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自動車工業4団体が新型コロナウイルス対策支援の進捗まとめを公開

「新型コロナが終息した際に経済復興の牽引役となれるよう、各社必死の努力を続ける」

2020年5月29日 発表

自動車工業4団体 新型コロナウイルス対策支援の取り組み

 日本自動車工業会(自工会)、日本自動車部品工業会(部工会)、日本自動車車体工業会(車工会)、日本自動車機械器具工業会(自機工)は5月29日、すでに着手をしている医療現場などの支援に関する進捗を公開した。

 自動車工業4団体は、先だって行なわれた4団体合同会見において自動車業界として新型コロナウイルス危機の克服と復興に貢献していく決意を表明。現在、会員会社では、医療現場で必要とされる衛生用品の生産・提供、医療機器メーカーへの生産性向上支援、感染者輸送用車両の提供など、製造・物流面のノウハウや、グローバルに広がるサプライチェーンを活かし、できることへの取り組みが順次行なわれている。

 取り組み内容については、今回新設した「自動車業界新型コロナウイルス対策支援ページ」に掲載するとともに、今後も取り組みの幅を順次拡大のうえ、随時進捗を発信。加えて、各地域のニーズを把握のうえ、会員各社が持つ技術を活用して新たな支援に繋げるべく検討を進めているとしている。

 リリースでは、「医療現場をはじめ、新型コロナウイルスの脅威と闘っている方々のお役に少しでも立っていきたい」「自動車業界としての互助的な仕組みも取り入れながら、未来に向けて失ってはいけない技術・人財を守り、日本のモノづくり基盤を死守していきたい」という想いで、業界一丸となった取り組みを進めていき、「新型コロナウイルスが終息した際に経済復興の牽引役となれるよう、絶対に事業を止めず、経済活動を支えていくべく、各社必死の努力を続けてまいります」と述べている。

自動車工業4団体 新型コロナウイルス対策支援の取り組み