ニュース

ブリヂストン、SUV専用タイヤ「ALENZA001」トレッド部に不具合でリコール

対象タイヤの販売店はすべて特定。購入者には直接連絡

2021年1月13日 発表

改善箇所説明図

 ブリヂストンは1月13日、タイヤのトレッド部に不具合があるとして、SUV専用タイヤ「ALENZA001(アレンザ ゼロゼロワン)」のタイヤサイズ235/55R20 102Vにおいて、計43本のリコールを国土交通省に届け出た。対象タイヤの製作期間は2020年10月29日~2020年10月31日で、製造番号「EJ M9 DHM 4320」の一部。

 リコール内容は、タイヤ成型機においてベルトカット装置の管理が不適切なため、当該装置の部品の一部が破損し、破損した部品がトレッド部に混入したものがある。そのため、そのまま使用を続けると最悪の場合、トレッドの一部が剥がれるおそれがあるというもの。

 改善措置としてタイヤサイド刻印を確認し、対象タイヤの場合は良品と交換する。不具合の発見は生産工場からの情報によるもので、不具合件数はなく、事故も発生していない。

 なお、対象タイヤを販売したすべての販売店を特定できていて、対象タイヤを購入したユーザーへ直接連絡をするとしている。

対象商品の確認方法