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ヤナセ、阿部慎之助二軍監督に「E200 アバンギャルド」をプレゼント。「2019 ヤナセ・プロ野球 MVP 賞(読売ジャイアンツ)」贈呈式

「メルセデス・ベンツで読売ランドに通います」と阿部氏

2019年12月19日 開催

「2019 ヤナセ・プロ野球 MVP賞(読売ジャイアンツ)」を受賞したセ・リーグの読売巨人軍 阿部慎之助二軍監督に、メルセデス・ベンツの「E200 アバンギャルド」が贈呈された

 ヤナセは12月19日、セ・リーグの読売巨人軍 阿部慎之助二軍監督に「2019 ヤナセ・プロ野球 MVP賞(読売ジャイアンツ)」を贈呈することを決定。同日、ヤナセ東京支店ショウルームにおいて、阿部氏にメルセデス・ベンツの「E200 アバンギャルド」を贈呈した。

 ヤナセ・プロ野球MVP賞は「読売巨人軍」「阪神タイガース」(順不同)が、レギュラーシーズン3位以上のチーム成績を収めた場合、もっとも貢献した選手に対し、チーム成績に応じてメルセデス・ベンツの車両が贈られる。これまでに、ウォーレン・クロマティ(1985年)、原辰徳(1988年)、桑田真澄(1994年)、松井秀喜(1996、1998、2000、2001)など、日本球界を盛り上げてきた選手たちが受賞してきた(敬称略)。

 2019年は読売巨人軍のレギュラーシーズン1位の成績に対して、メルセデス・ベンツ「E200 アバンギャルド」が贈呈されることになり、球団とヤナセの双方で選考した結果、阿部氏の受賞が決まった。読売巨人軍の表彰は2019年で31回目で、阿部氏は3度目の受賞となった。

会場では車両のアンベールとマスコットキーの贈呈が行なわれた
早くも運転席に乗り込み、思わず笑顔がこぼれる阿部氏
贈呈されたE200 アバンギャルド(BSG搭載モデル)価格は734万円

 阿部氏の受賞理由は「シーズン序盤から攻撃の切り札として存在感を発揮。6月にはプロ野球史上19人目の通算400号本塁打を達成。チームを精神的に支え、5年ぶりのリーグ優勝に貢献した」としている。

株式会社ヤナセ 代表取締役社長執行役員 吉田多孝氏

 贈呈式で登壇したヤナセ 代表取締役社長執行役員 吉田多孝氏は「何度か東京ドームに試合を見に行きましたが、阿部氏が登場すると、ジャイアンツファンは「きっと打ってくれる!」と期待に胸を躍らせ、敵チームファンは「ヤバい。打たれないでくれ」と願い、ドーム全体が沸くんです。プロ野球の醍醐味を感じさせてくれる貴重な存在です。次は二軍の監督を務められるとのことで、現役最後の年に贈呈できて感慨深いです。また、やがて阿部監督が育てた選手が一軍で活躍するようになるでしょうし、もしかしたら阿部監督が侍ジャパン(全日本チーム)の監督に就くかもしれない。そこで愛弟子が阿部監督のもとで活躍する。そんな未来がくることを期待して、指導者としての活躍をこれからもずっと応援していきたいと思います」と挨拶をした。

来季から二軍監督として本格稼働する読売巨人軍 阿部氏

 今回の受賞に関して阿部氏は「まさか自分がいただけるとは思ってもいなかったので、最初に聞いたときは冗談かなぁと受け取っていましたが、今日この素晴らしいクルマをいただけるとのことで、やっと実感してきました。ただ、このクルマをいただくにあたり……駐車場がなくて困っている現状です」と話すと会場に笑い声が響いた。

「しかし、いただくからには、しっかりと綺麗に乗って保管したいと思います。読売ランド(二軍の練習場)と自宅と、かなりの距離を移動することになりますので、大切に使わせていただきたく思います。来年は二軍監督として、自分も勉強の年になるかと思います。将来こういった素晴らしい賞をもらえる選手を育成できるよう、指導に励んで参ります」と感謝を述べた。

 また、メルセデス・ベンツのイメージを聞かれると「実は父親も昔ベンツに乗っていて、自分も幼少期の頃から乗っていたので、思い出がたくさんある存在」と幼少のエピソードも語ってくれた。

 授賞式の締めくくりには、ヤナセの吉田社長がピッチャーとなり、阿部氏がバッターとなる伝統の始球式が行なわれ、吉田社長の投球を阿部氏が豪快なスイングによりホームランで打ち返した。

授賞式の締めくくりに行なわれたヤナセ伝統の始球式
さすが剛腕スラッガーの阿部氏。初球で見事ホームラン
いきなりの特大ホームランでやや苦笑いの阿部氏
始球式の後は固い握手を交わして、今後の活躍を祈念した
会場となったのは芝浦にあるヤナセ東京支店ショウルームの一角。いつでもいろいろなメルセデス・ベンツに試乗することが可能だ