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スバルのゲレタク、安比を爆走!! 最大斜度17度の斜面を走破する「SUBARU ゲレンデタクシー」

スバル車&ミシュランスタッドレスの雪上走破性を体感

2018年1月20日~21日 開催

安比高原スキー場を舞台に開催された「SUBARU ゲレンデタクシー」。2017~2018年シーズン第2弾となる

 最近では“ゲレタク”と略して呼ぶ人も増えるなど、冬の風物詩となった感のある「SUBARU ゲレンデタクシー」。スキー場でスバルのSUVをリフト代わりに無料タクシーとして利用できるイベントとして2013~2014年シーズンにスタート(関連記事:菅平高原パインビークスキー場で、スバルのゲレンデタクシーに乗ってみた)。2017~2018年シーズンで5シーズン目を迎えた。

 今シーズンのゲレタクは、北海道 サッポロテイネスキー場でスタート。本記事で紹介する1月20日~21日の安比高原スキー場、2月3日~4日の栂池高原スキー場、2月17日~18日の苗場スキー場と4回の開催が予定されている。とくに苗場スキー場のゲレタクは、「SUBARU SNOW FES IN NAEBA」としてさまざまな併設イベントも予定されている。

 シーズン第2弾として開催された安比のゲレタクの目玉は、最大斜度17度という中級斜面が一部存在する約800mのコースとなっていること。当初、ゲレタクは上りのリフト代わりとしてスタートしたが、その面白さから下りを加えた往復乗車が可能となり、スキー場の特設ジェットコースターとして楽しむ人も増えている。スキーウェア、スノーボードウェアを着ずに乗り込む人も見かけるなど、スキーやスノボを楽しむついでではなく、ゲレタクだけを楽しみに訪れている人もいるという。

SUBARU GELANDE TAXI in APPI(上り)
SUBARU GELANDE TAXI in APPI(下り)

 用意されたスバルのSUVモデルは、2017年5月に発売された新型「XV」のほか、「レガシィ アウトバック」「フォレスター XT/X-BREAK」の3車種4モデル。各モデル3台、計12台がゲレタク車両としてスタンバイしている。

新型「XV」のゲレタク
TAXIならではのパーツ
スバルのSUVがゲレンデを走り回る

 全車スバルの4WDシステムである「シンメトリカルAWD」を装備し、ミシュランのスタッドレスタイヤ「X-ICE XI3」を装着する。一部のクルマには撮影用としてパナソニックのアクションカムが装備されているほか、全車にスーリー(THULE)のキャリアを装備。スライド機構を持つスキー・スノボキャリアの利便性をさりげなく訴求していた。2シーズン目から加わったTAXI行灯など、特別な飾りもの以外はノーマル仕様となっている。

安比高原スキー場らしい風景
右のテントが受付エリア
撮影エリアにあったゲレタクとミシュランマン。たすきがないためか、ミシュランマンの雰囲気が異なるかも
こちらは走行エリア
スキーやスノーボードは、スライド機構を持つスーリーのキャリアに取り付けてくれる
いざ、出発
ぐんぐん上っていく
この辺りが最大斜度とのこと。まったく問題なく上っていった
下りはジェットコースター感覚で楽しめる
クルマやタイヤもすごいが、雪道を安全にさりげなく運転するテクニックも見どころ。普段の職業とか積極的に質問してみよう。驚くようなことに……

 基本的な乗車方法は、受付近くに置いてあるゲレンデタクシー車両の前で撮影、その写真を「#ゲレンデタクシー」というハッシュタグとともにSNSにシェア、そのシェア画面を受付スタッフに見せれば乗車可能となる。午前、午後の2部制で開催されており、本記事は午前からお昼の休憩にかけてのものとなる。

 安比高原スキー場のゲレタクは、そのスキー場の規模の大きさからか人が途切れることなく乗り込んでいるのが印象的。ときおり「楽しい~」「面白い~」とか乗り終えた人からの歓声も聞こえるなど(乗り込んだ瞬間に「楽しい~」と言う人もいる)、ゲレタクは相当インパクトのある乗り物のようだ。

 ゲレタクのコースは安比のメインとなるセントラルクワッド(954m)沿いに設定されており、このクワッドリフトからゲレタクを見た利用客が、ゲレタク体験に訪れるという好循環も働いているようで、子供から大人まで本当n楽しそうに乗っているのが印象的だった。

スキー場のセンターハウス近くには、ゲレンデタクシーに合わせて各種ブースが出展されている
日本ミシュランタイヤのブース。各種スタッドレスタイヤを展示するほか、コーンポタージュスープを振る舞っている
最新のスタッドレスタイヤ「X-ICE 3+」。断面確認用パーツも用意
こちらは量販店などであまり見かけないウインタータイヤ「PILOT ALPIN PA4」。高速性能を重視する人に
サイプの実験ツールも用意。構造の違いで剛性が違ってくることを体感できる
昼休み前に登場したミシュランマン。スノーブーツがないが、雪上を頑張って歩いていた
ミシュランマンの人気は高く、ツーショットを撮る人も。ミシュランスタッフが手伝ってくれるので、気軽に声をかけてみよう
スバルは各国のスキーチームをサポートしている。もちろん日本もサポートしており、寄せ書きコーナーを設置
こちらはゲレタク車ではなく、チームサポートカー
一瞬受付かなと思ってしまうスバルテント
中にはスバルのスキー用品などが展示されていた。オンラインショッピング可能
こちらはキャリアでおなじみ、スーリーのブース
ゲレタクの告知。今後の予定についても紹介されている

 このゲレタクは安比で1月21日も開催されるほか、2月3日~4日の栂池高原スキー場、2月17日~18日の苗場スキー場と、北海道から徐々に南下している。スキー・スノーボードのハイシーズンに開催されるため、これからスキー場に行く予定があるならば、ゲレタクに合わせて予定を決めてみるのもありだろう。