、アウディのサスティナブルな取り組みについて、マギーさん「ここ最近、そういう生産過程までをちゃんと見るということが、すごく身近なことになったのかなって思いました。私の世代もそうだし1つ下の世代も、いま自分がこれから欲しいとしているものがどうやって作られてるのか、何かが犠牲になってないか、地球を破壊してないかっていうのが、そういう問題を考えることが身近になって、特にそのインターネットもあるしSNSとかでも簡単に情報が入る時代なので、そういう生産過程まで見て賛同できる企業のものを買ったりとかするというのは、すごく皆さん考えてることなのかな」などと話した。

S3

 一方で、ライセンスを取得するなどモータスポーツに関心があるというマギーさん、気になるモデルについてはパフォーマンスモデルの「S3」といい、「コンパクトカーで300馬力以上あると、どんな走り出しなのか、どんなスピードで走れるのかというのは、すごく気になりました。なので、A3とS3で乗り比べてみたいな」と、感想を話した。