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SUPER GTとDTM、富士スピードウェイで「SUPER GT/DTM特別交流戦」11月23日~24日開催

2019年のDTM最終戦に、レクサス、ホンダ、日産が参戦

2019年3月29日 発表

2018年6月の「CLASS1」完成版公開共同記者会見。左からITR(Internationalen Tourenwagen Rennen e.V)のゲルハルト・ベルガー会長とGTアソシエイションの坂東正明代表

 GTアソシエイション(GTA)は3月29日、DTM(ドイツツーリングカー選手権)とSUPER GTのジョイントイベント「SUPER GT/DTM特別交流戦~日欧6メーカーによる史上初の競宴~」を11月23日~24日に富士スピードウェイで開催することを明らかにした。

 同大会は、2018年6月のDTMノリスリンク大会において、DTMの統括団体 ITR(Internationalen Tourenwagen Rennen e.V)のゲルハルト・ベルガー会長とGTAの坂東正明代表が出席した両シリーズ共通の技術規則「CLASS1」完成版公開共同記者会見の場で発表されたもので、今回の発表で大会名称、開催日と開催サーキットが決定した。

 また、併せて2019年のDTMシリーズ最終戦(第9戦)ホッケンハイム大会(ドイツ:現地時間10月4日~6日開催)に、レクサス、ホンダ、日産各社のSUPER GT GT500車両各1台が参加することも明らかにされた。

 ITR会長のベルガー氏は「SUPER GTとDTMによるジョイントイベント開催に向けて大きな一歩を踏み出したことを嬉しく思っております。これはGTAとITRのパートナーシップにとって画期的な出来事といえるでしょう。GTAの坂東正明代表ならびに富士スピードウェイの方々のこれまでのご尽力に感謝申し上げます。富士スピードウェイは世界的に知られた最新のサーキットで、SUPERGTとDTMのジョイントイベントにとって、まさにふさわしい舞台です」とコメント。

 また、GTA代表の坂東氏は「開催に向けて計画を進めてまいりましたDTMとSUPER GTによるジョイントイベントが、ここにようやく実現の運びとなりました。ベルガーITR会長はじめ、関係各位のご努力に心より感謝いたします。また、本計画に常に前向きに取り組んでいただいた富士スピードウェイの方々にお礼を申し上げるとともに、この記念すべきイベントを共に開催できますことを嬉しく存じます。残念ながら本計画スタート当初メンバーだったメルセデスがDTMシリーズから撤退しましたが、アストンマーティンが新たに参戦を表明し、日独メーカー6社という大枠が維持されることになりましたことはファンの皆様にも朗報と存じます」と述べている。

2018年6月の「CLASS1」完成版公開共同記者会見

2019年DTMとSUPER GTによるジョイントイベント開催概要

・大会名称「SUPER GT/DTM特別交流戦~日欧6メーカーによる史上初の競宴~」
・キャッチコピー「日欧統一の第一歩 歴史の目撃者となれ!」
・開催日:11月23日~24日
・開催サーキット:富士スピードウェイ

 なお、参加車両、レーススケジュール、レースフォーマットなどイベントの詳細については、改めて明らかにされる。